2006/12/29(金) 大阪城ホール

Set List
- Flower Revolution
- Boy
- 戦場のギタリスト
- Blue Age Revolution
- FUNKY PUNKY
- 悲劇受胎
- ラブレター
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
- 愛を惜しみなく
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- ONE
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- YELLOW SUNSHINE
- 星空のディスタンス
- Stand Up Baby
- Sweat & Tears (Vocal change ver.)
- Innocent Love (Acoustic ver.)
- 至上の愛
- ラジカルティーンエイジャー
たれみみの思い出
秋ツアーファイナルのこの日、オープニングは「Flower Revolution」。Acoustic versionも素敵だけれど、一回はこの曲で飛び跳ねたかったので、やったー(^ ^)。90年大阪花の万博のテーマ曲だし、ファイナルのオープニングに相応しく盛り上がりました。
『Blue Age Revolution』
この秋ツアーで初めて聴けました。ライヴで聴きたい大好きな曲のひとつなので嬉しかったです。
曲の始めの「fist! fist! Raise up your fist! 」というところで、桜井さんと高見沢さんの拳の振り方が違ったので、どちらに合わせたらいいのかちょっと迷ってしまいました。
3人でのMC

呼び込まれた高見沢さんが、何故か髪をさらさら〜。後ろを向いてさらに、さらさら〜。
羨ましそうなおふたりにも同じことをさせていらっしゃいました。
桜井さんはかきあげる程髪が長くないので、??という感じだったのですが、坂崎さんは(≧▽≦)。
「ズレてる、ズレてる。」
と高見沢さん。今年もこのネタで終わるんですね〜。
あと今年は2日しかないのに、春ツアーに引き続き今年のスローガンのお話がありました。
桜井さん 「飲み倒してやる!」
高見沢さん 「時間を守る!」
今年はもう、時間を守らなくちゃいけないことはないからだそうです。
坂崎さん 「3日後に言ってよ!」
初心にかえって、ということでデビュー曲の「ラブレター」
坂崎さん 「初心にかえっても、(時間を守らないのは)最初からじゃないか?」
高見沢さんのMC
「アルフィーは3人でひとつなんだよ。3ついるけどひとつなんだ。割り切れないけど…。ツアーを続けていると色々なことがあって、声がでなくなったりとか。それをカバーする桜井と俺!だけどお礼も言わないんだよ。』
両手をあわせてぺこぺこする坂崎さん。
「今言ったけど…お礼なんていらないんだよ。それが当然なんだから。でも本人が一番辛かったと思うよ。こんなにおしゃべり好きなのに『喋るな!』って言われたんだから。だけど、そこに立っているだけで坂崎なんだから。」
細かいところは忘れてしまったのですが、みっつでひとつ、と仰っていたのが印象に残っています。広島でのことはきっと想像以上に、メンバーにとって心に深く刻み込まれた出来事だったんだと思います。
『愛を惜しみなく』
特効には懲りずにびっくりしました。
武道館ではステージを真横からみていたので、音ばかり大きくて何が起こったかよくわからなかったのですが、今日は花火がよく見えました。屋内なので余計迫力がありました。
アンコール 1
アンコールはBEAT BOYSのおなじみ「柿ピー食ったらチョコも食え」コーナー。
「チョコを食べたら歌いたくなる。」
と、高見沢さんにチョコを食べさせられて桜井さんが歌ったのが「'O SOLE MIO」。
嬉しい。待ってました!短かったですが、やっぱりとても素敵でした。
チョコが歌うときにベタベタしないよう、桜井さんにお手拭きが用意されていたのですが、高見沢さんが舞台袖まで持って行って片付けてあげてました。
ファイナルだけどやっぱり…の強制アンコール「YELLOW SUNSHINE」もありました(^ ^)。
『Stand Up Baby』
花道でピョンピョン跳ねていた高見沢さんの雄叫び。
「桜井に焼酎を!坂崎に…ん〜(少し考えて)…猫のエサを!俺に幸せをー!」
「Sweat & Tears」は、武道館のときのように高見沢さんが桜井さんにからんだりしませんでした。ちょっと残念。
アンコール 2
武道館クリスマスイヴコンサートのアンコールと同じ天使の衣装でした。
高見沢さんMC

「今は言葉にできないけど……(今の気持ちは)こういう感じ。いつか歌になって聴かせてやるからな。」
「?…歌にしてか。俺が歌になってどうする。」
ご自分でつっこみをいれていらっしゃいましたが、真面目に納得してしまいました。まさに高見沢さんの魂が歌になるんだと思ったんです。
命とかとても軽んじられる時代だけど、眼に見えないものを大切にして欲しい、というお話から、
「2年…2年じゃ短いか。5年後にはみんな必ずTHE ALFEEの新曲が聴けるんだぞ!」

Acoustic versionの「Innocent Love」
そして「至上の愛」
ギターを抱きしめる高見沢さん。どう描いていいか分からない程、天使の羽が透き通っていて綺麗でした。おそらく素材やシルエットにかなりこだわって作られた衣装なんだと思います。しかし……

こんなものを描いてしまいました。すいません、すいません(><)。
アンコール 3
3回目のアンコールに応えてくれました。
高見沢さんは羽をはずしてたのですが、羽がなくても素敵な衣装でした。囁くような優しい声で
「これで本当に最後だからな…」
と高見沢さん。え〜、という観客の声に、
「え〜って言うなよ…。その気持ちは来年に繋げよう。最後は一緒に歌おうよ。」
2階席の私からは、遠くて高見沢さんの表情までは分からなかったのですが、最後だから、と少し俯いて話す高見沢さんが一番寂しそうに見えました。
坂崎さんと向かい合って、リズムを取りつつ始まったのが「ラジカルティーンエイジャー」。最後みんなで一緒に歌うところでは、高見沢さんがギターを持って花道に出て来てくれました。
来年の大阪国際女子マラソンのテーマソング「Dear My Life」が流れるなか、メンバーは手を振りながらステージから去って行きました。寂しかったけれど、新しい曲が力強く「また来年がある」と言ってくれているようでした。
-○-△-☆-◇-
終演後、グッズ売り場の人混みのなかで、千円札を握りしめて佇んでいた怪しいひとは私です。この秋ツアーは過去最高の参加本数となり、散財しすぎたとの反省もあり、”柿ぴー”を買おうかどうか迷っていました。既に今まで5箱ほど買っていたので、もう買わないと言い聞かせていたのですが、どうしてもどうしても"お握りたかみー"が欲しくて、散々迷った末にひと箱だけ買いました。

当たりました! 想い続けた"お握りたかみー"が最後に買ったひと箱に入っていました。神様ありがとう。(これで2ショット写真会はハズレるだろう、との予感は後日現実のものとなりました…。)
この秋ツアーは東へ西へTravelin'bandを追いかけて、ライヴが進化していく過程をみることができました。それだけにこの大阪城ホールのファイナルに参加することができて感慨もひとしおでした。当初は大阪まで行く予定ではなかったのですが、この秋のTHE ALFEEにはいつも以上に心が強く惹き寄せられる力があったように思います。昨日より今日、今日より明日はもっともっとTHE ALFEEが好きだろうな、という幸せな予感がしました。
(2007/02/14 更新)