青い追憶を辿りながら

2008/02/09(土) 名古屋E.L.L

Set List

  • Hello!
  • Monster
  • Good Morning,Wild Times!
  • 108
  • DRY&Heavy Blues
〜MC〜
  • 新曲(タイトル未定 Metronomeの歌)
  • Everyday
  • Rainbow
〜MC〜
  • Adieu!
  • Tonight3
  • Shine
  • 1400km/h
〜アンコール1〜
  • 春の嵐
  • Happy Birthday To You!
〜アンコール2〜
  • 悲しき絆創膏
  • ア・ソングフォージアダルト

たれみみの思い出

CANTAで初めての遠征をしてきました(^ ^)。東京は曇り空。お天気大丈夫かなあ、と思いつつ新幹線で出発しました。名古屋が近づくと雨が降り出して、それから「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」という感じにいきなり銀世界。ちょっとびっくりしました。開場30分前くらいにはE.L.Lに着いたのですが、そのときはまた雨になってました。

初日のためか開演は20分位おしました。E.L.Lはフロアに3段くらい段差と手すりがあって、1段目の手すりのところにいたのでステージが良く見えました。ギターを弾くLUKEさんの手も良く見えたので、とっても嬉しかったです。あんまり見晴らしが良いのでかえってドギマギして、LUKEさんの顔はほとんどまともに見られませんでした(=×=)。

  • Hello!
  • Monster
  • Good Morning,Wild Times!
  • 108
  • DRY&Heavy Blues

いつものSEが始まって、上手からまずMASAKIさんが走ってきてペコリとお辞儀。それから雷電さん、LUKEさんが登場されました。雷電さんはCANTAグッズの黒Tシャツが、タンクトップになったもの?を着てました。LUKEさんはうっすらストライプの白いシャツ(^ ^)。『LIVE GENESIS SPECIAL!!』で「刺さりそう。」と仰っていたネックレスはチェーンが短くなってました。

『Hello!』

感涙!毎日のように聴いていたアルバム『百歌颯鳴』から、オープニングにこの大好きな曲がくるとは(>▽<。)。

指示出しLUKEさん

LUKEさんの歌声が聴き辛くてちょっと残念でした。マイクの調子が最初から悪かったのか、LUKEさんは2回くらい音量を上げてと、ソデへ指示してました。

『Monster』

Monster

歌いながら自分を指差すLUKEさん。5〜6列目くらいだとLUKEさんの視線がたくさん飛んでくる気がして、まともにLUKEさんを見ることができません(=><=)。

ギターを弾きながら、歌いながら、LUKEさんが頻繁に観客席へ”眼力”を送ってきてくれるのは、最初は驚きましたが、本当に嬉しいです。心臓に悪いけど…(=・・=)。

『DRY&Heavy Blues』

前奏が長くアレンジされていて、最初はInstrumentalなのかと思いました。歌が始まってやっと「あ!」と思いました。好きな曲なのに。歌が終わったところでLUKEさんのギターと観客との掛け合いがありました。まずLUKEさんのギター、それからそのギターの音程どおりに声を出すのですが、声を出すのはちょっと恥ずかしい(=×=)。MASAKIさんが皆と一緒に声を出してくれたのですが、何度も繰り返すとは思わなくて、2回目は観客席から反応がまばらで、慌てて口を押さえて止めてしまったMASAKIさん。

MASAKIさん

「マッキーが正しいの。みんなが冷たいの。天井を突き破るような感じで。」
そう言って観客席を煽りながら、ギターと一緒にシャウトするLUKEさん。会場もだんだん盛り上がってくると、一緒に声を出しながら踊るMASAKIさん。ベーシストって、皆さんこんなに素敵なのかな?面白いのかな?

踊るMASAKIさん

「雪のなか来てくれたから、これくらいで許してやろう!」
ということで、また『DRY&Heavy Blues』に戻りました。掛け合いも歌の一部だったわけですが、とっても楽しかったです。

〜MC〜

でっかいヤカンで水分補給するMASAKIさん(^ ^)。アンプのうえにヤカンを戻すときには”ガシャッ”と音がするので、場内から笑い声が起こりました。それを笑ってみていたLUKEさん。

LUKEさん  「どこでお買い求めになったんですか?」
MASAKIさん 「ネットショッピングで1万円。カード一括払いをさせて頂きました。」
LUKEさん  「ラグビー部のヤカンだね。命の水だね。」(←だったかな?)

踊るMASAKIさん

LUKEさんが嬉しそうにギターをテケテケ鳴らしだすと、MASAKIさんがそれに合わせて踊りだしました。跪いてヤカンで水を注ぐマネをしたり、寝っ転がったりしたのですが、LUKEさんがいつまでも止めてくれないので、マイクのとこへ戻って、
MASAKIさん 「すいません。これくらいにして貰えますか?」
MASAKIさん、本当に息が切れてましたね。LUKEさんがすごい嬉しそうにニカーッと笑ってました。

MASAKIさんのズボンにポケットがたくさん付いているのが気になるみたいなLUKEさん。

MASAKIさん 「これ新しいブランドなんですけど。」
LUKEさん  「DJがこう、レコードなんか入れたりなんかして。」
MASAKIさん 「絶対、入らないと思います。今日、みんなとの思い出を入れて帰ります。」

ガッツポーズのMASAKIさん

ひゅーーっと歓声があがって、ちょっと得意そうにガッツポーズを決めるMASAKIさん。

いかん…。まぶたに焼きついてしまった…。ライヴごとにMASAKIさんが好きになります。

LUKEさん
「今日はすごい雪だね。東京だと山手線が止まるとコンサートは中止になるんだけど、それがひとつの目安になるらしいんだけど、名古屋は地下鉄だものね。名古屋って地下鉄ってイメージあるよね。黄色いやつ…もしかして俺古い?昭和?電車に興味があったのって、中学生の頃とかだったから。」

LUKEさん  「みんな帰りは大丈夫?帰りの足はある?え?ない?」
MASAKIさん 「俺の家に泊めてやろう!……東京だけど。」
咄嗟に、気の利いたことが言えないLUKEさんが好き(^ ^)。盛り上げてくれるMASAKIさんが好き。

「今、上でライヴをやっているバンドと昨日○○○で食事したんだけど、ライヴ前に○○○ってどうなんだろうね。あんまり食べなかったけど、ギター弾いてる彼(DAITAさん)ももう30代だって。ボーカルは24歳だって聞いて、俺自分といくつ離れてるか言えない(^ ^)。その場では言ったけど。」

「ギターを1音下げてチューニングしてるんだけど、指が痛いんだよね。『LUKEさんのマネをして”いちいちよんきゅー”でやってます。』って言われて『頑張れ!』って。」
ギターの話は良く分からなかったのですが、LUKEさんが嬉しそうでした。

「この間は横浜でライヴがあって、皆で歌うのに横浜の歌を考えたんだけど、『ブルーライト横浜』か『横浜たそがれ』しか思い浮かばなくて。え?何なに?言って。『伊勢佐木町ブルース』?それも考えたんだけど、俺がやるんだぜ。」

「俺、イメチェンするんだもん。カワイイ大人♥『伊勢佐木町ブルース』やった方がカワイイかな?…(歓声)…て、やらないから!」

  • 新曲(タイトル未定 Metronomeの歌)
  • Everyday
  • Rainbow

「それじゃ、新曲をやろうか。」

『新曲(タイトル未定 Metronomeの歌)』

「レコーディングはもうしちゃったんだけど、歌詞がなかなかできなくて、できたのが昨日です。リハーサルも鼻歌でやったんだけど、今日これはやるって決めてたから、もし出来上がらなかったらナ〜ナ〜ナ〜になるところだった。昨日出来て今日だから、歌詞を読みながら歌うから、みんなの方は見るけど、分かってないと思う。けど眼力(めぢから)は送るから。…言い訳が多いね。ミュージシャンなんだから…。ちゃんとやろう。」

喋りながら、足下のモニターを見ながら、落ち着きなく手を動かすLUKEさん。ギターの予習でしょうか?

「あ、そうだ。これだけは説明しておこう。ごめんね。照明ちゃんとやってくれてるのに。」
曲が始まりかけたのを遮って、照明さんに謝るLUKEさん。ここで新曲の説明がありました。(大阪ESAKA MUSE参照(^ ^)。)

汗だくのLUKEさん

この日は湿度が高く、ライヴハウスのなかも熱かったので、LUKEさんも汗だくになってました。外側へ流した髪の毛の先から汗がキラキラと零れ落ちてました。

『Rainbow』

この歌が聴けると思っていなかったので、イントロを聴いた瞬間頭が真っ白になりました。LUKEさんのギターが美しすぎる魔法のようで、魂まで絡めとられてしまいそうでした。

〜MC〜

曲が終わって静かになると、じ〜じ〜と変な音がしてました。
「何だか怪しげな音が…」
LUKEさんも気にされてましたが、ヘッドセットの調子が悪かったようです。「あ、これ?やっぱりダメ?」と言って、スタッフの方に外してもらうLUKEさん。ちょっと前屈みになってされるがままのLUKEさんが、なんだか首筋を撫でてもらっているネコのように見えました。

MASAKIさん 「え?ビール飲みたい?」
マイクがないLUKEさんの言葉を、観客へ通訳するMASAKIさん。誤訳あり(^ ^)。
MASAKIさん 「節分で…流れが変わるかと思ったのに…。変わらなかった?」

通訳中

スタンドマイクを用意して貰って、セッティングを確認するLUKEさん。
LUKEさん 「ペダルはちゃんと踏めるかな…。今日これで全然やってないから。」
MASAKIさん「これ、貸しましょうか?」ご自分のマイクを指差すMASAKIさん。
LUKEさん 「それでも全然やってないから(^ ^)。じゃあいいかな?え?ダメ?(スタッフの方へ)出してあげて。」

最前列の方が気分が悪くなってしまったようで、スタッフに付き添われて退席されました。
「ごめんね。長くなっちゃったからね。」
その後ろ姿へ向かって、謝るLUKEさん。

「みんな、また来てね。」
ここでだったか、ライヴはまだ終わりじゃないのに、突然こんなことを言うLUKEさん。言葉だけは心に焼きついてます。
「またツアーで来るから、また来てもらえるように今日頑張るから、必ず来てね。」
どうしたの?LUKEさん。思わずじわっと来たけれど、とても大きな歓声になりました。

  • Adieu!
  • Tonight3
  • Shine
  • 1400km/h

『Adieu!』

全てが好きな曲(^ ^)。CANTAのなかでも特に好き。とりわけMASAKIさんのベースが好き。

『Shine』が終わると大急ぎでギターを外して、雷電さんの方へ合図を送るLUKEさん。
「ごめん。弦切れた。あと1曲で最後だったのに…。」
え〜〜@観客席。あと1曲なの?ギターの準備を待ちながら、ちょっと困ったように笑うLUKEさん。
「みんなの力をオレにくれ。」
いくらでも(^ ^)/。観客席から、ありったけの声援と愛情を送ります。(跳ね返ってきたりして…。)

退場するLUKEさん

退場するときのLUKEさん。
ギターストラップが当たっていたところが、汗びっしょりで背中に張り付いてました。濡れた白いシャツは肌が透けて見えるので、かなりドキドキ(=・・=)。

〜アンコール1〜

またまたMASAKIさんが一番最初に飛び出してきました。上だけCANTAグッズのTシャツになってました。丁寧にお辞儀をしていると、ちょっと遅れて雷電さんも登場されました。MASAKIさんが雷電さんに、
MASAKIさん 「今年心に決めたことがあるんですよね?って、僕が勝手に言ってるだけですが。」
雷電さん  「決めていいよ(^ ^)。」
MASAKIさん「メンバーそれぞれ、何かひとつ免許を取りますか?大型免許は?え?フォークリフト?」
手をゾウの鼻のように振りながら、楽しそうに笑ってる雷電さん。

MASAKIさん 「僕は、結婚カウンセラー?それはないな。離婚カウンセラー?」
云々MASAKIさんが喋っていると、遅れて衣装はそのままのLUKEさんがそ〜〜っと登場されました。くるっと振り返ったMASAKIさん。
MASAKIさん 「LUKEさんでーす。」
LUKEさん  「良くわかったねー。」
MASAKIさん 「空気で。」
LUKEさん  「KY撲滅家は?」
MASAKIさん 「KY?なんですかそれ?」
ちょっとびっくりして、え〜〜〜!と声が上がりましたが、MASAKIさんは本当にご存知なかったようです。

  • 春の嵐
  • Happy Birthday To You!

LUKEさん  「器具がなくても音楽があれば充分だと思うんですが、ここはこれを用意して頂いて…。」
タオルの出番になりました。新しいタオルはLUKEさんが色を、東急○○○線のピンク、とオーダーされたのだとか。

ぴんくのタオル

「東京のひとじゃないとわからないかな?あの可愛いピンク♥」

なんだかやけに嬉しそうに、その新しいピンクのタオルを掲げるLUKEさん。

MASAKIさんは色違いの青いタオルを手にされていて、回し方の説明がありました。そして、さあ、曲紹介!となったのですが、
LUKEさん  「流星とはらし…ちがった!」
LUKEさんは「どんだけ早口なんだって感じだね。」と照れ笑いされてましたが、「流星と…」から言い始めたときに、あ、間違える、なんて思ってました。ああ、やっぱり(^ ^)。

〜アンコール2〜

LUKEさんも着替えてきました。CANTAのグッズTシャツ……ぴんく!周りからは「かわいい〜〜。」と声があがってましたが、私はしばし言葉を失いました。見ていいんですか?こんなLUKEさん(=ω=)。

LUKEさん  「2回目のアンコールをありがとう。今日はトラブル続きで…ヘッドセットが壊れるし、弦は切れるし。MASAKIのヤカンもあるし…。」
え?!という感じで振り返り、破顔するMASAKIさん。
MASAKIさん 「ヤカンはいい話ですよ。ヤカンでプラマイゼロです。」

  • 悲しき絆創膏
  • ア・ソングフォージアダルト

『悲しき絆創膏』

大好きな曲なので、初めてライヴで聴けてとっても嬉しかったです。イントロを聴くだけでワクワクしてきます。

『ア・ソングフォージアダルト』

舐めただけ

「舐めただけ ほんの少し舐めただけ」
(作詞;LUKE TAKAMURA)

MASAKIさんと立ち位置を交換してたときに、歌に合わせて唇を舐めてみせるLUKEさん。E.L.Lではこれを2回もやってましたが、正面でなくて良かった(=><=)。危険なひとだ。

そのままMASAKIさんの方に設置されたマイクで歌ってたときに、LUKEさんはマイクを両手で握って引っ張ってたので、手を離したらマイクが倒れてしまいました。ほんと、いろんなことが起こります。

ギターを弾くLUKEさんの後ろを動き回りながら、色んなものをバラまくMASAKIさん。タオルやセットリストを書いた紙や、3本アンプのうえに並べてあったLUKEさんのペットボトルまで(^ ^)。

ピックをバラまくMASAKIさん

それから、ピックをオタマにいれてバラまいたり、お行儀悪く蹴り上げてみたり、蹴ろうとして外したり。見ているだけで、とっても楽しかったです。

どうやっているのか、ギターの音を鳴らしたまま客席へ手渡してしまうLUKEさん。ギターが皆の頭の上を泳いで行っている間に、雷電さんのドラムセットを解体し始めました(・・)。ギターに触れたのは嬉しかったけど、大切なギターを…。

シンバル

ドラムの解体はそれそのものより、楽しそうに解体しているLUKEさんを見ている方が楽しいです。ドラムを箱にちゃんとしまっては、その箱を高々と掲げてみせてました。一番動き回ってました。

シンバルを投げるフリをして、そのままクルクルとターンするLUKEさん。本当に投げちゃうのかと、ちょっとドキッとしました。

LUKEさん、楽しい(=^^=)?

残された最小限のものをひたすら叩き続ける雷電さん。すごいなあ、と見とれてしまいました。戻って来たギターをまた手にして、LUKEさんがMASAKIさんと色とりどりの風船を付けたマイクスタンド(?)を持ってきました。

風船割り

ライヴ中にLUKEさんとMASAKIさんが、ギターとベースを弾きながら、雷電さんのところに集まるところが好きです。最後は雷電さんが風船を割って、紙吹雪のなかライヴはお終いとなりました。

いくぞ!そっちにいくぞ!という感じに、真面目な顔で2回も指差しておきながら、いきなり違う方向へペットボトルを放り投げて、ニッパーッと笑うLUKEさん。

いたずらっこLUKEさん いたずらっこLUKEさん

ペットボトルが飛んで来た方もびっくりしたでしょうね。なんて大きないたずらっ子(^ ^)。そしてCANTAの皆さんは、手を振り振り退場されました。

-○-☆-△-◇-

トラブルが多かったせいか終演は20時50分頃でした。開演が遅れたとはいえほぼ2時間半。後からホテルでセットリストを思い出しながら、16曲しかやってなかったことに気がついて驚きました。あれれ?と何度も数え直してしまいました。けれども物足りない感じは全然しなくて、とっても楽しかったです。

でも、これより長かったらキツかったかも。開場に間に合うように並ぶと、4時間近く立ちっぱなしになるので、余程の情熱がないとキツいです(^^;)。MASAKIさんを見習って私も鍛えよう、と思いました。

(2008/03/21 更新)