青い追憶を辿りながら

ロックばんTV

2007/04/29(日)

今月のロックばんTVは観覧者募集がなかったので、クリスマスSPのように別な場所で収録されたのかな?と思っていたら違いました。いつものスタジオでまずは高見沢さんがひとり、いつもの場所に座ってソロプロジェクトのお話から始まりました。

TBSラジオ「ロックばん」6周年と、BS-i「ロックばんTV」3周年を記念して、「忘れかけていた情熱や、新鮮さを思い出させてくれた」いろいろなゲストの方との共演を形にしたかった、というお話でした。(だったかな?)

今日のゲストは、高見沢さんと仲良しのギタリストが集まったという「王子連合」を代表して、LUKE篁さんとANCHANGさん、KOJIさんの3人がいらしていました。気心が知れていて日頃から飲み歩いているというだけあって、高見沢さんはいつもよりリラックスされているようで、終始ニコニコ楽しそうでした。

高見沢さんも含めて、皆さん全員が4月生まれのA型とのことですが、ギタリストとしては一緒に仕事をしてみると全然違う、というお話でした。
高見沢さんによると、LUKEさんは几帳面にずっとギターを拭いているそうです。
「乾いて音が良くなるんですよ。」
とのことで、高見沢さんは「俺は拭かせてる。」んだそうです。(^ ^)
KOJIさんに、「ギターなんか拭かなそうだよね」と言われてしまったANCHANGさんは、ず〜〜っとギターを弾いているんだそうです。(坂崎さんみたい…(^ ^))
KOJIさんは8小節を頭から入って、決してはみ出さないのだそうです。「ANCHANGは、2小節くらい後ろへはみ出すんだ。」とみんなで楽しそうに話が盛り上がっていて、高見沢さんソロプロジェクトのレコーディングの様子が垣間見えるようでした。

テイクは?

今回のアルバムは、ドラムとギターがとても速い、という話から、
高見沢さん 「あれ(ドラム)は透が叩いてるんだよ。」
LUKEさん 「僕が合わせて弾いた、高見沢さんのテイクはないんですか?」
高見沢さん 「ナイよ。」
LUKEさんはびっくりされてました。アルバムでは使わなかったということでしょうか。

高見沢さんに対して最初に持っていた印象と、実際にはどんな違いがあったか、という質問には、
LUKEさん 「よう喋りますなあ。」
ANCHANGさん 「イメージに近かったです。こちらから話しかけてはいけない、と思っていました。」
KOJIさんは、「木枯らしに抱かれて」の作詞・作曲をしたひと。曲を作るひとはもっと大御所みたいなひとだと思っていたら、こんな美しいひとで、高見沢さんにとても興味をもった。というお話でした。中学時代にはTHE ALFEEのコンサートにもいったことがあるとのことで、高見沢さんは嬉しそうでした。
「お前、いいヤツだな〜。」

LUKEさんに、「僕らにあったときには、どんな印象でしたか?」と聞き返されて、
「日本放送でアメを貰ったんだよ。」
ANCHANGさんのことは、「怖そうだな、と思ってた。ニワトリ生で喰っちゃう、みたいな。」
KOJIさんは、「天然だよね。俺が言うんだから間違いない!」

それぞれギターを持参されていて、ギターに対するこだわりを披露されていました。私には良く分からなかったのですが、高見沢さんはとっても興味深そうに聞いていました。ANCHANGさんは、
「形です!尖っていればいいかな、みたいな。」
ギターの表面に、マンホールの蓋みたいなデコボコがあって、
「踏んでも滑らないように…。」
とても面白い方ですね〜。

Heart Angel

「刺さりそうだな〜。」
と感心する高見沢さんに、「あれもぶつかりそうですよ〜。」とスタジオに飾られていたエンジェルギターを指さすANCHANGさん。

高見沢さんがエンジェルギターを持って見せると、あちこちにぶつけてしまって、
「見ている方がドキドキする…。」とハラハラ見守るANCHANGさん。(^▽^)

意外なことにKOJIさんによると、エンジェルギターはバランスがよくて弾きやすいんだそうです。貸してもらってライヴで弾いたときの写真を持参されていました。
「お前、Tシャツで弾くなよ!20代までだ。Tシャツ着てもいいのは。」
と言いつつも、高見沢さんは嬉しそうでした。

スタッフから頼まれた、とのことで、LUKEさんから高見沢王子にどうしても止めてもらいたいこと、として、
「高いアンプとかギター、買い過ぎです!」
「お前が悪いんだよ。いいアンプ持ってくるから、俺も欲しいな〜〜、なんて。エンジェルギターは座って弾けないしね。(←?)」
お茶目な言い訳に笑ってしまいました。(^▽^)

マンションが買えてしまうじゃないですか、といろいろ言われて、
「それくらいしか楽しみなことがないんだよ〜。」
女性と同じでそれぞれ色も音も違って、全て制覇してみたいくらいお好きなのだそうです。(ん??)

今日のロックばんTVは観ていてこちらまで楽しくなり、高見沢さんのソロアルバムがとても楽しみになりました。「バンドを続けるのに大切なのは、ひとが良いこと。」と今までも何度か高見沢さんが話されていましたが、ゲストの皆さんはとても良いひとなんだな〜、というのが伝わってきました。
最後にちらっとソロアルバムの新曲が流れてて、「Endless Dream」という歌詞が聴き取れましたが、スピード感溢れていて、高見沢さんが歌っているとは最初分からないほどイメージがTHE ALFEEとは違っていました。アルバム発売が増々楽しみになりました。

(2007/04/30更新)