2008/05/11(日) 宇都宮市文化会館
Set List
- 孤独の美学
- 真夜中を突っ走れ!
- GATE OF HEAVEN
- 悲しみをぶっとばせ
- 恋人になりたい
- 暁のパラダイスロード
- あなたの歌が聞こえる
- Wonderful Days
- SAVED BY THE LOVE SONGS
- 愛の鼓動
- ONE LOVE
- Nouvelle Vague
- LOVE
- 確かにFor Your Love
- Lifetime Love
- It's For You 〜 挽歌
- FOR THE BRAND-NEW DREAM
- D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
- メリーアン
- 星空のディスタンス
- 明日なき暴走の果てに
- ALWAYS
たれみみの思い出
気温がぐっと下がり、時折雨がパラつく寒い日となりました。今日は地元、宇都宮餃子雷舞!車で見慣れた街を走っていたら、宇都宮市文化会館の裏口に、ツアートラックがどーーん!と勢揃いしているのが眼に入り、思わず感激(>▽<)。やっぱり自分が育った街にTHE ALFEEが来てくれるというのは、毎回毎回、格別の嬉しさがあります。
ほぼ定刻通りに始まって、メンバー3人ともいつもの衣装。高見沢さんは今日もサラサラさん(^ ^)。
- 孤独の美学
- 真夜中を突っ走れ!
- GATE OF HEAVEN
『真夜中を突っ走れ!』
イントロの桜井さんのベースが素敵。客席からも歓声が起こったので、とっても嬉しくなりました。
- 悲しみをぶっとばせ
- 恋人になりたい
- 暁のパラダイス・ロード
『恋人になりたい』
意外な曲が?!歌が始まった瞬間に大歓声。もちろん「幸ちゃーーーん!」コールも。わが地元ながら誇らしくなりました。
『暁のパラダイス・ロード』

「お前とRun!Run!Run!(作詞;高見沢俊彦)」
「お前と…」のところで、グッとベースのヘッドを客席に向ける桜井さん。カッコいい〜(=><=)。
坂崎さんのMCです。
「え〜、ここはどうぞ、しらばくお座り頂いて…おすわり!」
わん!@観客席。
「嬉しいですね。だんだん犬が増えてきてますね。」
「どうぞタオルをお持ちの方は汗を拭いたり、前のひとの汗を拭いてあげたり…なんだと思われちゃいますね。ここで着替えたりとか、そんな嬉しいことはしないで下さいね。」
坂崎さん恒例のアンケートがありました。
「TVとかみて、なんか面白そうだ、歌は一曲も知らないけれどって来てくれた方もいらっしゃると思います。あるいは35年間、THE ALFEEのCDを聴き続け、コンサートには行かない!って思ってたのが今日、初めて来てくれたなんて方もいらっしゃるかもしれません。帰るときはにっこにこ、腹筋が痛い、って感じになってると思うので、楽しみにしていただければと思います。」
そして桜井さんの呼び込みとなりました。
「もうソデでスタンバっております。このまま10分とか話続けたら怒るでしょうね。桜井さーーん。」
桜井さん登場(^ ^)。今日はおどけたようにあちこちへお辞儀をされて、最後に両手を広げてくれました。
桜井さん 「いらっしゃいませ。」(←低〜く、渋い素敵な声で)
坂崎さん 「低すぎるよ(^▽^)。」
桜井さん 「△☆○ーー。」(←良く聞き取れない位甲高く)
坂崎さん 「高いよ。間をとってよ。」
桜井さん 「・・・。」(←思いつかなかったようです(^ ^)。)
桜井さん 「寒いですね〜。寝てる間に寒くなっちゃうんだから、誰か教えて下さいよ。」
坂崎さん 「ちゃんと天気予報で言ってたよ。週末は寒くなるって。」
桜井さん 「・・・。」
しばしお天気のお話。急に寒くなって北海道では雪まで降った、と怒ってる桜井さん。
坂崎さん 「誰に怒ってるんでしょうねー。」
良く分からなかったのですが、桜井さんが言おうと思った言葉を、坂崎さんがとってしまったようです。そこから高見沢さんに食事を横取りされるお話になりました。
桜井さん 「頭良いですよ〜。(出前が来たら)まずスプーンを取っちゃうんですから。それで私が手を出せないうちにひと口食べて、『まっず〜〜い。』って言うんですから。『美味しい。』って言われたら、私も人間が丸くなるんですけどね。」
坂崎さん 「今日はどうだったの?」
桜井さん 「最近は一緒に食べません!」
そんなこんなで高見沢さんの呼び込みとなりました。新潟と同じ藤色の衣装でした。
坂崎さん 「すごいな〜。こんなカッコしててスプーン取っちゃうんだもんね。」
え?!という感じに坂崎さんの方を見て、眼をまんまるにして笑う高見沢さん。MC聞いてなかったんですね〜(^ ^)。
坂崎さん 「高見沢のお話は、また後でゆっくりと。それでは…」
- あなたの歌が聞こえる
- Wonderful Days
- SAVED BY THE LOVE SONGS
『あなたの歌が聞こえる』
10代のTHE ALFEEを好きになったばかりの頃、高見沢さんの歌声が大好きで大好きで、良く聴いていた歌です。21世紀になってもライヴで聴けるなんて、幸せだと思いました。
高見沢さんのMCです。
「宇都宮は…なんか良いんだよな。なんだろうな。最高の夜になるんじゃないかっていう気がします。」
嬉しいお言葉を頂きました。(^^。)。
「『悲しみをぶっとばせ』はアルバム『doubt.』に入ってるんですが…『doubt.』持ってるひと?」
たくさんの手が挙がりましたね〜(^ ^)。ほとんどの方が持っていらっしゃったみたいです。
「すごいですね〜。持ってないのが悪いみたいな感じになりますね。今聴くとね〜、声が子供!穢れてないって感じ?今が穢れてるってことじゃないよ。」
水を飲もうとしていたTADASUKEさんが、吹き出してました。
「歌ってるうちに楽しくなってくるんだよな。あの『ああ、ああ』ってとこが。皆さんもお風呂で『ああ、ああ』とやって頂けたらと思います。こう拳が入ると演歌になっちゃいますが…。あの『doubt.』が出た後、グアムに行ったんですよ、3人で。そこでこう(イヤホン?を当てるふり)して聴いていた思い出があります。」
「あと『暁のパラダイス・ロード』。僕たちはこれでブレイクするつもりだったんですけどね。みなさん。人生は思い通りにはなりません!」
「なんとか顔を覚えてもらおうと思って、TVも断りませんでしたからね。僕らはいちおうビジュアル系ですから…何笑ってんだよ!」
歓声と爆笑が起こった観客席へ、ちょっとふてくされてみせてました。ごめんなさ〜い。
「ビジュアル系だろ!元祖ビジュアル系ですよ。独特な。」
そこへ早々と桜井さんが戻っていらっしゃいました。桜井さんは坂崎さんと同じく、例年みたく上着は脱がれていませんでした。
「桜井の話になるんだけど、宇都宮はシャワーの数が限られるので、桜井と共有なんだけど…一緒に入るわけじゃないよ!」
恒例(?)の楽屋のシャワー話です。
高見沢さん 「で、すごいね〜。5本くらい並んでて…あのイカスミのシャンプー?イカスミなわけないか?」
桜井さん 「炭。黒くならないかな〜と思って使ってるんだけど、洗うと全部流れちゃうんだよね。」
高見沢さん 「あれね。ちょっと使わせてもらった。少し減ってるよ。」
桜井さん 「お前、三角フラスコみないな変なの使ってるな〜。ふつうシャンプーとリンスと、ボディシャンプーと、3つありゃいいじゃん?俺の場合はシャンプー、リンス、ボディーシャンプーとほにゃらら。」
大爆笑@観客席。
高見沢さん 「余裕が出て来たね。」
桜井さん 「朝起きたときに、枕につかなくなったもん。前は全部取れちゃうんじゃないかって、枕をこう、つけたまま起きようかな〜みたいな。」

枕を後頭部につけたまま、歩くふりをする桜井さん。
高見沢さん 「それくらいにしときなさい。ね。」
優しく嗜める高見沢さん。
そしてなんとか名前を覚えてもらおうと、『またさきトリオ』と名前をつけたという昔話になりました。
高見沢さん 「当時は『たのきんトリオ』が全盛期だったから。こう、ステッカーも手づくりしちゃってね。知ってる?知らないか〜。」
桜井さん 「俺たち、反対しなかったの?」
高見沢さん 「『メリーアン』は年上の女性への憧れを歌った歌ですが、年上の…バルコニー…。」
言葉を探すように、言いよどむ高見沢さん(^ ^)。
坂崎さん 「なんだよ?年上のバルコニーって?」
高見沢さん 「イメージして頂いてね。大人の女性への憧れってのがあって、今は違いますけどね。」
坂崎さん 「今はかなり上じゃないか?当時なら20代から30代から40代…」
高見沢さん 「こら。失礼じゃないか。」
高見沢さん 「僕らもね、愛について語ったりするわけですよ。」
坂崎さん 「なに笑ってるんだよ?クスクスって。」
照れくさかったのか、観客席へ声を掛ける坂崎さん。
高見沢さん 「語ってましたよ。映画をみたり、本を読んだりして。愛とはこういうものなのかと。」
高見沢さん 「恒例なのでやりますが…特に心に残っている映画は…『ある愛の詩』。」
すかさずテーマソングを奏で出す坂崎さん。
高見沢さん 「愛とは…ぷっ…ぷっ…決して後悔しないこと。エリック・シガール。」
途中で2回も吹き出してしまいそうになる高見沢さん。
高見沢さん 「そして桜井が好きだったのが『ロミオとジュリエット』。」
坂崎さんがまた雰囲気たっぷりに奏で出すと、また同じセリフかな?と思ったら、
高見沢さん 「おお、ロミオ。」(←女性っぽく)
坂崎さん 「誰がやんの?決めてないよー。」
高見沢さんに見つめられると、
坂崎さん 「俺はギターで忙しいんだよ。」
と抵抗する坂崎さん。
高見沢さん 「じゃあ、桜井。」
特に抵抗もせず、自分のマイクの方へゆっくりと近づく桜井さん。高見沢さんは完全に横を向いて、桜井さんと見つめ合います(^ ^)。
(しまった!桜井さんの衣装を間違えました。)

高見沢さん 「おお、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?」
抱きしめるように大きく両手を広げる桜井さん。素敵!(=・・=)

場内大爆笑。太郎さんの方を向いてしまった桜井さんは、おどけたように腰をコキコキ。
坂崎さん 「聞かれてもなあ〜。」
せっかく素敵だった桜井さんのボケっぷり。息ができないくらい笑ってしまい、とっっっても苦しかったです。
「それでは、THE ALFEE流の愛の定義をいくつかお送りしたいと思います。まずはこの歌を…『愛の鼓動』。」
- 愛の鼓動
- ONE LOVE
- Nouvelle Vague
- LOVE
- 確かにFor Your Love
- Lifetime Love
アンコール 1
- It's For You 〜 挽歌
- FOR THE BRAND-NEW DREAM
『挽歌』

「ラララ…」のところで、手拍子をする桜井さん。
毎回楽しみでした。この桜井さんが素敵すぎる…。(><。)。°。
マサルずブートキャンプのコーナーです(^ ^)。
今日の「RENAISSANCE」は「ぎょうざ〜〜。」になってました(^ ^)。
ファンの動向を見ながら、毎晩夜なべして、台本を手直ししている高見沢さんを想像してしまいました。
そして宇都宮では、3人分のザルが用意されてました。ハンドルみたいに回して、団扇みたいにあおいで、また両足の間を八の字にくぐらせてました(^ ^)。
THE ALFEEが…(^▽^)。5☆歳の、黙っていると大人で素敵な殿方が、ザルを使って体操してる(=^^=)

”どじょうすくい”を踊り出した桜井さんに、坂崎さんが突っ込むと”ザルの体操”は終わりです。 さりげなくザルを回収して、上手ソデの方へお片づけする高見沢さん。かわいい(=^^=)。

そのまま桜井さんと坂崎さんの掛け合いが始まりました。
桜井さん 「50才過ぎても大丈夫!背が伸びる体操があるよ。」
坂崎さん 「どうせまた『グリコ』とかってやつだろ。」
桜井さん 「桐生と同じことはやらないよ〜〜。」
坂崎さんの肩を抱いて、なんだかやたら密着している桜井さん。

この組み合わせだと、桜井さんがちょっとセクハラおじさん状態に見える…(←すいません!(><))。
腰を落として、肩甲骨を盛り上げて、と桜井さんの指示どおりにする坂崎さん
桜井さん 「いくよ、ミュージックスタート。ワン、ツー、スリー、フォー。」

坂崎さん 「ゴリラって何だよ。ゴリラじゃねーよ。俺は手が長いから、どっちかっていうと…」
坂崎さんが片手を頭の上へ伸ばして、腰を屈めると、ただすけさんのキーボードで、
「チ・ン・パ・ン・ジー♪」
そして宇都宮では、”ケツ圧トレーニング”が新しく追加されました。
高見沢さんが、自転車の空気入れのチューブが長くなったものを、桜井さんに手渡します。
桜井さん 「ありがとう。今日のアシスタントの子は可愛いね。」
チューブの先を坂崎さんのお尻につける桜井さん。盛大な効果音付きで空気を注入(^ ^)。

坂崎さん 「なにも変わらないわよ。おかしいわねぇ。」(←オカマっぽくなる坂崎さん)
桜井さん 「カマ効果はないはずなんですが。」
そんな坂崎さんにスタッフがギターを持ってきました。このトレーニングで、3の倍数で忌野清志郎になる効果があるんだそうです。いち、に、さんのときに忌野清志郎のモノマネをする坂崎さん。
続いては3の倍数で南こうせつになってました。
「いち、に、三畳一間の〜♪、しぃ、ごぉ…」
元ネタがわからなかったのですが、坂崎さん十八番のモノマネが、とっても面白かったです(^ ^)。
後ろで笑ってみていた高見沢さん。笑い過ぎ!(^ ^)
高見沢さん 「顎が痛い!」
前屈みになって、笑いが止まらなくなってました。

坂崎さん 「高見沢、顎が外れてるよ。」
高見沢さん 「面白いね〜〜。君と友達でホント良かったよ。」
桜井さん 「友達だからやってるんだよ。だいたい最初にもう衣装が出来てるんだから。暑いんだぞ、これ。」
そしてそのまま『ジャパネット坂崎』のコーナーへ。
宇都宮では”ヒデキ”コールが、だいぶ大きくなってきてました。
桜井さん 「やめろと言われても!」
観客席 「ヒデキーー。」
桜井さん 「宇都宮ありがとう。どこの会場かは言えませんが、この間は寂しかったです。」
- D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
- メリーアン
- 星空のディスタンス
『メリーアン』
間奏で桜井さんの傍へ行く高見沢さん。坂崎さんのアコースティックギターの見せ場、チャラララ♪ジャ〜ン♪でギターとベースが重なるところで、向かいかってネックを振りおろすおふたり(^ ^)。その後は、坂崎さんが定位置で真面目にアコギを弾いている横で、高見沢さんがクルッと背中を向けて、桜井さんにお尻をくっつけるようにして、ふたり楽しそうに掛け合いをしてました。

このときの、前へぴょこっと出していた高見沢さんの左足が、なんだかとっても可愛かったです。
アンコール 2
坂崎さんの衣装が変わっていました。今までは白地に大きなチェックが入ったラフな感じのシャツだったのですが、グレーの、ちょっと制服っぽいストイックな感じの衣装になってました。
- 明日なき暴走の果てに
高見沢さんのMCです。
「どうもありがとう。皆さんのこの情熱的な愛情に応えるのには、ひとりづつ楽屋へ呼んで話を聞く…(歓声@観客席)…わけにはいかないので、ずっとこのステージに立ち続けることだと思います。」

桜井さんが拍手に対し、選挙のように右手を掲げてご挨拶。そのうち手をヒラヒラ振り出したので、笑い声が起こりました。それに気がついた高見沢さん。
「こら、少しはちゃんとしなさい!」
「僕たちは結成35周年になるわけですが、TVで昔のVTRを流さないでって言えない弱さがあるんですが…。この3人の関係をひと言で言うと”ゆるい関係”?最近、この”ゆるさ”がみんなをホッとさせるのかなあ、と思います。キッチリしすぎてるとね、ぱっきーーんと。」

何故かズボンのベルトをゆるめて、また締め直す桜井さん。
坂崎さんが近づいて、両手を広げて隠します。
「こら!何やってるんだよ。…これをチームワークと言います。」
「愛とは、人を好きになったりする恋愛感情とかだけではなくて、明日への勇気とか生きるエネルギーになるものじゃないかと思います。僕らの歌が明日へのエネルギーになってくれたら嬉しいです。」
- ALWAYS
思い出しました。桐生市では
「くじけそうなとき 想い出して 僕の愛を…ALWAYS」
のところで、サングラスを外してくれたんです。すぐにまたかけ直してしまいましたが。
宇都宮ではドキドキして待ってたのですが、サングラスを外してくれませんでした(´`。)。残念。
。。‥○゜。。‥☆゜。。‥○゜。。
この日は高見沢さんのほぼ正面で、一桁台の席だったので、オープニングから高見沢さんの笑顔がたくさんこぼれるのが良く見えました。MCも楽しくて可笑しくて、笑いすぎて本当に苦しかったです。
高見沢さんの正面だったわりには…本編のイラストが桜井さんばっかりになってしまいました。新潟、桐生の思い出と平行して描いていたので、特に意識したわけではないのですが…(^ ^;)。ツアーが進むにつれて、桜井さんへの想いがだんだん強くなっていくのが自分でもわかります。
ツアーがないときは、どうしてもネットやTV、雑誌等で接する機会が多いので、高見沢さんへの想いが一番心を占めています。でもツアーが始まると、桜井さんや坂崎さん、高見沢さんと3人揃った姿を見ていて、やっぱりTHE ALFEEが一番(^ ^)!と思います。素敵なONE NIGHT DREAMをありがとう。
(2008/07/06 更新)