2007/11/21(水) 大宮ソニックシティ
Set List
- JOURNEY
- AMERICAN DREAM
- Good Time Boogie
- ダウト!
- Juliet
- I Love You
- 星空のディスタンス
- Another Way
- 悲しみの雨が降る
- DNA Odyssey
- エルドラド
- Arcadia
- 運命の轍 宿命の扉
- 100億のLove Story
- 天河の舟
- ラディカル・ティーンエイジャー
- FLOWER REVOLUTION
- 恋人になりたい
- ふたりだけの夜
- 絶狂!ジャンピング・グルーピー
- Sweat&Tears(Vocal Change Ver.)
- Going My Way(2007 version)
- Pride
たれみみの思い出
前日から木枯らしが吹いて、この日も寒い一日となりました。ツアーも後半へ折り返して、THE ALFEEと一緒に冬がやってきました。THE ALFEEのライヴは1ヶ月半ぶり。どんな風に進化しているだろうと、とっても楽しみでした。
おおお!!高見沢さんが!気合いの入ったクルクル巻き髪でした。有明を思い出しました。アンコールくらいでは、程よく落ちて来ていい感じになるだろうな、と思いました(^ ^)。
- JOURNEY
- AMERICAN DREAM
- Good Time Boogie
高見沢さんのギターが、どうしたの?というくらい情熱的でした。ぴょんと飛び上がってみせたりして、髪を振り乱しながらギターを弾く姿が、痛々しささえ感じてしまう程ひたむきでした…。
〜坂崎さんの御挨拶〜
- ダウト!
- Juliet
- I Love You
- 星空のディスタンス
〜坂崎さんのMC〜
坂崎さんから「THE ALFEEのコンサート、生まれて初めてのひと?」と、恒例のアンケートがありました。何人かいらっしゃったため、
「ベテランであろうと、ベランダであろうと、バテレンであろうと…。」
後ろで太郎さんが受けてました(^ ^)。
「4月にツアーが始まるまで間が空くと、ツアー前に夢を見たりするんですよね。歌詞がでてこないとか。後は両脇のふたりと自分だけがずれているとか。」
「ところが昨日夢を見たんですよ。ツアー中なのに!変な観客席だったんだなあ。こっからPAの田島の席まで誰もいないの!『AMERICAN DREAM』で、歌いながら観客のとこまで行くんだけど、手を伸ばしたりするんだけど、みんな冷たい眼でみるの。」

「良かったあ。今日はここ(前)までいてくれて。」
胸がきゅぅっと痛くなりました。
坂崎さんがそんな夢を見るのか…。坂崎さんは脆さを決して曝け出さないイメージがあるので、ちょっと意外でした。
坂崎さん 「このひとはこの夏、どんな夢をみたんでしょうね?桜井さ〜〜ん。」
呼び込まれて桜井さんの登場です。あちこちへ手を差し伸べながら、深々とお辞儀をする桜井さん。舞台俳優の挨拶みたいでとっっても素敵(^ ^)。
桜井さん 「夢なんか見ませんよ。音楽的な夢は見ないです。夢よりも現実の方がひどかったりします。」
坂崎さん 「夢のなかでもスベッてるんですか?」
桜井さん 「……(-▽-)。」
そのまま夢の話が続いて、坂崎さんが珍しく、ご自分の話をいっぱいされてました。
坂崎さん 「よく見る夢なんだけど、小学生になってサッカーしてるの。桜井と高見沢もいるんだよ。自分の姿は見えないし、詳しくは覚えてないんだけど、確かにふたり(桜井と高見沢)なんだって分かるの!」
桜井さん 「あんな小学生いるかな。というか入学できないんじゃない?」
あの服装ではPTAが入学を許可しないのではないか、というところで、やっと高見沢さんが呼び込まれました。
坂崎さん 「いま、夢の話をしててね…」
高見沢さん 「ひとの夢の話ってヤダな〜。長くならない?」
それまでのMCの内容を、全く理解していない高見沢さん(^ ^)。
坂崎さん 「最初っから説明しようか?よく見る夢なんだけど、小学生の自分がサッカーしてるんだけど、そこに小学生の桜井と高見沢もいるんだよ。」
高見沢さん 「アイツもか?!」
と、桜井さんの方を見る高見沢さん。顔がそのままで小学生の姿の桜井さんを想像して、観客席から笑い声が起こりました。
坂崎さん 「高見沢の服装では入学できないだろうって話になったんだけど、高見沢が校長先生でこんな小学生がいたらどうする?」
高見沢さん 「いいじゃない。菊人形みたいで。」
菊人形のマネをして、じじじ…と回りだす高見沢さん。可愛い。。。

高見沢さん
「お〜い。止めてくれよー。」
坂崎さんが「ピッ!」というと、ちょうど後ろ向きで止まっちゃう高見沢さん。
坂崎さん 「あらら。後ろ向きで止まっちゃったよ。」
反対方向に回って、また戻ってきました。可愛い。。。
そして、2004年夏イベのDVDパンフ非公式版の反省会でも語られていた、菊人形のマネをした桜井さんを台車に乗せて、スタッフが寝ている部屋を回って、ビールをかき集めた話になりました。
桜井さん 「その台車を押してたのは、あのひと(高見沢)です。」
楽しそうに思い出話で盛り上がる3人。ずっとやってて下さい(^ ^)。
坂崎さん 「じゃあ、そろそろ曲の方へ行っていいですかね。この曲は久し振りですかね。多分アルバムが出たときのツアー以来だと思います。『Another Way』。」
- Another Way
- 悲しみの雨が降る
- DNA Odyssey
『Another Way』
2003年以来でしたね(^ ^)。アルバム『GOING MY WAY』のなかでは一番好きな曲なので、とっても嬉しかったです。歌い終わったあとの後奏中、ずっと坂崎さんが嬉しそうにニコニコしていたのが、印象に残りました。
〜高見沢さんのMC〜
「『Another Way』という曲でしたけれどね、もしふたりに出会っていなかったら、こんな衣装は着ていないと思います。」
何故かいきなりひげ剃りのお話になりました。
「こう、が〜〜ってやると必ず残っちゃうんだけど、そうすると桜井にやり方を教えてもらったりしてね。アイツは学校で教わらなかったことに関しては、バカだからって言われる。」
電気カミソリをあてる仕草が、似合ってなくてなんだか可笑しかったです(^ ^)。あ〜、高見沢さんもヒゲを剃るんだ〜、なんて思ってしまいました。
高見沢さん 「ふたりとも家が商人なものだから、眼のつけどころがちがうんだよね。しっかりしてる。貯金もしてるだろ?」
坂崎さん 「俺はしてないって!(^▽^)」

桜井さんに手を合わせる坂崎さん。
「でも二人とも、立派なご長男が店を継いでいらして、ふたりともどうしようもない次男坊ですからね、結局これしかなかったと思うんですが…。」(←ふたりですか?(^ ^))
みんなもTHE ALFEEと出逢ってしまった、という話からだったか、ちょっとうろ覚えですが、
「こうやって、大宮のライヴに来ている自分が好き♥、みたいな…」
ちょっとヤケクソ気味な言い方が、面白かったです。
「そんな理想郷を求めて、ア…アルカディア…じゃない…」
そのまま次の曲紹介へ繋げようとして、曲名を言い間違えてしまう高見沢さん。

坂崎さん 「せっかく綺麗にきまったのにな(^▽^)。」
桜井さん 「ドキッとした〜。」(←『Arcadia』を歌うひと)
高見沢さん 「同じだよ。アルカディアもエルドラドも。」(←開き直り!)

「そんな小さなことに拘るなんて、人間が小さい、小さい。」
高見沢さんの言葉に合わせて、縮んでみせる坂崎さん。
- エルドラド
- Arcadia
- 運命の轍 宿命の扉
- 100億のLove Story
- 天河の舟
- ラディカル・ティーンエイジャー
『Arcadia』

上体を反らせるようにしてギターを弾く高見沢さん。とても素敵でした。
MCのときから、このJimmy Page Double Neckを持っているけれど、重そうに何度も持ち直してるのが気になってました。
重いんでしょうか。重いなら、駆け寄って手伝って…(←大迷惑(><))。
(衣装はかなり簡略化しました(- -。)。)
『100億のLove Story』

満天の星に抱かれて歌う高見沢さん。その手を誰に差し伸べていても構わない。(><。)°。忘れない。
アンコール 1
指揮棒を振らずに手のひらにのせて、バランスを取りながら先頭を歩く高見沢さん。落としそうで落としませんでした。3人並んで足踏みすると、止まれの合図をしようとして指揮棒をくるくる回す高見沢さん。



裾が絡まってしまい、よいしょっと裾を持ち上げました(^ ^)。新潟では、最初から裾を持ち上げてクルクル回してました。
手招きされても、セッカンたかみーを嫌がるように、遠ざかってしまう坂崎さん(^▽^)。そのまま高見沢さんの笛に合わせて、坂崎さんが踊りだしました。


かわいいポーズをとる坂崎さん。
これが『そんなの関係ねえ。』と『おっぱっぴー』のモノマネなんだということを、だいぶ後になってから知りました。それにしては可愛すぎです。
- FLOWER REVOLUTION
- 恋人になりたい
『FLOWER REVOLUTION』

前奏では、お尻をぷりぷりして、一緒に踊る坂崎さんと桜井さん。
〜ひとりBEAT BOYSコーナー〜
桜井さん 「We are BEAT BOYS!今夜もゴッキゲンなハーモニーと、ゴッキゲンなダンスで、みんなの心をわしづ・か・み!」
坂崎さん 「ちょっと!BEAT BOYSは3人だって言ってるでしょ!いい加減に気づきなさい。」
桜井さん 「良く気がついたね。かわいいけど良くみると老けてる坊や。それではご紹介しましょう。ポール・マッカーサー&ジョン・ノレン!」
ポール・マッカーサーさんとジョン・ノレンさんのパネルが運び込まれましたが、台本が変わったのか高見沢さんが後ろに残ったままでした。この日は後ろで笑いながら二人を見ている高見沢さんが、なんだかちょっと沈んでいるように見えました。

桜井さんがやたら坂崎さんに寄り添って、嬉しいだろ〜〜、もっと喜べよ〜〜とからかいます。
桜井さん 「朝礼も一番前。これであなたも北山修!桜井賢!」
坂崎さん 「北山修は嬉しいけれど、桜井賢はイヤだなー!桜井賢はイヤだなー!」
坂崎さんがジャイアントなんとかのモノマネをやっていると、高見沢さんが前へ出て来てくれました。
高見沢さん 「そんな中途半端なモノマネやってないで。ところでさ、夏はなにやってたの?」

怪しい中国語を喋りながら、高見沢さんの裾をめくって覗き込む桜井さんと坂崎さん。
新潟でもめくられてましたね。
これが高見沢さんが考えた台本なのか、それともお二人の暴走から始まって台本に組み込まれたのか、どちらかはわかりませんが、なんとなく二人に逆襲されて困ってる高見沢さんって好き(^ ^)。
坂崎さん 「今日はたかみーも来てるから、今まで一度もやったことのない歌を歌ってくれるって。」
高見沢さん 「絶対、そんなこと言ってないぞ。」(←(^▽^))
- ふたりだけの夜

この日はお片づけの後には、ホウキではなくてデッキブラシを渡されてました。3人でカーリングをやってふざけてたみたいですが、私の席からは良く見えませんでした(T_T)。
- 絶狂!ジャンピング・グルーピー
- Sweat&Tears(Vocal Change Ver.)
アンコール 2
高見沢さんの衣装が変わってました。赤い腕章をつけた、黒くて裾が長めのジャケットと、赤と黒のタータンチェックのズボンと、赤い(…どハデな)Tシャツでした(=^^=)。
高見沢さん 「明日のための歌を贈りたいと思います。」
- Going My Way(2007 version)
〜MC 高見沢さん〜
「道を曲がると落とし穴におっこちたり、小石につまづいて転んだり。でも幸いかすり傷ですみました。3人いれば、一人が転んだら助け起こしたりできるし。時には3人で大きな落とし穴に落ちたこともありました。そのときは肩車をして抜け出しました。一人はまだ穴の中にいます。…誰とは言いません!」
桜井さんの方を黙って見つめる高見沢さんと坂崎さん(&観客席)。良いお話だったのに、このお約束なオチが楽しい(^ ^)。
「例えばあり得ない話だけど、明日解散するってなったら、きっとまた(ライヴを)やりたくなるんだよな。それでまたやるくらいなら、ずっとやり続けるほうが潔いかな、と。」
「今日はみんなの拍手が心に沁みました。本当にどうもありがとう。」
胸に手をあてる高見沢さん。なんだか春ツアーの、桐生市シルクホールを思い出しました。
「ずっとライヴをやり続ける、というのが僕たちのプライドです。そしてみんなもできる限りこの場所で、僕たちの歌を感じてくれたら嬉しいです。」
- Pride
-△-○-☆-○-
あくまで私が感じたことなのですが、高見沢さん、何か悲しいことがあったのでしょうか。ものすごく盛り上がったライヴで、高見沢さんのギターもとっても情熱的で格好良くて、MCも楽しかった。でも何故か高見沢さんが悲しそうにみえるときがありました。それを振り切るように、心を奮い立たせるように、演奏に没頭しているように思えました。何故だかわかりません。終演後、ずっと高見沢さんのことを思っていました。
(2008/01/15 更新)