青い追憶を辿りながら

東上線沿線の会 vol.11 〜MASAKIデビュー15周年記念東名坂スペシャル〜
(CLUB PHASE)

Set List

(MASAKIさんのBlogより転記させて頂きました。)

〜J-POPユニット〜
(Vo:櫻井有紀 Gt:大祀 Ba:MASAKI Dr:MINAMI Kb:清水賢治)

  • ピンクスパイダー/hide
  • 丸の内サディスティック/椎名林檎
  • なごり雪/イルカ
  • キューティーハニー
  • ギンギラギンにさりげなく/近藤真彦

〜地獄カルテット〜
(Vo:NOV Gt:小林信一 Ba:MASAKI Dr:GO)

  • 幻の楓
  • 朝の許しを待ちて
  • Stay Close Tonight/Vow Wow
  • 蜃気楼/Loudness
  • 罪と罰の戦

〜インストユニット〜
(Gt:YUKI Ba:MASAKI Ba:村井研次郎 Dr:菅沼孝三 Kb:清水賢治)

  • Buzz Bullets/MASAKI project
  • Georgy Porgy/TOTO
  • Achievement Need/MASAKI project
  • Race with Devil on Spanish Highway/Al Di Meola
  • Some Skunk Funk/The Brecker Brothers
  • ルパン三世のテーマ
  • ザ・ファンクスのテーマ

〜小野正利ユニット〜
(Vo:小野正利 Gt:ルーク篁 Ba:MASAKI Dr:雷電湯澤 Kb:清水賢治)

  • Everyone's A Star/TNT
  • The Shining/Black Sabbath
  • More Than A Feeling/Boston
  • She's Gone/Steelheart
  • Carry On Wayward Son/Kansas
  • Girl Goodbye/TOTO

〜アンコール〜

  • 愛をとりもどせ!!

たれみみの思い出

MASAKIさんのデビュー15周年のお祝いに、初めて『東上線沿線の会』へ行ってきました。東京にはLUKEさんだけでなく、後から雷電さんも参加されることになったので、とても楽しみにしていました。

〜J-POPユニット〜

Vo.は歌を聴くのはこれで3度目になる、riceの櫻井有紀さん。『なごり雪』のようにしっとり聴かせる歌から、皆で一緒に歌う歌まで、その弾けたMCまでもとても楽しかったです。

〜地獄カルテット〜

この後はインスト地獄があるので、ということは喋らなくてはいけないから、ネタを使わないよう今はあまり喋らないようにしているとのMASAKIさん。

MASAKIさん 「体調が悪くて、この間病院へ行ったんですけども…。『べ○の色はどうですか?』って聞かれて、『フルーティーな茶色です。』って答えたら、医者がクッ!って笑って…。さすが医者だけにクッだけで止めてましたけども。」

1ヶ月振りに見たMASAKIさんは、頬から顎のラインがシャープになっていてちょっとドキッとしたのですが、お医者さんを笑わせてたのなら大丈夫だったのでしょうか。

『地獄カルテット』のMASAKIさんは、CANTAのときよりもワイルドな印象でした。ベースも衣装もコーラスも。

〜小野正利ユニット〜

セッションごとに着替えていたMASAKIさん。最後はおなじみの、赤と黒のチェックの衣装でした。ベースは全部は見えなかったのですが、先日LIQUIDROOM EBISで初登場したNewベースと、黄色奉行君を使っていらしたようです。

東上線沿線の会

上手からMASAKIさん、続いて雷電さんと小野さんが登場すると、眩しい照明で良く見えず、一瞬小野さんがLUKEさんかと思ってしまいました。LUKEさんが最後に登場すると、歓声が起こりました。LUKEさんのギターは、最初の2曲は深い焦げ茶色の。3曲目からはKillerのトワイライトでした。


1曲終わると、前の方へかがみ込んで、なにやら作業をしている小野さん。足元の歌詞カードを次の曲へ変えてたみたいです。

小野さん   「今日は1曲終わるごとに作業がありますが、気にしないで下さい。こういう話をするとMASAKIさんは笑って許してくれそうですが、LUKEさんは怒ってるのかな〜って不安になってしまうんです。」
パッとマイクに近寄るLUKEさん。
LUKEさん   「全然大丈夫ですよ!」

小野さん   「今日は見事に衣装もかぶってしまって。LUKEさんばかりか雷電さんとも…すいません。」
立ち上がって、ニコニコとご自分の衣装を見せる雷電さん。皆さんお揃いで、黒地に白の柄シャツ。
小野さん   「今日はこれもLUKEさんとお揃いっぽくて嬉しい。」
ご自分のネックレスを手にして、嬉しそうな小野さん。LUKEさんも小野さんの方を向いてニコニコ。

2曲終わるとギターを交換するLUKEさん。いつも一緒のローディーさんがいらっしゃらなかったのか、LUKEさんは後ろを向いて、ご自分でアンプをいじって何やらしばらく調整されてました。その間、小野さんのMCが続きます。
小野さん   「ネタはないんですが…」
と仰りながらも、塾講師のお友達がモンスターペアレント(略してモンペ)で苦労されているお話とか、とても面白かったです。

演奏が始まるとすぐに、
「やり直して良い?」
演奏を止めるLUKEさん。ギターをちょっと鳴らすと両手を立ててカットって感じのジェスチャー。そして仕切り直し。なんとなく、小野さんをリラックスさせようとわざとやったようにも見えました。

東上線沿線の会

『More Than A Feeling/Boston』

LUKEさんとMASAKIさんのコーラスが格好良かったーー。・゚゚・(ノ_・。)・゚゚・。

『She's Gone/Steelheart』

素晴らしい小野さんの歌声と一緒に、LUKEさんのギターも美しく歌っていました。たとえ何時間立ちっぱなしだったとしても、この1曲が聴けただけでも幸せだと思いました。忘れられません。

東上線沿線の会

小野さん   「あれっ?もう作業は終わりましたっけ。」
歌詞カードを交換したのか、忘れちゃっている小野さん。

小野さん   「5年前のことは良く覚えているのに、昨日の夕ご飯がでてこない…(LUKEさんの方を見て)…LUKEさんは昨日の夜、何を食べました?」
LUKEさん   「……。」
急に聞かれてちょっと固まるLUKEさん。

LUKEさん  「出てこないもんだね〜。」
少し考えてから、LUKEさんは何か喋ろうとしたみたいですが、小野さんはクルッと雷電さんの方を振り返って、
小野さん   「雷電さんは昨日、何を食べました?」
笑って答えない雷電さん。
小野さん   「今、少し考える時間があったじゃないですかー。MASAKIさんは?」
MASAKIさん 「僕はカレーうどんですっ!」
元気よく即答するMASAKIさん。
小野さん   「まあでも、本当かどうかは誰にも分からないわけですからね。」
大人しい喋り方で、結構言います。面白い小野さん。


下ねたとか大丈夫ですか?と聞く小野さん。皆さん、言わなそうですよねって。
MASAKIさん 「いや、僕たち結構ひどいって言われてます。全然大丈夫ですよ。」
小野さん   「え?皆さんシモ系なんですか?…(LUKEさんの方を見て)…LUKEさんもシモ系ですか?」
LUKEさん  「シモ系です。今日は上手にいますが…。」
「そうですか〜。」と意外そうな小野さん。それでシモ系に行こうとされたようです。

小野さん   「僕、最近トイレが近くて、本番前にも2〜3回くらい行っちゃったんですけども…。」
おもむろにトイレ話。いわゆるシモ系ではないような気が…。

MASAKIさん 「小野さんはおしっ○も透明なんですか?」
笑いながら話にのってくるMASAKIさん。
小野さん   「忘年会シーズンで、吐瀉物まで少女マンガみたいにキラキラしたりして…。」
この辺りで、イメージがありますよ、と周りの方々に止められる小野さん。小野さんが話すと、こういうお話もキラキラして聞こえますね。


薄暗いなかで小野さんが屈み込んで作業をすると、立ち上がったときにマイクにぶつかってしまいました。小野さんの傍へ寄って、揺れるマイクを押さえてあげるMASAKIさん。
LUKEさん  「こういうことを暗いとこでやるとミジメな感じになるからね。堂々とやろう。」
LUKEさんの言葉に、照明がパァッと明るくなりました。

小野さんはライヴのあと、あそこはああ歌えば良かった…と10日間くらいは立ち直れなくなるのだそうです。すると観客席から「かわいいー。」と声があがったようです。
小野さん   「えぇ?かわいい?言ってみるもんだなぁー。どうしたい?」

前の方に、何かと小野さんに声を掛ける方がいらしたようで、
小野さん   「俺のことが好きなんじゃないの?」
そんなことを聞く!?
小野さん   「多分まだ大丈夫。」
これが穏やかな優しい口調で話すものだから、ギャップがとても面白かったです。楽しい方です。

最後の曲の前にMASAKIさんからご挨拶。諸先輩方に、参加して頂いたお礼を言いながら丁寧にお辞儀をすると、いえいえ、という感じに立ち上がった雷電さんとLUKEさんもぺこぺこお辞儀。その仕草が可愛くて、笑い声が起こりました。

東上線沿線の会

選曲はMASAKIさんがされたのだそうですが、この最後のセッションはその選曲も、小野さんの歌声も演奏も全て、もろ好みっ!という感じで、時間が一番短く感じられました。

〜アンコール〜

「3時間半の予定が4時間半になってしまいました。皆さん、お帰りはお気をつけて。」
MASAKIさんからご挨拶がありました。えっ!?とびっくり。電車は大丈夫かな?と途端に心配になりました。「最後はやっぱりこの曲で。」で始まった曲が知らない曲で、ちょっと寂しくなりました。

「日本語だ♪」と喜んでいた小野さんが可愛かったです。

。。‥○゜。。‥☆゜。。‥○゜。。

18時ちょっと過ぎに始まって、終演が22時30分頃。開場&開演待ちの時間をいれると5時間以上立ちっぱなし。仕事のあとにはちょっと辛かったです。でも、体調が悪かったというMASAKIさんも1曲を除いてほぼ出ずっぱり。本当にお疲れさまでした。

この日の主役はMASAKIさんなので、LUKEさんは控えめに、小野さんの隣りでニコニコ。右耳を出した髪型が綺麗で、ギターを弾く姿もコーラスもとても素敵でした。バッチリきめた写真も素敵ですが、ステージのLUKEさんが一番魅力的だと思いました。

MASAKIさん、デビュー15周年おめでとうございます。