青い追憶を辿りながら

〜 T- ROCK LIVE "D-DAZE"〜

たれみみの思い出

7月21日(月・祝)、渋谷のライヴハウス「CROCODILE」に行って来ました。

このライヴはメールで申し込んだのでチケットというものがなく、記録しておかないと忘れてしまいそうなのでメモを残しておこうと思います。ライヴにはMarshall Blogのマーブロさんがいらしていたので、また詳しいレポはBlogに載せてくれると思います。

高橋重夫さんが主催の、岡井大二(四人囃子)さんの還暦祝いという主旨のイベントでした。


驚いたのがこの高橋重夫さん、前半1時間出演されたのですが、

「アルフィーっていうグループでギター弾いている坂崎君と友達なんですが…」

リッキー廣田さんと知り合ったのは最近で、坂崎さんに招かれて観に行った「Dear BEATLES」で、坂崎さんに紹介されたのだというお話をされていました。「Dear BEATLES」はマニアックで面白いって話をリッキーさんとされていました。

思いがけないところで坂崎さんのお名前が出てびっくりしました。

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高橋さんは司会&進行もされていて、フロアを見渡して「半分くらいはいつものひとのようですが…」なんて仰っていたので、常連客も多かったようです。

「CROCODILE」は普通のライヴハウスではなく、飲み屋の端っこにステージがある感じでした。飲んだり食べたりしながらライヴを観るという…。しかも煙草ぷかぷか吸っているおじさんが多く、ただでさえ狭いのに息苦しい感じでした。

でも私的にはベストポジションに入れて、遮るものもなくLUKEさんを見る事ができたので嬉しかったです。光沢のあるレンガ色のシャツを着たLUKEさんはとても素敵で、来た甲斐があった~~と見蕩れてしまいました。

キャパが小さいだけあってのんびりした感じで、入場するときに名前をチェックされてドリンクひとつ注文してチケット代+ドリンク代を払いました。店員さんはてんやわんやという感じでしたが、皆さんとても親切で甲斐甲斐しかったです。

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開演は入場にもたついて10分くらい押しました。

「まだ入っていないひとがいるんですが始めましょう。」
と高橋さんが仰ったので入場が済んでいないのかと思ったら、どうもですね~~LUKEさんが遅刻していらしたみたいですヽ(゚◇゚ )ノ!

20時近くなった頃に入り口付近がザワついたので振り返ると、LUKEさんがCANTAの黒ジャージにCANTAグッヅの黒のトートバッグを持って、入っていらしたところでした。狭いフロアの端の方をスタッフさんに誘導されて歩いていき、そのままステージ袖に入っていきました。

ちょっと驚きました~(≧m≦)。

 ※ LUKEさんは遅刻したのではなく、楽屋が狭いので一度出てまた戻って来たのではないかというコメントを頂きました。忘れ物を取りに行ったという可能性もありますね。いずれにしても私はフロアを歩くLUKEさんを間近で見られてラッキ~~♪なんて思ってました。

ライヴ中にフロアに降りてくるのはあまり好きではないんですけども。 ※


ライヴは1960年代~1970年代の洋楽カバー中心で、高橋さんによるとマニアックな選曲だったそうで、私が知っている曲は少なかったです (´Д`;)。Grand Funkは知っている曲でしたが、演奏しているエージ・ファーナーさんという方がとても熱い方でしたw いや、余程Grand Funkがお好きなんでしょうね。

15分くらいの休憩を挟んでライブは後半へ。いよいよLUKEさんの出番です。

上手ソデにLUKEさんがいる~♪と思って見ていたら、高橋さんに呼び込まれて、CANTAのトートバッグといつもの青いファイルを持って登場されました。LUKEさんのギターは赤茶のトラ目。トートバッグにはシールドとか器材が入っていて、LUKEさんはご自分でギターを繋いだりして準備してました。

ベースはエンリケさん。LUKEさんの準備が出来るまで、へんてこりんな歌を歌ったりして繋いでました。

ドラムは富岡グリコ義広さん。富岡グリコ義広さんはググってみたら、THE ALFEEのレコーディングにも参加されたことがあるみたいです。LUKEさんは曲の途中のMCで、

「確か高校の頃、ここ(CROCODILE)でTENSAWのライヴを見た事があります。」

とそんなお話をされて富岡さんをびっくりさせていました。
「年を聞いていいですか?」
と富岡さんがLUKEさんに言うと、
「いえいえ、ダメです。」
LUKEさんが首をプルプル振ると、LUKEさんファンと思しき方々から笑い声が起こってました。

TENSAWの思い出話のあと、LUKEさんは昔はライヴハウスもコワい場所だった。喫茶店も怖かったんだよ~なんて話をしてました。コーヒーシュガーが”ヤバい物”に見えていたんだそうです。LUKEさんのトボケたMCは結構ウケてました (^ε^)


そんな感じにLUKEさんご出演部分の進行とMCはLUKEさんが仕切っていました。ギターの準備が出来て音が出ると、

「出たっ!」

と嬉しそうに笑うLUKEさん。そしてエンリケさんと富岡さんの顔を見て、

「曲順が違うんだよね?白くない方から。」

なんて言って確認してました。白い方は前と同じ”白い部屋”かな?と思いました。

「じゃあ、白くない方から。」

LUKEさんは思い切り笑顔をフロアに向けて、フロアを煽り出しました。

またステージぎっしぎしに出演者がたくさんだったら残念だな~と思っていたら、最初の2曲はLUKEさんとエンリケさん、富岡さんだけだったので嬉しかったです。

白くない最初の1曲は、LUKEさんは演奏後に「20世紀少年」と紹介してました。「でもT・Rexはあまり持っていないんだよね~。」なんてことも仰っていました。LUKEさんはとても楽しそうに歌ってました。間奏ではフロア前方に出て来て、最前列の客席の机に足をのせていたようで、すっごい身を乗り出してフロアを見渡してギターを弾いていました。

LUKEさんはじ~~~~っと誘うような眼で見つめてくるので、すっごいドギマギしてしまいました~~(*゚ー゚*)。


さて2曲目は予想どおり以前のイベントと同じ『白い部屋』だったようです。後奏ではエンリケさんと背中をくっつけっこしてギターを弾いてました。すると笑顔のLUKEさん、顔をエンリケさんの方へ向けて、エンリケさんの耳元で何か囁いていました。

おぉ!?!あんなのをTakamiyソロでやられたら鼻血出るな~。という至近距離だったので、見ているこちらもドキドキ…


で、曲が終わるなり、

「感電した~!」

とLUKEさん。エンリケさんにも「感電した!」って話しかけていたのだそうです。

「なんか弦に触れる度にビリってくるな~って思った。25年やってて初めて。」

危ないですねー。何故なんでしょう。狭いステージは器材だらけで、他のセッションでも音が出なくなるトラブルがちょいちょいあったので、それも関係しているのでしょうか。


2曲終わるとここで山本恭二さんが登場されて、一番上手へ。ベースは満園庄太郎さん、ドラムは岡井大二さんにメンバーチェンジです。LUKEさんはそのまま残って真ん中でした。

でもここからは山本恭二さんがMCと進行を仕切っている感じでした。

「少し泥臭いインストをやってみようと思います。オールマンブラザーズの…」

ここで歓声が起こりました。


「『『エリザベスリードの追憶』。」

LUKEさんと山本恭二さんのギターに聴き惚れました。山本恭二さんは他のイベントでも何度かお見かけしていると思うのですが、他の出演者とは別格という感じがしました。

終わるのはあっという間です。3曲でLUKEさんの出番は終わりで、山本さんが次の曲の説明をしている間に、ギターから外したシールドや足元の器材をお片づけしていました。

シールドは出したときは綺麗にまとめてあったのですが、終わったときはトートバッグに大雑把に詰め込んでいました。ライヴの進行の邪魔にならないように急いでいる感じで、屈み込んでせっせとお片づけしている姿に周りのLUKEさんファンと思しき方々からはクスクスと笑い声が起こっていました。

LUKEさん可愛かったです~♪

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

で、ここからは山本恭二さんが主役でしたねー。長目のギターソロもあったし、歌も歌ったし、曲数もLUKEさんより多かったし。LUKEさんだけがお目当ての私もさすがに「ほぇ~~~!!!」って感じに圧倒されました。

上手ソデには片付けを終えたLUKEさんも戻っていらしてて、ずっと山本さんの演奏を聴いてました。


途中では岡井大二さんへ花束贈呈があり、最後の1曲には岡井大二さんのドラムソロもあったりしました。そしてライヴはお終い。LUKEさんも裏へ入ってしまったので私も帰ろうとしたら、 「記念写真を撮りましょう。」 と高橋さんが皆を呼び集めました。

LUKEさんもまたステージへ (´▽`)♪

LUKEさんは前へと勧められると首を振って遠慮してて、結局は一番後ろで人と人の間から顔だけ出して、カッコイイ表情をキメてました。きっとMarshaii Blogに載せてくれると思います。


気になったのはライヴ中から結構写真を撮っているひとがいたんですよね。撮っているのは中高年の男性がほとんどだったので、常連さんかな?と思いました。で、この最後の記念写真とのきはここぞとばかりに撮影しているひとが多かったです。撮影O.K.なライヴハウスなんでしょうか。

でも何となくLUKEさんは嫌がりそうだな~なんて思ったので、ちょっと羨ましかったけど撮影はしませんでした。


でも天井にはり付いていたワニの模型は撮りたかったな~。実物大の黄金色でスゴい迫力でした。ライヴ中ず~~っと頭上のワニが気になってしまいました。

( 2014/07/22、07/24のAmebaブログより、09/11更新 )