2006/08/13(日) 25th Summer 2006
YOKOHAMA STAR-SHIP
〜Next One Night〜
Set List
- Heart Of Justice
- 恋の炎
- ジェネーレーション・ダイナマイト
- FLOWER REVOLUTION
- シンデレラは眠れない
- 風曜日、君をつれて
- 二人のSEASON
- Musician
- Pride
- 祈り
- ROCKDOM -風にふかれて-
- SWINGING GENERATION
- 終わりなきメッセージ
- LIBERTY BELL
- THE AGES
- TIME AND TIDE
- STARSHIP -光を求めて-
- ロンリー・ガールを抱きしめて
- Juliet
- ラジカル・ティーンエイジャー
- 星空のディスタンス
- Sweat & Tears
- Over Drive〜夢よ急げ
- Since 1982
たれみみの思い出
2日目のこの日は、ちょっと湿度が高い暑い日となりました。
今年の横浜は、チケットを持っていると割引という特典がいくつかあり、せっかくなのでシーバスに乗ってみました。海から赤レンガパーク特設会場のセットが、日差しのなかでキラキラ輝いているのが見えて、近づくにつれて何だかわくわくしました。
赤れんがパークに着くと、リハーサルをしている音が聴こえてくるので、落ち着かなくて会場の近くをウロウロしてしまいました。テントが張り巡らされて、外からは見えないようになっているのですが、気配を感じられるだけで嬉しくて、赤レンガ倉庫の日陰に座ってしばらく耳を澄ませていました。
もちろん、高見沢さんが10個召し上がったという馬車道アイスを食べてみました。美味しかったけど、10個はとてもはいらないです。そして赤レンガ倉庫の近くには、「SOLD OUT」の看板が…。今年はやっぱり何か違う、という盛り上がりを感じました。
今日の座席はK5ブロック。Mブロックまである縦長な会場なので、まだまだ恵まれていると思うのですが、遠い…。Dブロックに設置してあるモニターさえも遠い。L、Mブロックのひとは大丈夫かな?なんて思っていると、開演が近づいたときに、自分の後ろのほうから聞こえる歓声の大きさにびっくりしました。本当にTHE ALFEEが好きなんだなあ、と胸が熱くなってしまいました。
歓声に応えるように、今日も青い布が後方から運ばれていきました。今日は私の頭上も通って行ったため、両手を伸ばしてタッチしました。気を取られていると、メンバーがいつの間にかステージに!?あれれ??やられた〜という感じでした。
・・・
「25年目の夏、久々にこのセリフを決めてみようかな〜。な〜んだ?」
センターステージまで歩きながら、
「THE ALFEEは、永遠に、ラジカル・ティーンエイジャー」
2003年の、土砂降りのなかの夏イベを思い出しました(><。)。
高見沢さんの最後のMCです。
1982年に行われた、初めての野外イベントの思い出を語る高見沢さん。夢であったコンサート活動の、積み重ねの最終ラインとしての野外イベントを、実現できたのが1982年だったということ。
「いろんな夏がありました。そしていろんな思い出が、心のなかに積み重なっています。もちろん夏はこれで終わりではありません。夏はこれからも来年もずっと続いて行くでしょう。我々のなかでのライヴ活動というのも続いて行くつもりです。それは皆さんも諒承して欲しいし、我々のライヴ活動について来て欲しいと、心から願っています。」
大きな拍手になりました。
「ありがとう。」
深々とお辞儀をする高見沢さん、坂崎さん、桜井さん。
「また来るいつかの夏に。この一瞬を忘れないように、この歌を…Since 1982」
後日DVDを観ていて、ああやっぱり、と思いました。泣いていたんだ、このひとは。
25年分の思いが凝縮されている涙。不謹慎ながら、なんて綺麗なんだろうと思いました。ライヴ前の高見沢さんの「節目に相応しいイベントにしたい。」、「後悔したくないヤツはみんな来い。」という言葉、ライヴ中のMCを聞いていても、夏イベの来年の約束はないんだなあ、と思いました。
数年振りにTHE ALFEEのライヴに戻って来たときに、夏イベを続けていてくれる、と信じて疑わなかった4年前。間に合って良かった。改めて、毎年当たり前のようにイベントを続けてきてくれた、メンバーとスタッフの皆さんに心から感謝します。
(2007/05/27 更新)