青い追憶を辿りながら

ロックばんTV 「王子連合」

ご親切な方に「王子連合」がゲストだった『ロックばんTV』を録画したDVDを譲って頂きました(><。)。それ以外にも「ソロプロジェクトSP」まで録画して頂き、DVD『Kaleidoscope』には収録されていない、8月18日(土)の有明のLUKEさんを観ることができました。あまりの嬉しさに、PowerBookの前で涙しました。(←DVDプレイヤーがこれしかない…(^ ^;)。)

放送当時に書いた感想はこちらです。(別窓が開きます。)→ 2007/04/29(日)ロックばんTV 「王子連合」

KOJIさんのBlogで、王子連合のお誕生日会の写真を見ていたけれど、LUKEさんの顔と名前が初めて一致して、話している姿を初めて見たのがこの『ロックばんTV』です。聖飢魔IIのギタリストだったことも、聖飢魔IIが既に解散しているということも、このとき初めて知りました。

ロックばんTV

T; 高見沢さん L; LUKEさん A; Anchangさん K; KOJIさん

王子連合について

T 「始まりはいつだったのか。」
L 「うん。」
T 「ねえ。」
L 「僕とKOJIが誕生日が全く一緒なんですよ。んで誕生日が一緒ということで、イベントをやろうじゃないかという話が盛り上がって。それでギターを中心にした、インストものとかそいうものをやるライヴを一緒にやったんですよ。で、そんときにインストだけじゃつまらんだろうっていうことで、Anchangに来てもらって。そのなかで色々話をしていくうちに、僕ら王子好きだし会いたいよね。」
T 「嬉しいね。それはね。」
L 「で、そこからどうやって王子に会おうかと…。」
T 「こう辿ってったわけだ?」
L 「で、こう人づて、人づてで。」
T 「まあ、飲み会が始まったわけですよ。」

4人とも4月生まれ、A型だけど…

T 「LUKEはね。やっぱA型って感じがしてね。ギター弾き終わるじゃん。ず〜っとギター拭いてんの。なんで拭いてんの?ていうと『いや、これ拭いてるといい音が出るんですよ。』」
L 「拭くと乾燥して良くなるっていうふうに和田アキラさんが仰ってたの。」
T 「あ、そうなの?」
A 「本当ですか?」
L 「うん。」
A 「あ〜、はい…。」
K 「拭かなさそうなひとだもんね。」
A 「いや、ボク全然…すいません。拭かないで申し訳ないです。」
T 「俺も拭かないんだけど、それからローディーに拭かしてる、俺。」

ギターに対するこだわり

T 「我々はですね、ギタリストなんですけども。ギターに対するこだわりを聞こうかなと思います。LUKEなんかどうですか?」
L 「ギターですか?ギターは今…僕、持って来てるのはKillerというメーカーの。これいちおう僕のモデルなんですけど。」
T 「これはLUKEモデルなの?」
L 「そうですね。えらい、きったねーえな、これ。」
T 「拭いてないんじゃないか。」
L 「拭いてないね!」
T 「あ、拭いてないよこれー。」
K 「LUKEさん、ギター忘れて来たんですよ。今日。さっき大慌てでスタッフのひとが持って来て。」
T 「ほんとに?」
L 「持って来てくれ〜って。」
T 「あ〜。で、跡がついちゃったんだ。」

L 「これはですね。あれなんですよ。僕、硬い音が結構好きなので。え〜、メイプルという木をメインに。で、これはもうメイプルネックだし。貼りメイプルなんですよね、これ。センターがずっとメイプルなんですよ。かなりちょっと深めにジョイントしてあって。で、両脇がこれマホガニーになってて、表がまたメイプルが貼ってあるので、ちょっと色が違う。」

T 「そうするとどうなんの?」
L 「このへんがちょっとレスポールっぽいんですよね。ウィングの部分がマホガニーバックに、メイプルトップになって。ただセンターにこうずっと常にメイプルが入ってるので、レスポールなんかよりは硬め。でスケールがフェンダースケールってか長い方なので、レスポールとかよりはもう少し高音が出やすい。ていうか張りがある音になりやすいね。で、スリーピックアップ。これはもう完璧に見た目。僕、KISSが好きなんですよ。Aca Frechleyのあのカスタムとか弾いてるときのスリーピックアップって、かっこいいー。スリーピックアップ〜。」

T 「俺たち、スリーピックアップっていうと、なんかPeter Frampton…。」
L 「あ〜、そうですね。Framptonもそうですね。」
T 「細かいね。拘りが…。」
L 「で、フロイド・ローズで、ドロップDが簡単にできるやつ。」(ぴこ!ぴこ!)
T 「すごい。それ、使う?」
L 「すっごい良く使いますよ。僕ドロップDとか割と曲創んの好きなので。それでわざわざ…」
T 「あ、そうなんだ。」
L 「で、ワンボリューム、ワントーン。でこれがボリュームキャンセル。って感じ。」
T 「拘ってるな〜。」


この『ロックばんTV』は、高見沢さんの楽しそうな嬉しそうな、キラキラした優しい表情が一番心に残っています。そんな高見沢さんを見ていて、KOJIさんもAnchangさんも、そしてLUKEさんも、素敵な方達なんだろうなーと思ったのを覚えています。

高見沢さんのソロの後、CANTAのアルバム『流星と春の嵐』を聴かなかったら、こんなにLUKEさんが好きになることはなかったと思うのですが、やっぱり今でも『Kaleidoscope』ツアーのLUKEさんが忘れられません。LUKEさんの素晴らしいSupportへの尊敬と感謝の気持ちが、ずっと心のなかで温かく消えることなく残っています

(2008/05/10)