青い追憶を辿りながら

2012/12/08(土) 仙台サンプラザホール

仙台サンプラザ

Set List

  • 夢よ急げ
  • トラベリング・バンド
  • Masquerade Love
  • Funky Dog!
  • ジェネレーション・ダイナマイト
  • クリスティーナ
  • 星空のディスタンス
  • 恋人になりたい
  • SWEAT & TEARS
〜休憩〜
  • 恋人達のペイヴメント
  • 街角のヒーロー
〜MC 3人 & Goods紹介〜
  • あなたの歌が聞こえる
  • 夕なぎ
  • JOURNEY
  • Nouvelle Vague
〜MC 高見沢さん〜
  • 晴れ後時々流星
  • 風の詩
  • 孤独の美学
  • 君に逢ったのはいつだろう
アンコール 1
  • JUMP '95
  • NEVER FADE
  • My Truth
  • ラジカル・ティーンエイジャー
アンコール 2
  • 星空のディスタンス
〜MC 高見沢さん〜
  • TIME AND TIDE

たれみみの思い出

大宮のあと急遽チケットをGETして、仙台サンプラザに参加してきました〜♪

TakamiyソロやCANTAでは良く仙台に行っていましたが、THE ALFEEでは初めて。”小さい武道館”と言われる仙台サンプラザにはいつか行ってみたいと思っていました。 前日には1年半前の震災を思い出すような大きく長い地震があり、少しパニックになりましたが、無事に参加することができました。何に感謝したらいいのか、とにかく全てに感謝したい気持ちでいっぱいです。

最高だった〜…。こればかりですが、本当に楽しかった〜。

なんとなくですが仙台でこそは日替わりのあの曲、『街角のヒーロー』が聴けるだろうという不思議な予感がありました。イントロでもう涙腺がゆるゆる…。高見沢さんが大宮で「(みんなの気持ちは)お見通しさ。」と仰っていましたが、本当に見透かされている気がします。夏イベでリクエストした曲を聴けて、強風と雪のなか仙台まで来た甲斐があったと嬉しかったです。桜井さんの歌声に胸が震えました。トラ目のレスポールを弾く高見沢さんも美しかった。

会場を見渡すようにしてニコニコと笑う坂崎さんの笑顔にも癒されて来ました。ちょっとしたハプニングにも動じず、高見沢さんの顔を見て笑ってました (o^ ^o)。ハプニングにはビックリしたけれど、坂崎さんが笑ってるから、あぁ大丈夫だな〜って思いました。

そのハプニング、高見沢さんが「他では言うなよ〜。」みたいに仰っていたのですが、きっと照れくさくてご自分でバラしちゃうんじゃないでしょうか (o^ ^o)♪ だから気にせずバラしちゃっていいかな? くすくすくす…

‥。‥゜。‥

ライヴ当日は関東も風が強く、新幹線から見える景色は所々雨が降っていて薄暗かったです。仙台駅から会場に向かって歩いて行くうちに一時歩けないほど風が強くなり、コンビニにしばらく避難してました。雨は次第に霙になり、帰る頃には雪になってました。

仙台サンプラザホールは想像していたよりも小さく、アットホームな会場でした。遺跡なんかでも残っている小規模な円形競技場っぽい雰囲気で、緩やかに傾斜した客席はま〜るくステージを囲んでいて、アリーナ後方にいても双眼鏡なしでメンバーの顔が良く見えました。

可動式の客席なのか、アリーナはとにかく良く揺れました。ビックリしました。

東北はここ仙台だけなので、この秋ツアーは初日!という方が多かったのか、曲が始まるたびにどよめきや歓声が起こり熱い盛り上がりでした〜(o^ ^o)。


そして4曲目『Funky Dog!』のこと。高見沢さんと坂崎さんが花道に出て来てくれて、下手〜上手と場所を変え客席を煽ってました。高見沢さんが下手に来たときに、ギターストラップのせいで衣装の胸元が乱れて、ちょっとドキドキ〜♪と思っていたら、そのままボタンが外れてしまったのか前がはだけてしまいました Σ(・Д・ノ)ノ!!

高見沢さんもチラッと一瞬視線を下げたので、はだけてしまったのにはすぐ気がつかれたようですが、なんせノリの良い曲が立て続けに続いていたので、衣装を直す余裕がない!結局そのまま突っ走りました。

仙台サンプラザホール

『クリスティーナ』で右腕をグルングルンと回す高見沢さん。客席からは熱い歓声が起こりました。まるで衣装のことは全然気にされていないような情熱的なギターでした。

でも私は衣装が気になって気になって…(/ω\)。最後の夏イベのときみたいに最初からそういう衣装なら全然気にならないのですが、見せることを前提にしていない衣装なので、見て良いものかドギマギと挙動不審状態。心臓バクバクで足が震えちゃいました。

ベルトもしていない無防備な白いぽんぽんが痛々しくて、思わず駆け寄ってボタンをしめてあげたくなりました(←大迷惑)。

ところが後で分かったのですが、高見沢さんもはだけてしまった衣装をかなり気にされていたようです。それが思わぬハプニングを引き起こしたのです。


それは『星空のディスタンス』のイントロこと。高見沢さんがギターで短いフレーズを弾いた瞬間、メンバーの頭の上にビックリマークが浮かんだような、えっっっっ!!?!という空気がステージに流れました。セトリが分かっていたので、おそらく次の曲『恋人になりたい』の冒頭部分を弾いちゃったんだな〜?とこちらもビックリーΣ(゜Д゜;)。

高見沢さんはちょうど下手の方に体を向けていたので、坂崎さんが自分の方を見ているのにすぐに気がついて、眼をまん丸くして驚いてました。

仙台サンプラザホール

坂崎さんは笑いながら少し高見沢さんの方に近寄ってたので、何か仰ったのかもしれません。高見沢さんは戸惑ったご様子で足元のモニター?を見てましたが、途中からは入れずそのまま歌が始まりました。ギターがない『星空のディスタンス』の前奏はちょっとグダグタな感じになり、やり直すの?やり直すの?とハラハラしました。

高見沢さんのまん丸いおめめが眼に焼き付いて離れません。


そして『SWEAT & TEARS』。畳み掛けるようにノリの良い曲が続くので、ここでは他の会場でも高見沢さんは良くギター交換を忘れてました。スタッフさんも分かっていて、ギターを手に素早く高見沢さんの傍へ駆け寄って、肩を叩いてました。

仙台サンプラザホール

ステージ前方に出ていた高見沢さん。いつもならそのまま曲に入るのですが、仙台では自分で自分が可笑しくて仕方ないっていう感じに、ギターを交換しながらうろうろとステージ後方に下がってしまい、後ろを振り返りながら「はははっ。」と笑うと、くるりとターン。それがインカムのマイクを通して良く聞こえたので、見守っていたメンバーも観客も爆笑〜♪(* ̄▽ ̄)。

仙台サンプラザホール

下手で前方に出て来てた桜井さんは、片手で「勘弁してね♪」って感じに拝んでました。その優しい笑顔とおどけた仕草が可笑しくて、温かい気持ちになりました。

仙台サンプラザホール

ちょっとだけ聴こえた『SWEAT & TEARS』イントロのSEは、一旦すぐに消えたようですが、高見沢さんの準備が出来ると今度こそ曲が始まりました。高見沢さん、笑ってないで衣装を直して〜〜〜って思いましたが、何やらハプニング続きで熱く盛り上がった『SWEAT & TEARS』になりました〜(´▽`*)♪


その後の高見沢さんのMCで、
「何があったか説明しますとね…次の曲の『恋人になりたい』を弾いちゃったんですね。」
高見沢さんが少し畏まった感じにお話してました。
「途中で衣装の前が開いてしまいまして…あっ!直したい…でも直せない。」
ギターを弾きながらおろおろする身振りをして、
「…そしたら間違えちゃったんですね〜。他では言うなよ〜〜。」

衣装のところで少し周囲がザワメいたので、衣装のボタンがハズレちゃったのには気がついていなかった方が多かったみたいです。心配して損した〜(´▽`*)♪


そしてアンコール2!!

メンバーが登場するといきなり『星空のディスタンス』が始まったものですから大歓声でした。盛り上がりましたーー♪♪ 曲が終わるとすぐに、
「オトシマエつけたぜ〜〜。」
と高見沢さんが仰るものだから、またまた大歓声でした。桜井さんも坂崎さんもニコニコ。

「いまのでさっきのがスコーーンと…」
本編のことは忘れてねって感じに、両手で頭の上を払う身振りをする高見沢さん。そんなに気にされていたのかと少し胸が痛みました。こちらは1曲多く聴けて得した気分だったのに。

この後はいつも通り最後の曲、『TIME AND TIME』に関するMCだったのですが、ふと何かの拍子にまた「オトシマエの『星空のディスタンス』」って高見沢さんが仰ったものだから、笑い出した桜井さんが、
「お前、そうとう凹んでるだろ〜〜〜!」
って高見沢さんをからかってました。

「うん。だって3連続だよ〜〜!衣装ははだけるはギター交換は忘れるは…」
素直に認めつつ、高見沢さんは桜井さんの方を見ながら照れ笑いしてました。

‥。‥゜。‥

この思いがけないハプニングは日本武道館初日でのMCで、高見沢さん自らバラしちゃってましたね、予想どおり ( ̄m ̄*)。バラしちゃっていいのかな?いいのかな?って思っていましたが、そんなわけで遠慮なくレポにまとめさせて頂きました♪

忘れられない初めての仙台アルコンになりました。

(2012/12/09、10、16のDiaryに加筆 2013/04/07 更新)