青い追憶を辿りながら

多元ロック論(Shibuya O-EAST)

Set List

  • Tonight3
  • Monster
  • 1400km/h

〜MC & メンバー紹介〜

  • Crying Days
  • Everyday

〜MC〜

  • Shine
  • 春の嵐

たれみみの思い出

心待ちにしていたCANTAのライヴ。この日はライヴの時間が近づくにつれて、緊張のため胸が締め付けられるように苦しくなって、ときにうずくまってしまいたくなる程でした。CANTAライヴでも、この日は雨の心配がない良いお天気。夕方になっても、ちょっと蒸し暑いくらいでした。

ライヴはTAKUMAさん(ソロ)→Libraian→SCARECROW→CANTAの順番でした。皆さんとても素敵な方で、ファンじゃない観客でも引き込んでしまうステージに、かなり気圧されました。楽しかったので、そんなに長く待った感じはなかったのですが、CANTAが始まったのは21時頃でした。

いつものSEで始まり、4月のときと同じ衣装で、やかんを手にしたMASAKIさんが登場(^ ^)。そして上半身裸の雷電さん(←描きづらいです(^ ^;))、続いてLUKEさんが登場すると凄い歓声になりました。

多元ロック論

赤いKG-Galaxyを手にしたLUKEさん。

前の方へ出て来てギターをかき鳴らしながら、客席へ向かって、おっきな口を”がぁ〜!”って感じに開いて笑ってみせたり、気合いが入った挑発的な眼で見つめたり、ドキッとするような恍惚とした表情をしてみたり。

LUKEさんだ…と、しばらくは夢うつつな感じで、ぼ〜っとしてしまいました。

MASAKIさんは雷電さんの傍で、ドラムを叩いてる雷電さんと顔を見合わせてとびきりの笑顔で、シンバルを手で押さえて音を止める役をやりながら、しきりとじゃれついてました。

「今日、雨降った?降ってない?…良かった。」
言葉が見つからなかったのかな?拍子抜けしちゃうくらいLUKEさんらしい、トボケたお言葉(^ ^)。

  • Tonight3
  • Monster
  • 1400km/h

立て続けにノリの良い曲が3曲、一気に続きました。LUKEさんはクルクルターンしたり、『Monster』ではいつもみたいに右手を胸に当てて、観客席に笑いかけたりしてました。

ちょっと蒸し暑かったけど時々空調がはいってたので、LUKEさんはそんなに汗はかいていなくて、それでも3曲も歌うと胸元の肌が赤くなってました。

多元ロック論

頑張って描いてみた…。でもダメだなぁ。頼むからライヴで実物を見てっ!て世界中に叫びたいくらい素敵だった(=´`=)。LUKEさん、本当に嬉しそうだった。キラキラしてた。

『1400km/h』

最初にちょっとギターの音が出なくて、ドキッとしました。この曲だったか、LUKEさんは下手側の客席へ向かって、口を開けて唇をぺろ〜り、と舐めてみせてました。正面でなくて良かった…(=´`=)。

〜MC&メンバー紹介〜

LUKEさん  「こんにちは。CANTAです。3人でやってます。ギターと歌とで忙しいですが頑張ってます。」
かわいい(^ ^)。ほめて、ほめて。

LUKEさん  「初めてで知らないひともいると思うので、メンバー紹介をします。オン ベース MASAKI!」
MASAKIさん 「MASAKIです。ベースとやかんをやってます。」(←?(^▽^))

LUKEさん  「ドラムス 雷電湯沢!」
雷電さんはひと言も喋らなかったけど、立ち上がって手をふってくれました。大胸筋をムキッとさせるポーズをとると、歓声がすごかったです。私も初めて雷電さんの名前を呼んでみました。

MASAKIさん 「今日は洗濯を失敗したパンツをはいてきました。わかるかどうかなと思って…。」
眩しい程の純白だったのに、うすらマダラになっていたので、遠目にも分かりましたよ(^ ^)。わかるー@観客席と声がかかると、
MASAKIさん 「分かる?」
分かんなーーい@観客席。
LUKEさん  「どっちなんだ?(^ ^)。それが噂の…。」(←vivace会報参照)
ちょっと下を向き、チャカチャカ、チューニングしながら話すLUKEさん。

LUKEさん  「俺は最初っから柄物しか買わない。オリーブオイルって落ちないよね〜。気に入ってるのに限って落とすよね。柄物なら、楽屋で急に、あっ、今日はカレーが食べたい、とか思っても大丈夫だものね。」

LUKEさん  「普段着なんだけどお気に入りのパンツがあって、ゆるゆるのなんだけど…普段はゆるゆるのしか着ないのね。今日はぱつぱつだけど。スピード社の水着みたいだね。あれって一人じゃ着れないんでしょ?」
急に話が水着の話へ(^ ^;)。記録が出るのは素晴らしいけど、あれだけ出過ぎると規制されるんじゃないかというお話。
LUKEさん  「なんか社会的な話になりましたが…」

「CANTAはさっきみたいなガチャガチャしたのと、しっとりした曲もあるんですけど、次はしっとりした曲をやりたいとおもいます。『Crying Days』という哀しい歌で、”泣いている日々”という歌ですから。」

「人は一人ひとりとこう、向き合ってるときはとても優しかったり美しい心を持ってるんだけれど、大勢になって姿が見えなくなったりすると、攻撃的になったるするよね。そういうとき歌とか映画とかで、心を優しく撫でられるときってあるじゃない?これは自分の心を慰めるために創った歌です。慰められすぎちゃって、歌ってるとよく泣くのね、俺。」

「泣かずに最後まで歌えたら拍手してね。」
にっこり笑うLUKEさん。

「言わないつもりだったんだけど、俺泣きそう!ライヴが出来て嬉しい。」
LUKEさんから飛び出したストレートな言葉に、思わずグッときました。大きな歓声が起こりました。

LUKEさん  「美空ひばりさんってすごいよね。ぽろぽろ泣いてるのに声がぶれない。鼻声にもならないんだよね。」
MASAKIさん 「リアルタイムで見てたんですか?」
LUKEさん  「ん?ん〜〜…」
首をちょっとかしげて、考えてました。リアルタイムでも不思議ではないと思うのですが、何か計算してたのでしょうか。
LUKEさん  「んー、ギリギリかかる…かな?」
こんなにMCが長いのはCANTAだけでしたが…時間は大丈夫かな?と心配になりました(^ ^)。どこでだったか超過料金をとられる云々、とLUKEさんが話してました。

  • Crying Days
  • Everyday

この日は最初からインカムだったけれど、LUKEさんの声がとても綺麗に響いて、歌詞もはっきりと聞き取れて嬉しかったです。『Crying Days』を歌い終えると、照明が落ちた暗闇のなかで、呼吸を整えるLUKEさんの息づかいだけが聞こえました。

『Everyday』

もうライヴで何度も聴いている歌なのですが、この日のLUKEさんの歌声は、今まで以上に熱く心に沁みました。足が震えて、立っているのがやっとで、かがみ込んで泣いてしまいたくなりました。

〜MC〜

9月からのツアーの宣伝です。日程を話すLUKEさんの隣りで、人文字をするMASAKIさん。クスクス笑い声がおこるので、LUKEさんもMASAKIさんの方を振り返ってました。

多元ロック論

「様子をみながらね…。」
呟くように優しいLUKEさんの言葉。

続いてベストアルバムの宣伝がありました。
「1枚目と2枚目のアルバムが手に入り難い状況で…てか市場にないので。そのなかから何曲か、全部演奏しなおしたり、歌だけ録り直したのもあるし、もちろん新曲もあるし、ゲストに入ってもらったりとか。ジャケットも面白い感じになりそうだし。まだいつ発売とか言える解禁日がもうちょっと先なので…。」

「『頑張ってるな〜、おっさん。』って思ってくれたら、会場をでたところに…は置いてないので、9月〜下旬頃には発売になると思うので、『おっさんじゃなきゃこんな詞書けないぞ。』って思ったら、是非聴いてみて下さい。」

嬉しそうに笑いながら話すLUKEさん。前の方へ出て来てくれてたので、話してる間中左足を、足下の機材にお行儀悪くのせてました(^▽^)。

  • Shine
  • 春の嵐
多元ロック論

ステージの前の方で、ギターのヘッドを床につけるようにして、前屈みでギターを弾くLUKEさん。たまに観客席に背を向けて、アンプに頭をつけるようにして前屈みでギターを弾いてますが、こういうのは初めて見ました。

LUKEさん曰く”ぱつぱつの”パンツだったため、腰のあたりが見えてしまって、つい気になってしまいました。すいません(=´`=)。眼の保養になりました。(←あっ!)

『春の嵐』

曲の前に、恒例のタオルの回し方の説明がありました。
LUKEさん  「どこで回すかはMASAKI君が教えてくれます。」
タオルを手に、ぴょんっと嬉しそうに反応するMASAKIさん。
MASAKIさん 「渋谷区のみんなーー。準備はいいですか?」

LUKEさん  「爽やかだねー。」
MASAKIさん 「渋谷区ですよね。…やりなおします。東京都のみんなーー。範囲が広くなりました。準備はいいですか?心のネジは回してきましたか?」
胸元をつまんで、グリグリするMASAKIさん(=´`=)。

MASAKIさん 「タオルがない方は、一緒に今日の思い出を回しましょう。」
LUKEさん  「あっ、ごめんね。チューニング…。やっとけって話だよね。」
大急ぎでチャカチャカ、チューニング。

LUKEさん  「それではタオルがない方は、女性の方でしたら今のうちにブラを外して、回して頂けたら嬉しいです。こちらに頂けたらそれも嬉しいです。」
ニッカーッと笑いながら、肩ヒモをおろすジェスチャー。LUKEさんってば(=><=)。

多元ロック論

このときお玉をブラジャーに見立てたのか、MASAKIさんがお玉を胸元にいれて、取り出してみせてました。なんだかやたら大きな歓声が起こってました(^ ^)。

タオルは持ってないけど、ギターを弾く合間に手を振るLUKEさん。嬉しそうな顔をして、いつもよりたくさん回していたような気がします。

多元ロック論

MASAKIさんがこの曲で十手を使っているのを初めてみました。タオルを振るのをやめるところで、”やめっ”という感じに開いた右手を、観客席へかざすMASAKIさんがとても素敵でした。

時間が押していたのか、演奏が終わると手をふりながら割とすぐに、LUKEさん、MASAKIさん、雷電さんの順に下手側から退場されました。参加バンド全員でセッションがあるかと思ったのですが、それもありませんでした。終演は21時50分頃だったと思います。

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曲の途中でLUKEさんが雷電さんの方を振り返るときがあり、気遣っているのが伝わってきましたが、雷電さんはとてもパワフルで、素人目には体調が悪いようには思えませんでした。LUKEさんとMASAKIさんが演奏しながら、雷電さんのところへ集まるときが何回かあって、見ていて胸が詰まる程嬉しくなりました。

曲数とライヴ時間からいっても、ワンマンライヴの半分はできたんですね。本当に良かった。

(2008/07/14 更新)