2011/04/16(土) 宇都宮市文化会館
Set List
- Zipangu
- 冒険者たち -Beyond the Adventure
- NEVER FADE
- Change the wind
- WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-(Progressive Rock Arrange)
- Beat Pop Generation
- 二人のSEASON (Hard Rock Arrange)
- Journeyman
- Lifetime Love
- 哀しみの泉
- Let It Go
- Wake Up 〜Goodbye 20th century boy
- 希望の鐘が鳴る朝に
- 祈り
- GATE OF HEAVEN
- SWEAT & TEARS
- やすらぎをもとめて(少しだけ)
- タンポポの詩
- 愛こそ力 〜Power for Love〜
- ロックンロール・ナイトショー
- ロックンロール・ファイティングマン
- 閃光
- 星空のディスタンス
- I Love You
- 生きよう(新曲)
たれみみの思い出
4月16日(土)、THE ALFEEの宇都宮市文化会館に行って来ました。散り際の桜がひらひら、暖かく良いお天気でした。
ところが当日の午前11時頃、栃木県を震源とする震度5弱の余震があり、一時新幹線も宇都宮線も止まってしまいました。よりによって今日この日に…と、正直かなり動揺しました。
でも会館に行きグッズ売り場に並んでいると、
「この建物は大きな地震にも耐えられるように造られております。」
こんな感じのアナウンスが繰り返されてました。コンサートが始まると、坂崎さんも最初のMCで昼間の地震に触れ、
「地震があったらすぐスタッフが出て来て(誘導を)ちゃんとしますんで、大丈夫ですからね。」
こんな風に真っ先に言ってくれました。
コンサートは定刻通りスタート。ステージに立つ3人を見たらもうたまらなくて、感激!!という言葉以外ない感じでした。宇都宮に来てくれてありがとうありがとう。
オープニングから坂崎さんはニコニコ。後ろ髪がカールしててカルガモみたいで可愛かったです。
本編前半ではNew Single『Let It Go』のカップリング曲、『WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-(Progressive Rock Arrange』と『冒険者たち -Beyond the Adventure』、『二人のSEASON (Hard Rock Arrange)』が立て続けに演奏され、アレンジが大きく変わったところで観客席全体に戸惑った空気が流れると、それが楽しいみたいでフロアを見渡して笑ってました。

アレンジを変えて演奏されるのはライヴでは珍しいことではないので、少しノリづらかったけれど特に抵抗はなかったです。
『Change the wind』
おそらくライヴで初めて聴きました。しばし客席でぼ〜〜ぜん。桜井さんが格好良過ぎて
坂崎さんのMCで呼び込まれた桜井さん。桜井さんが深々とお辞儀をすると熱い熱い拍手が鳴り止ませんでした。たくさんの歓声と温かい掛け声に、みんなこの日を待っていたんだ〜〜って感じがしました。
本当に”おさる”って掛け声があったのかどうか…(^m^)。
坂 「日光猿軍団なんてありましたね〜。」
桜 「それどういう意味ですか?」
坂 「いやその。」
桜 「一緒にしないで下さい。……あんなに頭良くありません!」
爆笑@フロア。
「この話イヤだな〜〜。」
マイクの位置を直しながら苦笑いの桜井さん。日光東照宮に行ったけど眠り猫に気付かず素通りしてしまったお話とか、栃木県といえば”かんぴょう”ってこんなに大きいのを削って干すんですよね、とか地元ネタでファンサービス。
「眠り猫見たかったの?うちにいっぱいいるよ!」
桜井さんのお話にとぼけた茶々を入れる、相変わらずの坂崎さん。
お二人で盛り上がってたので、その後呼ばれた高見沢さんは開口一番「早く呼べよっ!」と怒ってました。
「呼んでもすぐ出てこないときだってあるでしょ?」
って桜井さんに言い返されると、
「…そんなことないよぉ〜〜。」
少し戸惑った顔をして言い返す高見沢さん。やっぱり桜井さんの逆襲には弱いのかな (^m^)?
宇都宮でも恒例の”髪の毛ネタ”が出て、坂崎さんの長めの前髪が時々右のこめかみ辺りでパックリと横分けになるのが気になったらしく、桜井さんがMCの途中で何度かからかってました。
「お前、その前髪なんとかしろよ〜。」
桜井さんが笑うと、頭をふるふるして前髪を振る坂崎さん。
「どうなってるの?」
聞きながら坂崎さんが高見沢さんの傍へ寄ると、覗き込んだ高見沢さんがさらっさらっと前髪を撫でて整えてあげてました♪♪

たぶん左側から坂崎さんを見ていた高見沢さんは、桜井さんが何を面白がってるのか分かっていなかったんじゃないかと思います (´▽`)。
「宇都宮といえば、楽屋にいつも餃子がある。」
と坂崎さん。「(ライヴが)終わったら食べる。」とのことでしたが、高見沢さんが言い出したのか、
「餃子何個(口に)入る?」
ってお話になりました。
「最近大食いですからね〜。」
坂崎さんに言われると、特に反論せずに客席の方を見て笑っている高見沢さん。
なんかすっごい可愛かったです。本編の4曲目までとアンコール1ではサングラスをされてたので、ちょっとガクーッ↓↓だったのですが、その他では外してくれていたので嬉しかったです〜o(=^^=)o
「ねぇねぇ、食パンは何枚入る〜?俺ね…」
楽しそうに高見沢さんがこんなことを言うと、さすがにえっっ!?って顔をする坂崎さん。
「お前は”何枚”じゃなくて”何斤”だろ〜〜。」
桜井さんが食パンを丸かじりするジェスチャーをして高見沢さんをからかうと、
「そんなに大きくないよっ!」
と言い返す高見沢さん。
「高見沢はどっちかっていうと食パンじゃなくてコッペパンじゃない?」
坂崎さんがこんなことを言うものだから客席は大爆笑。
坂 「今、みんなの頭のなかには絵が浮かんでますね〜。」
コッペパンをくわえる高見沢さん…。
みんなで大笑いしているので、なかなか次の曲へ繋げられない坂崎さん。
坂 「『そんなわけで』って言っちゃダメなんだよね?」
高 「ダメ!」
坂 「じゃあ、みんなで深呼吸してみましょうか?はい、吸って〜〜〜、吸って〜〜、吸って〜〜。」
隣りでは桜井さんが律儀に吸っていて、だんだん上体が仰け反って苦しそう。高見沢さんは下を向いてギターをぴよよ〜〜〜ん♪と鳴らしていました。
坂 「なんだよそれ〜?」
高 「吸う音。」
坂 「吐く音は?」
さらにギターでぴろ〜〜〜ん♪と音を鳴らす高見沢さん。すると後ろで桜井さんがギターの音に合わせて、幽霊のような動きをして踊りだしました(ベース省略)。
笑いが全然収まらず、坂崎さん困っちゃってました (^▽^)。
〜高見沢さんのMC〜
「『愛してると叫んでみろ!』なんて桜井に言われたら、うっかり『愛してる。』って言いそうになっちゃうな〜。」
ひゅ〜〜〜ひゅ〜〜〜@フロア。
高見沢さんのMCでは「I Love You」について、「愛してる。」っているとちょっと生々しいけど、「I Love You」はもう少し言いやすいし、愛してる以外にも大切に思う気持ちとか、いろんな意味がある気がする、そんなお話がありました。
「ギターにI Love You、マイクにもI Love You♪ ピックにもI Love You♪♪」
はしゃいでいる高見沢さんを見つめて苦笑気味の桜井さん。

「I Love You♪」
高見沢さんが桜井さんの方を見ると、桜井さんはゆっくりとマイクに歩み寄り…

この微妙な間とツッコミがすっごい可笑しくて大爆笑でした。
「なんだよ、それ〜。」みたいに高見沢さんが膨れると、
桜井さん 「マイクにもI Love You、ピックにもI Love Youって…ウザイんだよ。」
高見沢さん「ウザくないよ、ねえ?…みんなにI Love You♪」
観客席に両手を差し伸べる高見沢さん。
桜井さん 「みなさん、正直に言っていいんですよ。」
高見沢さん「ウザイなんてみんなに失礼じゃないか〜〜。」
桜井さん 「みんなに言ったんじゃないよ。お前に言ったんだよ。」
爆笑@観客席。
「ちぇえ〜〜っ!」
そっぽを向いて膨れる高見沢さん。珍しく言われっぱなしで拗ねてて可愛かったです。
MCは本当に楽しくて、久し振りに心の底からたっくさん笑いました。顔とお腹が痛くなりました。メンバーもお互いにけなし合ってはしゃいでて、とても嬉しそうでした。
Set Listは、私の願いが高見沢さんに届いたの?と本気で思いました。しばらく音楽を聴く気になれなかった後に久し振りに聴いたのがTHE ALFEEで、繰り返し聴いていた曲を何曲もライヴで聴けて感激でした。
1曲1曲にメンバーからのエールを感じました。
アンコール1
『ロックンロール・ナイトショー』
花道に高見沢さんーーー!!続けて坂崎さんも。ハーモニカを吹いてた坂崎さんは、吹き終わるとニコニコしながら後ろを振り返り、ハーモニカをソデのスタッフへぽーーーんと投げました。
アンコール2
最後には高見沢さんから、
「ツアーを始める前は色々あったけれど、今こそ心から言えます。やって良かったです!」
今日はみんなから押し寄せる力がすごかった!と、みんなが待っていてくれてるのをすごく感じた、とそんなお話をされました
「いろんな意見があって当然だと思います。こういうときは音楽って真っ先に切り捨てられてしまうかもしれないけど、こんなときだからこそ音楽が持つ力を信じたいと思います。」
迷いながらメンバーでも話し合って、曲を組み立てて…確かそんなことも仰っていました。
不安や迷いもあったのだと思いますが、高見沢さんの力強い言葉に手応えを掴んだのかなと思いました。
『生きよう』(新曲)
高見沢さんの衣装は黒尽くめ。シンプルな黒いシャツの胸元もきっちりとボタンをとめていました。
‥。‥゜。‥
東日本大震災直後の春ツアーでした。あれからもう5年が経ちました。
書ききれない思いがあったのか、ずっと書きかけのまま残っていたレポが出てきました。今となってはあのときの気持ちを全て思い出すことはできません。そのままUPします。
(2011/04/17のDiaryに加筆 2016/09/04 更新)