青い追憶を辿りながら

2006/08/12(土) 25th Summer 2006
YOKOHAMA STAR-SHIP
〜Only One Night〜

Set List

  • Victory
  • 不良少年
  • Journey
  • Stand Up,Baby -愛こそすべて-
〜坂崎さんのご挨拶〜
  • NEVER FADE (高見沢さん転倒のためやり直し)
  • 冒険者たち
  • メリーアン
〜MC 3人〜
  • My Truth
  • ONE
  • I Love You
〜MC 高見沢さん〜
  • 太陽は沈まない
  • 戦場のギタリスト
  • 裏切りへの前奏曲
  • 幻想 -ILLUSION-
  • GATE OF HEAVEN
  • 平和について〜On The Border
アンコール 1
  • Great Vacation -Go!Go!BEAT BOYS!!-
  • 夏のTAWAGOTO
  • やさしい黄昏
  • HEARTBREAK LONELY RAIN
〜メンバー紹介〜
  • STARSHIP -光を求めて-
  • 夜明けのLanding Bahn
アンコール 2
〜MC 高見沢さん〜
  • Sweat & Tears

たれみみの思い出

この日は台風が3つも来ていたのだそうです。東京で電車を乗り換えたときはすごいどしゃ降り。雷も鳴っていて、さすがに落雷の危険があれば開催中止もあり得るのではないかと不安になりました。

横浜駅からみなとみらい線へ。馬車道駅で開催されている「Summer Live Event 25th Anniversary LIVE POSTER GALLERY」を観に行きました。広い構内いっぱいに、パネルがずっらと並べてあるのは壮観でした。今年は高見沢さんが「節目に相応しいイベントにしたい。」と仰っていた言葉どおり、イベントにかける意気込みが伝わってきました。それなのにこの天気。あんまりだ〜と哀しくなりました。

ホテルにチェックインして、4時頃には会場へ向かいました。グッズ売り場に並んでいるときは稲妻が走っていて怖かったのですが、開演が近づくとまるでそれを見計らっていたかのように雨が止みました。18時になったかならないか位のときに会場後方から歓声が…。

なんだろう?と思っていると、後方から大きな青い布が広げられて、ゆっくりと観客席のうえを運ばれて行きました。驚いているとセンターステージのところで布が盛り上がり、取り去られたと思ったらメンバーがステージに!! 明るくなった空、観客席で振られるたくさんの旗。心に残るオープニングになりました。

「NEVER FADE」が始まると、C1ブロックにいた私の視界から高見沢さんが消えました。あれれ?

ずっこけたかみー

ちょうど坂崎さんの陰になってましたが、高見沢さんが尻餅をついてました〜(^ ^)。このときエンジェルギターの羽でアゴを強打してしまったそうで、しばし演奏が中断されました。

「いって〜。エンジェルちゃんの羽に…。いったあ〜〜。」
かなり痛そうにしていた高見沢さんには気の毒でしたが、やっぱり高見沢さんはこうでなくっちゃ〜〜(^▽^)。

坂崎さん  「普通のギターだったら、そんなことなかったのに。」
桜井さん  「まだ早いよ。もうちょっと盛り上がってから転ぶとちょうどいいのに。」
散々言いつつも、高見沢さんの足元をスタッフと一緒に拭いてあげる坂崎さんと桜井さん。桜井さんは高見沢さんのマイクスタンドまでフキフキ。

足元を拭いてもらいながら、嬉しそうに立っている高見沢さん。
高見沢さん 「ここ、ここ。ここも拭いて。」
桜井さん  「まったく世話の焼ける子だよ。」
なんてボヤく桜井さんの顔もニコニコ。甘〜〜い(>▽<)。

高見沢さんのMCです。

話している最中に、ステージに戻って来た坂崎さんが桜井さんと内緒話。MCの内容でも聞いてるのかな?と思って見ていると、高見沢さんも気になったようです。
「仲いいね、ふたり。」
そう言われると、殊更くっついて仲良しぶりをアピールする坂崎さんと桜井さん。

仲良し

「俺、嫌われてるのかなぁ…」
高見沢さんは俯いてつぶやいて、ちょっと拗ねてみせてました(^ ^)。

「どんな時代になろうと変わらないのは、THE ALFEEのライヴですね。もちろんこれからもTHE ALFEEはこの3人で、ライヴ活動をやめるつもりは全くありません。」
誰もが平和を願っても戦争はなくならず、愚かな人間の行為をずーっと見続けてきたのは自然だというお話から、
「これからも歌い続けていくために…我々が愛や夢を歌い続けてきた、この夏に…。不変なるものへ、太陽は沈まない。」

アンコールはBEAT BOYSの登場でした。ライヴで聴くのは1989年以来という懐かしい曲もあり、とっても嬉しくなりました。
「誰よりもLADY JANE」のイントロが流れたと思ったら、突然始まったのは「HEARTBREAK LONELY RAIN」(>▽<)。間奏では3人並んでボックスステップ。高見沢さんも間違えず、上手に踊っていました〜。

最後は、センターステージに立つメンバーと一緒に花火を見ました。この時間はいつも、素敵な贈り物だなあと心に沁みます。
そのとき後ろでガタガタと椅子を動かす音が…。なんだろうと思っていたら、CブロックとDブロックの間をメンバーが通る準備をしていたのです。信じられない気持ちでいると、メンバーがステージを降りてこちらへ歩いて来ました。

先頭を歩く高見沢さんは、護衛のひとに囲まれて少し厳しい表情をしてました。

退場

私はC1ブロック最後列にいたのですが、高見沢さんがだんだん近づいて来るとパニックになってしまいました。頭が真っ白になりました。

大きな護衛のひとに一瞬視界を遮られたのですが、
「高見沢さーん、高見沢さーん(><)。」
と名前を呼んで右手を伸ばすと、右手でふうわりとタッチしてくれました。

FREEZE!!!

一瞬何が起こったのかと呆然としていると、護衛のひとの陰になってよくわからないまま、坂崎さんは通り過ぎて行ってしまいました(T T)。
我に返ると、ちょっと遅れて桜井さんが通り過ぎるところで、ちゃっかり桜井さんにも右手にタッチして頂きました。たくさん手を差し伸べられて、桜井さんは肩をすくませながらニコニコ笑っていました。

会場を横切るとメンバーは海沿いへ出て、一番後ろまで歩いて行き最後列のところで高台に乗り、最後の挨拶をしてくれました。

メンバーが退場してもしばらく夢見心地でぼお〜っとしていてると、気がつかないうちに開演のときに使われた青い布がステージに掲げられていました。ところどころ濡れているのがご愛嬌(^ ^)。

終演後

この日のことは、今でも鮮やかに心に甦ります。雨上がりの明るい空、心地よい海風。全てが素敵な思い出になりました。メンバーに感謝します。

(2007/05/24 更新)