2009/09/05(土) 渋谷C.C.Lemonホール
Set List
- VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
- 白夜 〜Metal Byaku-ya〜
- Endless Dream 2007
- O.Z.Y
- 禁断の果て
- One Way Love
- 愛の偶像(ラブ・アイドル)
- Berlin Calling
- Techno Glamorous ('59 LP Standard)
- 千年ロマンス
- 恋愛論理
- 悲劇受胎 2009
- 月姫
- Kaleidoscope
- 騒音おばさん Vs 高音おじさん
- へびめたバケーション〜筋トレ編〜
- 長い髪の少女
- 六本木心中
- アタックNo.1
- 鉄人28号
- ヤッターマンの歌
- 逢いたくて
- 真っ赤なウソ
- VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
たれみみの思い出
高見沢さんソロツアー「Kaleidoscope III〜魅惑のBlood〜」の初日、渋谷C.C.Lemonホールに参加してきました♪。
照明や設備等の最終チェックのため、開場が少し遅れました。そして開演も30分遅れたため、終演は21時20分頃になりました。大丈夫かな?とハラハラ、ドキドキしましたが、ライヴは開演前から熱い手拍子で盛り上がり、最後まで滞りなく突っ走った楽しいライヴになりました。サプライズいっぱい。
‥。‥゜。‥
ホラー映画が始まったみたいな『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』のイントロが流れるなか、薄暗いステージの高いところに高見沢さんの姿が浮かび上がりました。そしてまた暗くなったうちにステージに降り立ったようです。
幕が落ち、明るくなったステージには高見沢さん。天井にはシャンデリア。古城のようなステージセットでした。高見沢さんの衣装は、去年のツアー衣装からソデを取っ払った感じでした。あまりイメージが変わらなかったので、ちょっとガクッ!
結構ビックリしたのが、KOJIさんの髪型です (´▽`)。伸ばしていらっしゃるのは知っていたのですが、おぉっ!?誰だありゃ?って感じで、とても綺麗でした♪。
- VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
- 白夜 〜Metal Byaku-ya〜
- Endless Dream 2007
〜〜ご挨拶〜
高見沢さんんから軽くご挨拶。その隙にLUKEさんもギター交換。
LUKEさんの衣装は去年とほぼ同じ?。ギターは本編前半は高見沢さんのMCごとに交換する感じで、トワイライト→KG-GalaxyのSpark Black→それからはずっと焦げ茶の。アンコール最後の曲ではまたトワイライトでした。
- O.Z.Y
- 禁断の果て
〜〜MC〜
「今年は35周年ですからね、今年のライヴ(本数)はすごいぞ。…まぁでも、こんなにたくさんのライヴを、この歳で求めてもらえるというのは、とても幸せなことだと思います。」
高見沢さんはそんな風に、しみじみと仰っていました。
でもさすがに色々と、無理がでてきているような気もしました。高見沢さん、お体を壊さないで下さい〜(・・。)。
「これは59年製のレスポールです。KOJIもレスポール、好きだよな?」
急に話をふられたKOJIさん。ちょっと慌ててマイクに口元を寄せてました。
高見沢さん「急にふるからな。」
KOJIさん 「3年目なので、さすがに慣れました〜。」
KOJIさんがニッコリ笑っていらしたので、ちょっとホッとしました。今年はKOJIさんをあまりイジメないで下さいねって思っていたので…(^^ ;)。
KOJIさん 「これは69年の(レスポール)なんです。」
高見沢さん「俺も、お揃いのを持ってて、俺のは68年のなんだけど、こないだ比べっこしたんだよね。そしたらあいつの方が重いんだよ。にせものなんだろうって言ってたんだけど…」
KOJIさん 「本物ですよっ!!(^▽^;)」
やっぱりいじられ役のKOJIさん。
高見沢さん「レスポールのどこが好き?」
KOJIさん 「そうですね。…(ギターを見つめる)…”くびれ”ですかね。」
高見沢さん「じゃあさ、オレのどこが好き?」
KOJIさん、絶句(^▽^)。きゃーー@観客席。
KOJIさん 「…全てです!」
カワイイ後輩が、全部好きって言ってくれて、良かったですねー。1ファンの私だってなんだかんだ言ってても、全てが好きなんですよーヽ(=° °=)ノ。
そしてターゲットはLUKEさんへ。
高見沢さん「LUKEはレスポールはあまり好きじゃない?」
LUKEさん 「好きですよ。」
ほんとか〜?と、ちょっと疑り深そうな高見沢さん。
LUKEさん 「…家ではレスポールです。」(←え?)
高見沢さん「どんなことろが好き?」
LUKEさん 「全てです。」(←その前のKOJIさんと同じ答え (´▽`))
お前らの答えは面白くないぞ〜、とご不満そうな王子様。
高見沢さん「じゃあさ、オレのどこが嫌い?」
いきなりな質問にLUKEさん、さすがにカタマってました。あのLUKEさんの癖、鼻の下に指をあてて、困っていらっしゃいました♪。
LUKEさん 「あえて言わせてもらうなら…」
ここで言葉を切ったので、場内からはおお〜〜っとの声が。
LUKEさん 「…元気すぎるところです。」
マイクを通したLUKEさんの声を聞いていたら、自分の体が震えているのに自分ですぐには気付きませんでした。動悸で胸が苦しくて、立っているのがやっとでした。
馬鹿だなぁ、私。どうしてこんなにLUKEさんが好きなんだろう。忘れてしまいたかったのに。
「では久し振りにこの59年のレスポールで…(KOJIさんを振り返る)…レスポールだな。」
そして言葉を切り、LUKEさんの方をわざとらしくじ〜〜っと見つめる高見沢さん。視線に気がついて高見沢さんの方を見るLUKEさん。仲間はずれー(^^)。
「3分の2レスポールでお送りします。『One Way Love』」
LUKEさん、笑ってました。
- One Way Love
- 愛の偶像(ラブ・アイドル)
曲が終わるとそっと退場するLUKEさん&KOJIさん。高見沢さんもいったん退場されて、ちょっとして戻って来ました。
「色んなことが起こりますが…」
と高見沢さん。
このMC以外のときも「色んなことが起こりますが…」と、何度か仰っていたので、何かあったのかな〜(・・)と少し心配になってしまいました。開演もこんなに遅れたのは初めてだし…私がそう感じたというだけですが。いろんなことがあるのだと思いますが、ライヴで弾けている楽しそうな高見沢さんの姿を見られるのが一番嬉しいです。
〜〜MC〜
「これが68年生のレスポールです。ここにGibsonってね、書いてある。あいつ(KOJIさん)のは重いんだよね。あいつのにはギブ”ぽ”って書いてあるぞ。」
すっかりニセモノ扱いされてるKOJIさん。
まず先ほどの曲『愛の偶像(ラブ・アイドル)』について、阿修羅展のテーマソングになったこと、阿修羅展閉幕後も興福寺たっての願いでファンクラブが存続することになったことなどが報告されました。高見沢さん嬉しそう。
「みんなも身体が動くうちにね…動くうちっていうか、行けるうちにね、いろんなところへ行った方がいいと思うんだよね。」
いろんな国へ行ったけど、一番印象深かったのは壁があったころのベルリン、というお話。
「歌詞はないんですが、あの街の空気、雨や風をイメージして創った曲です。『Berlin Calling』」
- Berlin Calling
- Techno Glamorous ('59 LP Standard)
- 千年ロマンス
本編で『Berlin Calling』と、さらに大好きな『Techno Glamorous』まで続いたのには大感激。以前インタビューで高見沢さんが「霧雨から嵐まで」と仰っていたように、静かに始まって徐々に激しくなり、そしてまた静かに終わる、高見沢さんが創るインストが大好きです。
曲の美しさ、会場の壁いっぱいに揺れる高見沢さんの影の美しさ。激しい曲なのに幻想的でした。『Techno Glamorous』のベースソロも毎回楽しみでした。メンバーそれぞれに見せ場があるって、素敵。
そしてLUKEさんとKOJIさんが戻っていらして、高見沢さんと太郎さんのツインボーカルで始まる『千年ロマンス』。
〜〜MC〜
New Single『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』についてのお話。『千年ロマンス』、『月姫』、そしてVampireとファンタジーメタルが続いたというお話から。
「なんだか俺、本当に1000年生きる気がしてきたぞ〜〜。でもそうするとみんなが辛いか〜。」
優しい笑顔で観客席を見渡す高見沢さん。ううん、頑張って1000年でも付いてく!
「元気すぎるって言われたけど、どうしてこんなに元気なのか?」
うろ覚えですが、こうやって若いのに囲まれていると、自分で自分を奮い立たせていかないと、とそんなお話をされてました。真面目な口調だったので、あれ?LUKEさんの言葉を気にされたのかな?と思いました。
「俺ね、甘さ控えめとかっての苦手なんだ。辛いのは辛い、甘いものは甘い方が好き!ロールケーキは生クリームだけでもいいんだ。あの周りのスポンジはなくてもいい。」
そんなお話から、徹底的に行くぞって感じに次の曲へ。
- 恋愛論理
- 悲劇受胎 2009
- 月姫
- Kaleidoscope
- 騒音おばさん Vs 高音おじさん
『恋愛論理』
この日の私の席は2階席前方の左サイド。そこから観ていてこの曲が始まった時はカタマリました。これはTHE ALFEEの曲じゃないの? う〜ん、まだ抵抗があります…(;^_^A。
『月姫』
「伝説の月姫…(作詞;Anchang)」のところで、ギターをガツガツ叩きながら頭を振るLUKEさんが、すごくすごく素敵で、今年も全会場でLUKEさんに釘付けでした♪。また見られるなんて。
アンコール1
高見沢さん、タンクトップー。鍛え上げられた身体のラインがばっちり出てて、すごい格好良かった。・゚゚・(´□`。)・゚゚・。。
- へびめたバケーション〜筋トレ編〜
- 長い髪の少女
- 六本木心中
『へびめたバケーション〜筋トレ編〜』
冬仕様に歌詞を変えてありました。
続く2曲は知らない曲でした。眼がテン…???『長い髪の少女』ではLUKEさんのキイの高いコーラスがいっぱい聴けて、すごい嬉しかったです♪♪『六本木心中』はスローテンポで歌いだし、途中からいきなり激しいメタルアレンジになったので、すごいびっくりしました。
曲が終わると高見沢さんがいったん退場。太郎さんのドラムソロがあり、終わると衣装を替えた高見沢さんがハンドマイクで登場されました。フランス国旗みたいな赤、青、黄の華やかな衣装。
- アタックNo.1
- 鉄人28号
- ヤッターマンの歌
『アタックNo.1』
この曲は知ってましたが、なぜこの曲?!と???がいっぱい。ご機嫌高見沢さんはハンドマイクであっちこっちへ飛び回りまくり。間奏ではボールを客席に投げ込んでました。
「こわいものなんてないよ。だって、55歳だもん♪」
とセリフ入り。ひっくり返りそうになりましたーー。
『鉄人28号』
ガシャンッ!ガシャンっ!という音と、赤く点滅する照明。何が登場するのかと思ったら、台車に載せられた大きな鉄人28号が登場。ガオーッってポーズをしてて、高見沢さんより背が高いの(・・)。
歌いながら時々リモコンを手にしたり、鉄人に腕をかけたりして、はしゃぎまくりの高見沢さん。もう何でもありって感じで驚きの連続でした。
『ヤッターマンの歌』
アンコール1の最後のこの曲では、去年までとは趣向を変えて、エンジェルギターではない変形ギターを持たされてました。
まずKOJIさんには”卓球ギター”。卓球ギターを持つと、右手でシュッシュッとスマッシュをしてみせる、ノリノリなKOJIさん。
高見沢さん「意外と似合ってるなーー。」
続いてLUKEさんの番です。
高見沢さん「LUKEーー。LUKEにはーー…」
すると、学校の先生に名前を呼ばれた小学生みたいに、両手を挙げるLUKEさん。

ちっちゃいおめめをクリクリさせて、どことなく幼い表情をしたLUKEさん。胸がキュンッてなりますな。(←あほ…)
高見沢さん「LUKEには”わんこそばギター”!!」
げげげっ!!そんな予感がしてました。
下手ソデに行くとLUKEさんは焦げ茶色のギターを外し、LUKEさんのローディーさんから”わんこそばギター”を受け取りました。
ギターのネックをグッと引き寄せて、腰を低く落としてポーズを決めるLUKEさん。

素敵過ぎる…。・゚゚・(´□`。)・゚゚・。。でもわんこそば…。
高見沢さん、夏イベでも持ち出していたから、きっと今のお気に入りなんだと思いますが、絵的にもっと面白いギターもいっぱいあったろうになぁ。LUKEさん…ホント、我らの王子がお世話になっております。ありがとうございます、ありがとうございます m(_ _ )m。
アンコール1の最後は全員並んでご挨拶。KOJIさんはTADASUKEさんに高見沢さんのお隣を譲って、ご自分は一番上手側のはじっこへ。1年経ったんだなぁ…って、変なところでしみじみ。
アンコール2
〜MC〜
高見沢さんは、16年振りにソロ活動を始めた2007年のときから、ちょこちょこと1991年の思い出話をされていましたが、渋谷C.C.Lemonでもロンドンの思い出話がありました。
「1991年のアルバム『主義-Ism』は、本当は3枚出す予定だったんだけど、いろんな事情があって「ロマンティシズム」の1枚だけになっちゃったんよね。いろんな事情があるんですよ。
プロデューサー4人で、こっちの体はひとつだから、とても大変だった。あちらの都合に合わせなくちゃいけないからね。いろんなひとがいて、レコーディングが朝8時からってのがあったんだよ。信じらんないだろ?
朝8時、次が○×時、次が△◇時って、一日3セッションもあったりして…。それで思ったんだけどね、レコーディングは夜に限るっ!。…大変だっだけれど、とても良い経験になりました。
ロンドンに滞在してたけど、ホテルとスタジオと、タクシーの窓からみた景色しか覚えていない。ホテルでぽつーんと独りぼっちで、疲れてて、お酒を飲んで気晴らししようとか、そんな気さえ起こらなかった。
曲が足りなくて、創れって言われて、創って持って行くんだけど、なかなかO.Kって言ってもらえなくて。それでホテルの部屋で孤独だったときに、ふと出来た曲がある。」
初日と2日目の内容は同じような感じだったので、まとめてあります。2日目は割と元気に冗談まじりで話されていましたが、初日は高見沢さんが本当に疲れてて、寂しそうな感じに見えてしまいました。
1991年当時はネットもなく情報に疎かったので、あまりこの頃の高見沢さんのことは良く知りません。高見沢さんが『GB』の表紙を飾った、ソロのインタビュー記事が載ったその号だけは、ずーーっと大切にしていました。インタビュー記事だけでは良く分からないけれど、色々と辛いことがあったのでしょうか。
- 逢いたくて
- 真っ赤なウソ
〜メンバー紹介〜
- VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
高見沢さんはハンドマイク。
KOJIさんは2回ほどLUKEさんサイドにぴょんぴょんと弾んできて、LUKEさんにくっついてギターを弾いていらっしゃいました。KOJIさんはすごく嬉しそうに笑ってました。
その2回目はこの最後の曲『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』のときで、LUKEさんとKOJIさんは顔を見合わせて笑ってました。多分ちょうどLUKEさんがギターを間違えたところだったのです。LUKEさんってば、舌をペロッと出して俯き加減に照れ笑いをされていました。

今年のKOJIさんは積極的でイキイキ、とても頼もしくみえたので、なんだかLUKEさんがカワイく見えてしまいました (´▽`)。
今年はライヴの最後が全員で盛り上がって終わる構成だったためか、LUKEさんは退場のときは、本編もアンコールでも、拳を挙げてたくさん歓声に応えてくれました。

開いた手を客席にかざすように差し伸べて、それからあっちこっちを指差すLUKEさん。綺麗な手だった…。
Band of TakamiyのLUKEさん…とても素敵でした。切れのある動き、綺麗なヘドバン、眩しいスポットライトを浴びたギターソロ。7月の対バンイベントでも思ったのですが、今のLUKEさんの髪型がとっても好みです (〃^^〃)。ヘドバンすると、揺れて頬にかかる髪が綺麗。
最初はでも、笑顔全開って感じではなく、1年振りのステージで緊張もされていたのか、表情が硬い印象を受けました。でもアンコールまできたら、高速ターンも披露 (=´`=)。退場のときは本編もアンコールでも、拳を挙げて、あっちこっちを指差してくれました。(2階席にも…。・゚゚・(ノ_・。)・゚゚・。)
他に印象に残ったのが、LUKEさん、高見沢さん、KOJIさんと、3人並んで前へ出てギターを弾くときがあるのですが、今年はなかなか3人とも近くに寄らないのです (  ̄っ ̄)。KOJIさんがギターを弾くときになって、高見沢さんがKOJIさんの近くへ。嬉しそうにギターを弾くKOJIさんが高見沢さんに寄り添うと、高見沢さんはチラッとLUKEさんの方を見ました。
様子を伺っていたLUKEさん?。いいのかな?いいのかな?って感じに、両足を開いたまま、ぴょん、ぴょんって飛んで、高見沢さんの傍へ移動してたのが、とても可愛かったです。LUKEさんらしい(?)控えめな感じ。
ところで『アルブロ!』にKOJIさんが、LUKEさんとの2 Shot写真を載せてくれてましたが、よく見るとお二人とも衣装は新調されてたんですね。素敵な写真なので、携帯電話の待受にしてしまいました (=´`=)。携帯電話を使う度、ドキドキしとります(←あほ…)。
‥。‥゜。‥
例年ほどリハの時間は取れなかったみたいですが、Band of Takamiyは、TADASUKEさんと太郎さんがTHE ALFEEから一緒だし、他の方も3年目なので、すっかり馴染んで見えました。
今年は随分と無理し過ぎている気がして仕方ないのですが、ZEPPもどうか素敵なライヴになりますように。
(2009/09/20作成、2012/10/16 更新)