青い追憶を辿りながら

2009/09/13(日) Zepp Tokyo

ZEPP TOKYO

Set List

  • VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
  • 白夜 〜Metal Byaku-ya〜
  • Endless Dream 2007
〜〜ご挨拶〜
  • O.Z.Y
  • 禁断の果て
〜〜MC〜
  • One Way Love
  • 愛の偶像(ラブ・アイドル)
〜〜MC〜
  • Berlin Calling
  • Techno Glamorous ('59 LP Standard)
  • 千年ロマンス
〜〜MC〜
  • 恋愛論理
  • 悲劇受胎 2009
  • 月姫
  • Kaleidoscope
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん
アンコール 1
  • へびめたバケーション〜筋トレ編〜
  • 長い髪の少女
  • 六本木心中
〜Drums Solo〜
  • アタックNo.1
  • 鉄人28号
  • ヤッターマンの歌
アンコール 2
  • 逢いたくて
  • 真っ赤なウソ
〜メンバー紹介〜
  • VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
アンコール 3
  • Song For You

たれみみの思い出

高見沢さんソロのファイナル、ZEPP TOKYOに行ってきました。夏が戻ってきたかのような良いお天気でしたが、今度こそ本当に夏も終わりです。

ZEPP TOKYOの高見沢さんは、めっちゃくちゃ弾けてました(^^)。ライヴハウスがすっかりお気に入りみたいですね。ライヴの流れは渋谷C.C.Lemonと同じでしたが、ファイナルならではの出来事を忘れないうちに書いてみます。

‥。‥゜。‥

この日のLUKEさんは1曲目、『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』の最初の方で、唇をぺろりと舐めてみせました (=´`=)。誘うような眼差しで。

ZEPP TOKYO

おぉっ!ライヴハウスではやはり、妖しい魅力全開になるのか?!と思いましたが、これだけでした。去年の広島クアトロが夢のよう…。

でもLUKEさん、渋谷2日目みたいに笑顔をいっぱい魅せてくれました。確か『O.Z.Y.』では、くるくる3回転くらいしてたし、アンコール2最後の『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』では高速ターン。大歓声@左サイド。

LUKEさんのギター、ちょっと訂正。後半はずっと焦げ茶色のと書きましたが、『六本木心中』ではトワイライトを使っていらっしゃいました。

ただステージが狭いからか、『O.Z.Y.』でのKOJIさんとの立ち位置交換はなく、渋谷初日みたいにKOJIさんが左サイドに来て、LUKEさんと並ぶこともありませんでした。ちょっと寂しい…。


『One Way Love』の前だったかのMC。初日からの「血が騒ぐ」お話が続いていました。

T「LUKEは、”かすみちゃん”にドキドキしてたんだろ?」
L「…”かみちゃん”です。」
畏まった表情で真面目に訂正するLUKEさん。高見沢さん、照れ笑い。
T「おれってそんなもんなんだ。」(←記憶力が?)
L「メールが来てしまいました。」

ライヴのMCで名前が出たというお話が、巡り巡ってご本人の旦那さんを通じて、”かずみちゃん”の耳に入り、なんとメールが届いちゃったのだそうです。
L「聖飢魔IIを撮ってくれてた日本テレビで、名刺を交換して…」
T 「名刺なんか持ってるんだ?!」
L「あちらは社会人で、もう立派な大人でしたから。こっちは音楽始めたばかりの子供で…。」
T「子供じゃないだろー。」笑う高見沢さん。

T「それでどうかなっちゃったりするんじゃない?」(…だったかな?)
高見沢さんが冷やかすと、え??って空気が場内に流れました。旦那さんがいらっしゃるようですが…。
T「でも人妻って他人(ひと)のものだからなぁ。どうする?『禁断の果て』になっちゃったりして。」
ひゅ〜ひゅ〜@フロア。戸惑ってるのかな?LUKEさん (´▽`;)。抵抗せず笑ってました。


T「LUKEが最初に買ったレスポールはどうした?」
L「ちゃんと家にあります。」
T「レスポール買った時と、オレと初めて会った時と、どっちが血が騒いだ??」
LUKEさん、破顔。ひと呼吸置いて、
L「王子に会ったときに決まってるじゃないですかー。」
もう、困ったひとだ〜って感じに笑ってくれました。

L「あの有楽町の日本放送で…当時はまだそこにあって。まだ聖飢魔IIに入ってすぐの頃だったので、タレント全部呼び捨てでした。『おい、高見沢だよ〜〜。』って。」
T「そこでアメ貰ったんだ。」
L「なんとかお近づきになりたくて…。それきりでしたけれどもね。」
T「オレね、意外とそういうの忘れないんだよ。鶴の恩返しみたいに。たった一粒のアメがこうやって何年も経って…。」
このあたりで、すでにKOJIさんがちょっとソワソワ :*:・( ̄∀ ̄)・:*:。

打ち上げでKOJIさんが、「結構良いワインを差し入れてくれた。」と高見沢さん。
高見沢さん「みんなで飲んじゃったけど…。でも俺はそんなのじゃなくて、メタル、メタルだるまが欲しいなっ!」
高見沢さんは、去年貰えなかったメタルだるまの一件をまだ引きずっていらっしゃいました(^^)。

腰に手を当てて、「ほぉっほぉっほぉっ。」と笑うKOJIさん。
高見沢さん「余裕の表情だな、お前〜。」
KOJIさん 「渋谷で”有耶無耶”だって言われて、傷ついた1週間を過ごしてきて…。今日は汚名返上しようと、メタルだるまを用意してきましたっ!!」
「ちょっと待って下さい。」と後ろを向いて、アンプの上をごそごそ。

なんと本当にKOJIさんから、メタルだるまが献上されました。(ホント小さい…。)
高見沢さん「1年越しでKOJIから、メタルだるまを貰いました〜〜。」
KOJIさん 「それ鈴になってるんです。」
マイクの傍でちりちりんと鳴らしてみせる高見沢さん。
高見沢さん「おれ、これ気に入っちゃった〜♪。」
KOJIさん 「身につけると、王子がどこにいても見つけられます♪。」

…無邪気に、結構大胆なことをおっしゃいます、KOJIさん。たかみーネコに鈴…(^^)。高見沢さんは嬉しそうにギターのペグ(?)のところにかけようとして、かからなくて、ペットボトルの傍にそっとメタルだるまを置いてました。

去年からず〜っと続いていたネタに、やっとオチがつきました。
「KOJIに拍手〜〜。」
と高見沢さん。大きな拍手に嬉しそうだったKOJIさん。高見沢さんのために…ちょっとじ〜〜んとしてしまいました。


『恋愛論理』の前のMC。四字熟語がお好きだと高見沢さん。

T「LUKEを四字熟語で表すとね…何だろうな。」
LUKEさんの方を向き、ちょっと考える高見沢さん。両手を少し開いて胸を張り、良い子に次の言葉を待つLUKEさん。
T「…『馬耳東風』。意外とひとの言う事、聞いてないんだよな。」
LUKEさんは否定できず、おっきなお口で笑ってました。

T「LUKEが思い浮かぶ四字熟語って何?」
L「そうですね。やはり日本人なので、『春夏秋冬』。」
ほおぉ〜〜@フロア。
T「さすがっ!フォークの神様。」
高見沢さんは、LUKEさんをからかいたくて仕方ないのでしょうか (´▽`)。困った方です。LUKEさんはもう言われっぱなしで、ただただ笑ってました。

アンコール1

アンコール1の『へびめたバケーション!〜筋トレ編』では去年のように、曲の途中でヘドバン強化練習がありました。

まずは昨日お財布を拾ったひと。誰もいなかったので、周りを見渡してキョロキョロしている観客を楽しそうに見ている高見沢さん。「そんなヤツ、なかなかいないかー。」と、続いては「男だけ。」そして「じゃあ、次は女子だけで行ってみよう!」

私も頑張ってヘドバンしましたー。そしてヘドバンしながら高見沢さんを見てみたら、高見沢さんは女子と一緒になって、一番楽しそうにヘドバンしてました。

それからはKOJIさん→LUKEさん→量さん&ただすけさん&太郎さんの3人。KOJIさんは、最初は普段通りのヘドバンをしてて、途中からはANCHANGさんみたいに頭をぐるんぐるん回転させたので、大きな歓声が起こってました。

LUKEさんも広い会場でたくさんのひとの視線を浴びて一人だけでヘドバン。とてもとっても格好良かったです。最後は後ろを向きながら、ふう〜って感じに、わざとよろけてみせてました。カワイイ!!

「最後は俺がやってみるからなー。」(だったかな。)
なんと王子御身ずからお一人でヘドバン。綺麗な髪をばっさばさ。サングラスが飛んでしまってました。
「メガネがふっとんだーー。」
と笑っていたその後ろで、素早くローディーの”みかみさん”がサングラスを拾い上げ、ドリンクの傍に置いてました(^^)。こんな高見沢さん、初めて見ました。


『アタックNo.1』では、ダンベルで遊んでいたと思ったら、ZEPPではなんとバーベルまで持ち出してました。何か足元から、ぐぐぐ…と重たそうに持ち上げたと思ったら…。重そ〜〜に片手でバーベルを持ち上げたので、後ろではKOJIさんがギターを弾きながら笑ってました。バーベル片手に歌う高見沢さん、とてもお茶目でした。

『ヤッターマンの歌』ではLUKEさんはこの日も”わんこそばギター”で、最後にはギターを高く掲げ、舌を出して蕎麦つゆを飲む仕草をしてました。

アンコール3

アンコール2が終わると、割とあっさりと皆さん退場されてしまったので、あれ〜〜??と思っていたら、熱い手拍子が鳴り止まないなか、全員で再登場してくれました。全然予想していなかったので、本当に驚きました。

そして最後の曲は『Song For You』。歌いながら高見沢さんは、途中で声を詰まらせる場面があり、眼がキラキラ輝いていました。歌い終えると、マイクを握りしめた両手に顔をうずめるようにして、しばらく動きませんでした。大きな大きな拍手のなかで。

ギターの出番は少なかったけれど、LUKEさんの美しいギターがもう一度聴けました。

ZEPP TOKYO

最後は主役の高見沢さんを残して、左手を挙げて挨拶しながら優しい笑顔でそっと退場するLUKEさん。LUKEさん、LUKEさん。本当にお疲れさまでした。

高見沢さんはあちこちへお辞儀をして、マイクなして大声で、「最高ーーっ!」「また来いよーーっ!」(かな?)と声を掛けてくれました。そして両手で投げキス。

‥。‥゜。‥

今年はソロツアーがあったことよりも、3年連続でLUKEさんがサポートをしてくれたことの方が、正直意外でした。もしかしたらこれが最後かもしれないと、高見沢さんと同じステージに立つLUKEさんを、心に焼き付けました。

『O.Z.Y.』では太郎さんにちょっかい出したり、大きく手拍子したり。あとどの曲だったか、高見沢さんがいる一段高くなったところに、左足をのせてギターを弾いてました。おぉーっ!カッコいいー (ノ´▽`)ノ。その後は3人並んでギター。初日とは違って、躊躇うことなく高見沢さんの傍へ (=´`=)。

LUKEさん、LUKEさん。楽しかったかな〜。レコーディングが気がかりなのか、今年は弾けまくってるって感じではなかったけれど、楽しんでくれたのなら嬉しいな。

3年連続で高見沢さんのサポートをしてくれたLUKEさん、本当にお疲れさまでした。秋にはCANTAのアルバムリリースや全国ツアーもあるし、これからはCANTAのステージで輝くLUKEさんを、たくさん見たいです。

。。‥○゜。。‥☆゜。。‥○゜。。

この年のTakamiyソロで聴けて嬉しかった曲は、なんといっても『Berlin Calling』と『逢いたくて』。

アルバムリリースから18年目にして、初めてライヴで聴けた『逢いたくて』・゚゚・(´□`。)・゚゚・。。あの頃はネットもなく本当に情報に疎くて、ライブにも行けなかったし。それだけに、今以上に高見沢さんと自分を繋げていたのは、純粋に音楽だった気がします。抱きしめるようにして聴いたCD、『主義-Ism』。今でもそのCDは、手にとるだけで切なくなります。

ソロアルバムが、というよりあの頃のアルバムはみんな宝物です。『夢幻の果て』(1995)を最後に、THE ALFEEから、というか音楽から遠ざかるようになりましたが…。そして今は、複数枚購入が当たり前になり、iPodに取り込めばもう、手にすることもありません。一度も聴いていないCDもあります(汗;)。18年の時の隔たりがあるせいか、特に『主義-Ism』の曲を聴くと、10代の頃の、今よりもっとひた向きだった自分を思い出します。はは…(;´▽`A``


あと今回のNew Singleでは、とにかくもう『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』が大好きです。

初めに動画投稿サイトでPVを部分的に一度観ただけで、曲が耳に焼き付きました。切ない歌なのに、どことなく明るい曲調で、それがかえって切ない。高見沢さんの歌声を聴いているだけで、うずくまって泣きたくなってしまいます。高見沢さんの声が好きなんだなぁ…としみじみ思いました。

オープニングがこの新曲だったので、おそらくANCHANGさんを迎えてアンコールでもう一度聴けるだろうと思っていたから、予想どおりだったときはとても嬉しかったです。

あとは『恋愛論理』にはビックリしました。アレンジはTHE ALFEEとほぼ一緒だったのでしょうか。違和感は全然ありませんでした。今年のソロは新曲は1曲だけで、カバー曲が多かったし、新鮮味はあまりなかったかもしれませんが、アニメの曲とか、高見沢さんがやりたいことをとにかく寄せ集めた感じで、楽しいライヴでした。


MCで高見沢さんが、『Kaleidoscope』というタイトルでのツアーは、今年で最後になると仰っていたので、もしまたソロがあるとしたら、今度はガラッと内容を変えてくるのかもしれません。でもその前に、きっときっとTHE ALFEEのアルバムリリースがありますね♪。ソロライヴでたくさんの情熱Bloodを吸い尽くして、どんなアルバムになるのか、今からとても楽しみです。

(2009/09/15、09/20のAmebaブログより 2016/09/06 更新)