青い追憶を辿りながら

2010/11/25(木) 大宮ソニックシティ

Set List

  • Neo Universe PART I
  • LAST OF EDEN 〜Neo Universe PART II
  • 新世界を越えて 〜Neo Universe PART III
〜坂崎さんの御挨拶〜
  • GET YOUR CHANCE
  • ロックンロール・ナイトショー
  • Stand Up,Baby-愛こそすべて-
〜MC 3人〜
  • Carry on(Crosby Stills & Nash)
  • Just Like America
  • COMPLEX BLUE-愛だけ哀しすぎて-
  • Promised Love
〜MC 高見沢さん〜
  • 明日の鐘
  • LIBERTY BELL
  • この愛を捧げて
  • 天河の舟
  • 運命の轍 宿命の扉
  • 至上の愛

アンコール 1
  • STARSHIP-光を求めて-
〜出し物〜
  • TOKIO(沢田研二)
  • Zipangu
  • SWINGING GENERATION
  • SWEAT & TEARS
  • 星空のディスタンス

アンコール 2
〜MC 高見沢さん〜
  • Pride
  • 誓いの明日

たれみみの思い出

こんなときに限って仕事が長引いて、開演5分前に会場に駆け込みました。ギリギリだったから、おぉ!グッズ売り場が空いてるじゃん。ってことで、ノン気にまずはグッズを購入…A^▽^;)。

欲しいグッズがあると会場毎に記念にちまちまと買い集めるのが好きなのだけれど、国際フォーラムは激混みで何も買えなかったから、大宮ではキーリングとお菓子を買いました♪

‥。‥゜。‥

この秋のSEはアコギが効果的に使われてカッコいいです。ステージ中央にスポットライトが当たると、そこにはいつも間にかメンバー3人が!!

た、た、高見沢さんがサラサラ〜〜。両手を体の脇に下げていて、握りしめた拳と鍛えた身体からまるで剣闘士のように見えました。ちょっと怖い。

秋ツアーも終盤。オープニングの3曲はかなりこなれてきた印象があり、春ツアーで感じていた息が詰まるような緊張感はなくなり、楽しんで聴くことができるようになりました。

『LAST OF EDEN 〜Neo Universe PART II』

ギターソロでは高見沢さんが前へ出来てきてくれて、サラサラの髪を振り乱して情熱的にギターを弾いていました。大宮の席も右サイドで1階席前方だったので、肉眼でも高見沢さんの表情が良く見えて感激!


『ロックンロール・ナイトショー』

坂崎さんのハーモニカがめちゃくちゃ格好良かったですー!そして吹き終わると、ソデのスタッフに向かって大きく手を振ってハーモニカを投げました。ニコニコ笑顔な坂崎さん。


坂崎さんのMCです。

「さすがお膝元!僕がラジオのレギュラーをやっているNack5がすぐそこですからね。高見沢の蕨市もすぐそこ。……桜井の秩父はこっから82分かかります。」
爆笑@フロア。

坂崎さん 「ここのコーナーはまぁ、どうでも良いことを喋ってます。95%くらいはどうでもよいことで、3%くらいはたまに大切なことも喋ってます。」
あれ、残りの2%は…(^▽^)?

「この方の最初のひと言で、話がどの方向に行くかが決まりますからね。今日はどんな展開になるでしょうか。THE ALFEEの元祖です。この方がいなかったら僕も高見沢もここにはいません!桜井さーーーん。」
呼ばれて出て来た桜井さん。丁寧にお辞儀をすると、何故か観客と一緒になって拍手。

桜井さん 「スタッフに『出てくださーい。』って言われて慌ててサングラスをして出ようとしたら、『まだですっ!』って止められたんですよ。…あなたがいけないんですよ〜。」
どこで出たらいいか分からない、と坂崎さんを責める桜井さん (^^)。
「はい、よ〜い…(上体を仰け反らせて)…ポロッと出そうになっちゃいました。」

桜井さん、多分あまり深い意味はなかったんだと思いますが、坂崎さんからイエローカードが出てしまいました。

ここからはメンバーの出会いについて。山野楽器のコンテストでは本当は『ボクサー』ではなくCrosby Stills & Nashの『?(良く分からず;)』をやる予定だったとか。
桜井さん 「前の日に練習してて、『ダメだな、これは。』ってことで、『ボクサー』になったんです。」
大学の学園祭にも良く呼ばれていて、そこで桜井さんと坂崎さんは良く顔を合わせていたとか。そしていつの間にか、桜井さんのバンドに居座ってしまった、と。
「もう確信犯ですよ〜。コンテスト前日に来て帰らないんですから〜。」

桜井さん 「隠しん犯(確信犯)…なんて。」
股間をぱたっぱたっと隠す桜井さん。

何だか桜井さんのテンションがすごい変。ダジャレやら下ねたやらを連発。笑ってまたイエローカード。
「2枚になるとこっちですからね。」
レッドカードを取り出す坂崎さん。
坂崎さん 「次の仙台では桜井がいなかったりして。」
桜井さん 「1回お休み〜〜…なんて。」

私立だった桜井さん達は、公立の自分たちと違って育ちが良さそうに見えた、と坂崎さん。
桜井さん 「育ちは悪いですよ〜。」
坂崎さん 「そんなことないでしょ?おたくはコンビニの走りでしょ?」
桜井さん 「だいぶ格が下がりましたね〜。前はデパートの走りって言ってたのに。」
坂崎さん 「秩父の三越っ!」
桜井さん 「それはちょっと言い過ぎかな。荒川の三越で…。橋3つ越えて〜♪。」
変なテンションでダジャレ連発の桜井さん。坂崎さんも大笑い。

そして桜井さんと高見沢さんの出会いについてのお話。

坂崎さん 「お互いのことは知ってたの?」
桜井さんは高見沢さんを初めて見た、校庭でギター弾いて高い声で歌っていた姿を良く覚えているそうです。
桜井さん 「劇的でしたから。」
坂崎さん 「では劇的なこの方を御呼びしましょう。高見沢さーーーーっっん。」

赤い軍服様の衣装で登場した高見沢さん。髪は黒いシュシュでひとつに結んでます(ノ^^)八(^^ )ノ。

高見沢さんが何か言おうとしたら、桜井さんと重なってしまったようです。坂崎さんを間において、向かい合って言い合いを始める高見沢さんと桜井さん。
高見沢さん「なんだよ (▼▼)。」
桜井さん 「『なんだよ。』じゃなくて『なあに?』って優しく言えば、こっちも言い方考えるけど。」
高見沢さん「なぁに (▼▼)。」(←やっぱりドス効いてる (^^))

桜井さんは高見沢さんに、
「お前何か隠してないか〜?宝くじでも当たって、独り占めしようとしてるんじゃないのか?」
みたいに責められちゃってました (^m^)。桜井さんも、
桜井さん 「俺、座薬でも飲んじゃったのかなぁ。」
なんてボヤいたりしてて、坂崎さんにイエローカードまで出されてました♪

坂崎さん 「正露丸飲み過ぎたんじゃないの?」
桜井さん 「それは貴方でしょう?何にでも効くと思って、正露丸両耳に詰めちゃったの。」
高見沢さん「えーーーーーっっっ!?詰めちゃったの?」
マイクからちょっと離れたところで、素っ頓狂な声をあげる高見沢さん。

高見沢さん「まるでこれから『?』をやるみたいだな〜。」
坂崎さん 「やんないよ♪」
高見沢さん「世の中そんなに上手く行くと思うなよ。」
大ウケの桜井さん。
「いいね〜〜。お客さんに向かって『そんなに上手く行くと思うなよ。』って。」

『COMPLEX BLUE-愛だけ哀しすぎて-』

高見沢さんの白いレスポール。桜井さんの歌声。美しかったです…

『Promised Love』


〜MC 高見沢さん〜

「どうもありがとう。…『Promised Love』…いい歌だな〜…。」
拍手&笑@フロア。
「これは90〜…ほにゃにゃの歌ですが…(クスクス@フロア)…92年?」
ちらっと上手を見る高見沢さん。声がかかったのでしょうか?
「…桜井の歌に思わず聴き惚れてしまいました…聞き惚れるということは、何かを忘れるということです。」
は???

「ひとつのことに気を取られると、いっぺんにふたつのことができないんだな。何かを忘れる。何を忘れたかというと、途中でスライドバーをはめないといけなかったんですが、それを忘れてしまいました。」
爆笑@フロア。
「Promised〜〜♪ってところで使うはずだったんですけどね。どこではめようか…」
マイクスタンドに手を伸ばす高見沢さん。

「ここに2本置いてあるんですが…今がチャンスだ!と思ったら遠いところに置いてあるんだよね。取ろうとするとこう、体を動かさなくちゃいけない。…なんでこっちに置かないんだよ!」
ソデの方を向いて文句を言う高見沢さん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
「そんなことを考えてて慌ててはめたら違う指にはめてしまいました。…間奏が弾きづらいったらありゃしないっ!」
駄々っ子みたいな高見沢さんが可愛かった〜。

そしてこのツアー恒例の、愛について語る高見沢さん。
「ひとは愛がないと生きていけないらしいんだよな。それは男女の愛だけでなく友達とか親とか…」

高見沢さん「俺と桜井の間には愛はあるのか?」
桜井さんの方を振り返る高見沢さん。
桜井さん 「あるに決まってるだろ〜〜〜。」
高見沢さん「眉間に皺寄せていうなよ〜〜。」
坂崎さんも大笑い。
坂崎さん 「眉毛下げて言うなよ〜〜。」
(『幸拓のANN GOLD』で拓郎さんが桜井さんのパンフの写真を見て「眉毛が下がってる」って笑っていらしたからかと思います (^^)。)

桜井さん 「あるに決まってるだろ〜〜。なかったらこんなに長くやってないよ〜〜(だったかな?)」

高見沢さん「つーと言えば、つー…」
ガクガクッとずっこける桜井さんと坂崎さん。照れ笑いの高見沢さん。
高見沢さん「…じゃなくて、つーと言えば?」
桜井さん「かーーーーっっ!」

なんて素敵な桜井さん。

「いろんな人と出会って、こう…ビビッとくる瞬間があるというのは、DNAに組み込まれているらしいんですけどもね…みんなも…感じて下さい。」
なんだか言い淀んで、まとまりのない話になっている高見沢さん。隣りでは坂崎さんが大ウケ。照れて坂崎さんの方を見る高見沢さん。
高見沢さん「違うんだよ〜…」
坂崎さん 「いつもなら『激しい愛の歌を…』って次の曲へ行くのに、今日は違う曲をやるもんだから。」
桜井さんと坂崎さんに笑われちゃって、顔をクシャクシャにして笑う高見沢さん。

高見沢さん「今までのは全部忘れて下さい。…(爆笑@フロア)…大宮スペシャルということでこの歌を。『明日の鐘』。」
高見沢さんが手にしたのは2007年の秋ツアーでも使っていらしたJimmy Page Double Neck?

『明日の鐘』

『LIBERTY BELL』

1番が終わったところで何か音が消えたようなズレタような…?周りでもずっこけてるひとがいて、かなり目立ちました。なんだったんだろう?


本編後半に続く愛の歌。胸を熱くしながら聴いているのに、大宮の風物詩(←?)、静電気で髪がフワフワ立っている高見沢さんが可愛くて可愛くて…(=´ω`=)。

〜アンコール1〜

高見沢さんは髪を結んだまま登場です。どこかで解くのかな…ワクワク。やはり静電気対策なのかもしれません。

『STARSHIP-光を求めて-』

出だしはいつもどおり『JOURNEY』だったのですよ。高見沢さんが電動ドリルを足元に落とし、ギター&ベースをかき鳴らしながら高見沢さんは下手、桜井さんは上手を見て何やらタイミングを合わせているの?と思ったら…音が消え始まったのが『STARSHIP-光を求めて-』のイントロのピアノ。

うひゃあ〜〜。3人が揃ってネックを立てギター&ベースを掲げるのです。3人揃った動きをする曲ってあまりTHE ALFEEではないので、嬉しいといえば嬉しいのですが。私は『JOURNEY』でハートを打ち抜かれたかったので、少しガッカリ…。

メンバーがいったん捌けると、始まったSEが汽車ではなく、何故かスペースシャトル?の打ち上げに。でも雰囲気たっぷりの『シェルブールの雨傘』に合わせて登場した桜井さんの衣装もそのまま。
桜井さん 「あぁ…STARSHIPは行ってしまった…」
大爆笑@フロア。曲が変わったのに合わせて、ちゃんと設定も変わっております。

そしてなんとなんとっっ!!!歌いだす桜井さん。
「さらば〜〜地球よ〜〜。」
大歓声!!!感激っっ!!桜井さーーんっっ。
「旅だ〜〜つ船は〜〜♪♪宇宙〜〜戦艦〜〜〜〜♪♪」

「やーーまーーーだーーー。」


なぜっっ!?爆笑のなか登場する坂崎さん。
「やまだじゃないだろっ!電気屋じゃないんだから。おっさん、誰?」
「ワタシ?ワタシの名前は…おケッツッ!」
お尻をプリッとして指差す桜井さん。『世界!レアレアミュージアム』で高見沢さんが大ウケしていたネタが早速登場ですね。

桜井さん 「シロ〜♪」
高見沢さん「わにゃん♪わにゃん♪」
桜井さん 「犬なんだかネコなんだか、どっちなんだろうな〜〜。」

高見沢さん「クイズに答えて正解したら、ジパング行きのチケットをあげようっ!!」 グッズの紹介をする高見沢さん。揚げせんべい『Zipangu』の4つの味はちゃんと覚えてきたようです。でも噛んでしまいました。
高見沢さん「コンピタ…」
桜井さん 「コンピタってなんだよ〜〜。」
桜井さんと坂崎さんがウケまくり。肩を組んじゃって高見沢さんをからかいます (^^)。照れ笑いの高見沢さんは今日は本当にハイテンションではしゃいでました。

「みなさん、お手元にありますか?…なくても大丈夫です。いいことを教えてあげます。帰りにあそこで売ってます。」

「みなさん、お手元に…」
爆笑@フロア。
桜井さんも「しつこいからな〜。」と大笑い。膝掛けを広げてみせる高見沢さん。
高見沢さん「反対でした。」
これまた逆さまだった膝掛け。
「こうやって回して下さい!!」

坂崎さん 「矢沢永吉じゃないんだから。」
タイマーやCD付きパンフの説明もひととおり。
桜井さん 「ねえねえ、ここってグッズ宣伝のコーナーなの?」
高見沢さん「そう!」(←即答!)
桜井さん 「早かったね〜〜。」

高見沢さん「…8Daysの馬場がね、最近お菓子の売り上げが落ちてるって。だから頑張ってね。」
桜井さん 「じゃあ、頑張らないとね!」
3人頭を寄せ合って、仲良く励まし合ってました (^^)。

『SWEAT & TEARS』

桜井さんを手招きして呼び寄せる高見沢さん。3人輪になるようになり、桜井さんとネックを突き合うようにして笑う高見沢さん。そのまま『星空のディスタンス』へ。

「この大宮で2000本ライブをやったのはもう5年前になるのか〜。」

頑張るってことが最近ダサいかのような言われ方されているけれど、

10年前に大宮で一生懸命頑張ったから、今があるんじゃないか、と語る高見沢さん。
「今を頑張るっているのは、未来の自分を見つけることかなって思うんだよね。」

「10年後…う〜〜ん。今は37周年だから半端だなぁ。3年後の40周年?…そうするとすぐじゃないか。…3年後にはきっとみんなこう思うと思うんだ。…あぁ…アルフィーの歌を聴いてて良かったなぁ…って。」

「何があるかわかりませんからね。これからはますます一本一本が大切になると思うから…だからみんなにも見逃さないで欲しいなと思います。」

‥。‥゜。‥

終演後には冷たい雨が降っていました。

ホールは関東ファイナルということもあって、スペシャル曲もあれこれと…。聴きたかった曲がなくなったりもしたけれど、なんてサービス精神旺盛なこと。この秋は、桜井さんの声の美しさが映える歌が多いと思うのです。嬉しいな〜(´ω`。)。

(2016/09/03 更新)