青い追憶を辿りながら

聖飢魔II Presents「Tribute to JAPAN」

両国国技館

Set List

2日目(前説;ゼノン石川和尚&ルーク篁参謀)


  • Overture〜Winner!
  • 真昼の月
  • Masquerade

〜MC〜

  • 秘密の花園
  • Save Your Soul 〜美しきクリシェに背をむけて〜

〜MC & メンバー紹介〜


  • 闘う日本人(with 氣志團)

〜MC〜

  • 蝋人形の館
  • Holy Blood 〜闘いの血統〜

たれみみの思い出

年を跨いで去年のライヴの記憶をたぐり寄せています。今頃ですが両国国技館2日目の思い出です。

2日目はチケットが当選した時点で早退希望を出していたので、開演に間に合いました。開演前の閣下の前説も聞けました♪♪

この日は急に寒くなり、終演後には冷たい雨が降っていました。アリーナも寒かったです。


閣下は両国国技館を歩き回り、世を忍ぶ仮の姿のときは撮れなかった写真をふんだんに撮りまくったそうです。
「両国国技館オレのもの…って感じにスタッフ引き連れて…」
嬉しそうに参謀の方を振り返りながら喋っていらっしゃいました。閣下、”我が輩”を忘れてる…(o^^o)。

両国国技館

せっかく閣下の衣装はこれだよ♪と聖飢魔IIファンの方に教えて頂いて描いたのに、残念な仕上がりになってしまいました orz。

いつか大相撲関連の本を書くとしたら、挿絵の写真はこれでバッチリだと。
「国技館の許可はとってないんだけどね (^ ^)。」

ゼノン石川和尚によると、国技館の楽屋はマネージャーを呼びに行くのも大変なほど広いのだとか。
和尚 「出番を待つ間、手持ち無沙汰でぼ〜〜っとしてました。」
閣下 「一緒に来れば良かったのに (^ ^)。」
閣下は本当に嬉しそうでしたね〜〜♪

和尚 「国技館のトイレの個室はうちのお風呂と同じ広さなんですよ。」
閣下 「同じ広さって分かるものなの?」
和尚 「昔、建築の勉強をしていたので…」
でも肩に大きなナマズを付けた衣装の和尚は、広くて良かったとも仰ってました。みんなで記者会見に行くときに、肩のナマズを衝立にぶつけて倒してしまい、それが後ろを歩いてた閣下に直撃しちゃったんだそうです。

‥。‥゜。‥

ライヴは個人的には2日目のセトリの方がテンション↑↑↑でした。

オープニングが大好きな『Winner!』

とてもライヴで映える。歌っている閣下の全てがカッコいい。・゚゚・(≧ω≦)・゚゚・。参謀と一緒に足を高く上げるところが大好き。「Come on everybody♪」のところは「Come on 日本♪」と歌ってました。それから閣下が「Hold me tight」と右手で胸をトンと叩くとろが好きで好きで。・゚゚・(/□\)・゚゚・。

2010年の長野市民会館ではアットホームな会場だったし、最後の地方公演ということもあり凄く熱く盛り上がったので、サヨナラが近づいているのをヒシヒシと感じて、この歌を歌う閣下を見ながら泣いてしまいました。2曲目だったのに…

最後は教典だとフェイドアウトして終わるところを、閣下が真ん中のお立ち台に立ち、広い会場を見渡しながら歌い上げるところも胸にグッときます。


『真昼の月』では確かこの曲で、参謀がクルッと回るとそれを見た閣下が競うようにクルッと回り、ふたりで回りっこしてたのが楽しかったです。ジェイル代官のギターが美しかったです。


『Masquerade』が聴けたのも嬉しかったです・゚゚・ヽ(・▽・)ツ・゚゚・。

私が初めて買って、そして一番観た聖飢魔IIの活動絵巻『活動絵巻 恐怖の復活祭FINAL THE LIVE BLACK MASS D.C.7』でこの歌を聴き、これがLUKEさんが創った歌だと知ったとき、聖飢魔IIの教典を集めてみようと思ったのでした。

この曲で参謀と一緒にギターを弾くジェイル代官が好きだったので、続けて活動絵巻『オールスタンディング処刑』を買ったら、代官が出ていなかったのでとてもガッカリしたのを覚えています。

参謀と代官のギターバトルは活動絵巻より短めでしたが、目の前でみることが出来て感激でした。後ろでマントをヒラヒラさせて踊っている閣下も可愛かった〜〜♪♪


MCを挟んで『秘密の花園』

直前に閣下は「ちょっと待ってね♪」とお水をちょっと飲んでました。
「なぜノドを潤したかというと、次の曲がすぐに歌いだす歌だからだ。」

そして歌が始まったとき会場の歓声が凄かったです。東京国際フォーラムのツアーファイナルを思い出しました。お立ち台に腰をかけ、足を組んで歌う閣下。優しい歌声も会場を見渡す眼差しも全てが素敵過ぎて、もう立っているのがやっとでした。。

ジェイル代官のギターソロは、どう表現して良いか分からないくらい美しかったです。しなやかな動きでギターを弾く代官に酔いしれました。


ジェイル代官は2日目のMCで、
「待ち時間の間ペース配分が分からなくて、1日目はなんでこんなに身体が固いんだろうって思ってたんだけど、今日はだいぶ馴染んできた。」
ってお話をされていて、閣下に、
「馴染んだころに終わりだけどね。」
なんて言われてましたが、確かに2日目の方が調子良さそうに見えました。

私はあまり専属ギタリストに興味はなかったのですが、ジェイル代官のギターの音にはとても心惹かれます。


『Save Your Soul 〜美しきクリシェに背をむけて〜』では、この曲も演ってくれるのか!?と、驚きと感激で頭が真っ白になりました。

2010年再々集結ツアーが終わったとき、ライヴで聴くことが叶わなかったと涙したのがこの『Save Your Soul 〜美しきクリシェに背をむけて〜』と『Holy Blood 〜闘いの血統〜』だったのです。LUKEさんが創った歌…

(他にも聴いてみた曲はいっぱいありますが。)

何が大好きってルーク参謀のギターソロ。あんまり繰り返し聴いたので、もしレコードなら擦り切れていたかも。あの頃は身悶えするくらいLUKEさんに夢中になってたな〜(^^;)。苦しかったな〜。あはは…


『闘う日本人』では氣志團が参加。

どこで入って来るかは打ち合わせていたそうですが、どんな格好でかは全く聞いてなかったそうで、氣志團の皆さんがそれぞれ悪魔っぽい格好をされてステージに登場したので、閣下も大ウケ。会場内も大歓声でした。

なんか綾小路翔さんがエース清水長官に見えて、ちょっと切ない気持ちになりました。


『蝋人形の館』では、大好きな閣下と和尚の掛け合いもやってくれたので、とても嬉しかったです。笑い過ぎてお腹が痛くなりました。久し振りだったからか、何処で「キャーーッ!」と叫ぶか観客のリアクションがまちまちで、
「どこで叫ぶんだ?」
と呟いていた閣下が可笑しかったです♪

2日目の最後の最後では、一度で良いからライブで聴いてみたいと恋焦がれてきた『 Holy Blood 〜闘いの血統〜』が聴けました。閣下が次の曲へ繋ぐ短いMCのなかで「血で濡れた唇を重ねて…(うろ覚え)」って仰ったときに、まさかまさかと身体が震えました。

イントロが始まった瞬間!!感涙にむせびました。ルーク参謀が創った歌。

唇から一筋、赤い血を流して歌う閣下。全てが素敵過ぎて呼吸するのを忘れてしまう。上手、下手とステージの端から端へ動きながら歌い、最後は真ん中のお立ち台で客席のあちこちを指差して歌い上げてました。あぁ、これでお別れなんだ…と思いました。


退場はステージ後方の白い幕が真ん中で開いて、そこへ代官→参謀→閣下→殿下→和尚の順でステージを去っていきました。ゼノン石川和尚が最後までステージに残ってニコニコと挨拶されていたので、心がほっこり。心憎い順番だな〜と思いました。

(2011/12/02、12/09、2012/01/06のDiaryに加筆 2016/09/07 更新)