2003/08/16(土) 22nd Summer 2003
Set List
- ジェネレーション・ダイナマイト
- 恋の炎
- 鋼鉄の巨人
- Masquerade Love
- Count Down 1999
- シンデレラは眠れない
- 太陽は沈まない
- 白夜 -byaku-ya-
- 白い夏バレンシア
- Love Never Dies
- 誓いの明日
- Eurasian Rhapsody
- Chaosの世界
- 運命の轍 宿命の扉
- Swinging Generation
- 終わりなきメッセージ
- Gate of Heaven
- タンポポの詩
- Juliet
- 星空のディスタンス
- Sweat & Tears
- ラディカル・ティーンエイジャー
たれみみの思い出
22回目の夏イベ。YOKOHAMA SWINGING GENERATION。
この夏の日がなかったら、私のTHE ALFEE中毒は再発しなかったと思います。GENERATION DYNAMITE DAYのみの参加でしたが、忘れられない夏になりました。
オープニングはセンターステージ(…というんでしょうか?)からスモークが噴き出して、メンバー3人が突然現れました。そして同時に高見沢さんが、観客を抱きしめるように両手を広げたのです。DVDでは後ろ姿が収録されていますが、Dブロック最前列にいた私からは高見沢さんの表情までとても良く見えました。
この瞬間を忘れません。何かが弾けたように涙が溢れて、歓声を上げてしまいました。自分は結構冷静な人間だと思っていたのですが、どうして今まで忘れていられたんだろう、と不思議になるくらいに一瞬で心を奪われてしまいました。
それにしても過酷な野外ライヴでした。雨が強くなったり弱くなったりして、結局最後まで止むことはありませんでした。とにかく寒かった!夏とは思えない夜になりました。野外ライヴでは自然も演出のひとつだから、雨なら濡れるもの、と思っていたので合羽も準備していませんでした。準備不足を後悔しましたが、既に手遅れ。あまりの寒さに震えが止まりませんでした。
楽器もすべて電気器具ですから、メンバーはテントの下にいたのですが、ギターソロのところでは高見沢さんがわざわざ雨のなかに出てきてギターを弾いてました。とても嬉しかったのですが、エレキギターって感電しないのかしら?と心配になりました。
しかも高見沢さんのMCではちょうど雨が激しくなったのですが、
「コイツ邪魔だな。やっぱな。取るか?取っちゃえ、取っちゃえ。」
と仰って、テントを撤去させてしまったのには驚きました。
「そうすると一緒になるもんな。しょうがないよ、こういう日はな。みんな一緒になろう。」
後日出演された『FUN』(2003/10/17放送)でのお話によると、機材の損失1000万円以上だったそうです。楽器も痛むでしょうし、濡れてかじかんだ指では演奏もしづらかったのではないかと思います。なんて無茶なことをされるんだろう、と驚きましたが、それ以上に感激しました。
「Eurasian Rhapsody」では炎があがる演出がありましたが、温かいのが嬉しかったです(^ ^)。
「終わりなきメッセージ」ではセンターステージで、高見沢さんがびしょ濡れになってピョンピョン飛び跳ねていました。雨が一段と激しくなるなか、高見沢さんの紫のズボンがキラキラ輝いていたのを覚えています。
じっとしていると寒いので、アンコールも声が枯れるほど大声をだして手拍子しました。あまり雨のなか待たせないように配慮してくれたのだと思います。メンバーも早々とステージに戻って来てくれました。
正直言って本当に辛かったです。ずっと震えていたので体も強張ってしまい、東京のホテルでお風呂に入ったときは心底ホッとしました。それでも最後まで一緒に雨に濡れていたい、と願う気持ちの方が強かったです。1日だけしか参加できませんでしたが、2日目が晴れるように、メンバーが風邪をひかないように、と祈りながら翌日早朝東京を発ちました。
(2007/05/20 更新)