青い追憶を辿りながら

2007/11/25(日) 新潟県民会館

Set List

  • JOURNEY
  • AMERICAN DREAM
  • Good Time Boogie
〜坂崎さんの御挨拶〜
  • ロンリー・ガールを抱きしめて
  • Juliet
  • I Love You
  • 星空のディスタンス
〜坂崎さんのMC〜MC 3人〜
  • Journeyman
  • 悲しみの雨が降る
  • DNA Odyssey
〜MC 高見沢さん〜
  • エルドラド
  • Arcadia
  • 運命の轍 宿命の扉
  • 100億のLove Story
  • 天河の舟
  • ラディカル・ティーンエイジャー
アンコール 1
  • FLOWER REVOLUTION
  • 恋人になりたい
〜ひとりBEAT BOYSコーナー〜
  • ふたりだけの夜
〜メンバー紹介〜
  • 絶狂!ジャンピング・グルーピー
  • Sweat&Tears(Vocal Change Ver.)
アンコール 2
  • Going My Way(2007 version)
〜MC 高見沢さん〜
  • Pride

たれみみの思い出

今年は初めて泊まりがけで、電車でのんびりと出掛けました。数日前には記録的な大雪が降ったとNEWSでやっていたのですが、この日は気持ちよく晴れて、新潟市内に雪は残っていませんでした。夕暮れの信濃川沿いを歩いて会場へ。到着したときにはもう真っ暗になっていました。

  • JOURNEY
  • AMERICAN DREAM
  • Good Time Boogie

『Good Time Boogie』

曲の前に太郎さんのドラムソロと、それから高見沢さんと太郎さんとでギター&ドラムセッションがありました。太郎さんのドラムがカッコ良くて、バンドってこうやって成長していくんだなあ、と思いました。

〜坂崎さんの御挨拶〜

  • ロンリー・ガールを抱きしめて
  • Juliet
  • I Love You
  • 星空のディスタンス

『I Love You』

高見沢さん「I Need You〜、I Want You〜。Oh〜Yeah〜〜。新潟〜♥ I Love You〜♥」
だったかな?それから曲が始まりました。この曲は腕が疲れます(^ ^)。

『星空のディスタンス』

星空のディスタンス

曲が終わると、照明が落ちた暗闇の中で、キラキラしたCrystal Angelを掲げる高見沢さん。

すいません、あの…ついついおヘソに眼がいってしまいました。

〜坂崎さんのMC〜

「光ってましたね〜〜。」
と嬉しそうに、高見沢さんの後ろ姿を見送る坂崎さん。

「今日は暖かかったですね。夜は放射冷却で寒いでしょうね。今からドライヤーで髪を乾かしたほうが良いですよ。コンセントは自分で探して下さいね。今日は、日頃のやなこと忘れて思い切り楽しんで頂いて、帰りにまた思い出せばいいじゃないですか(^ ^)。」
ちょっとブラックな坂崎さんのMCが好き(^ ^)。

この後、恒例のアンケートがあり、最前列に初参加の方がいらっしゃったため、これまた恒例の「帰り道に気をつけて。」のお話がありました。今日が初日という方も半分以上で多かったです。

東京育ちの坂崎さんが、何かの英単語だったかで"ひ"を"し"と言ったので、笑いが起こりました。ちょっと拗ねたように笑ってみせて、
「それでは英語の得意なこの方をお呼びしましょう。桜井さーーん。」

大歓声のなか登場された桜井さん。いつものようにあちこちへ手を差し伸べてお辞儀をされました。
桜井さん  「Ladies&Gentlemen!」
その後「How are You。」とかちょっと頑張ってから、突然普通の日本語になりました(^ ^)。

桜井さん  「さっきから聞いてたら、あんまりでしょー。初めていらした方に帰り道気をつけなさいなんて。」
坂崎さん  「ブラックジョーク。ブラックジョーク。」
桜井さん  「私のは悪いジョーク、あなたのは…」
坂崎さん  「私も悪いジョーク。」
桜井さん  「開き直ってるよ(^ ^)。」

坂崎さん  「おたくのとこも寒いでしょ。」
桜井さん  「おたくって実家ですよ。海抜260mmですから、単純に言っても-2.6℃。」
寒さの話から、桜井さんのご実家の話になり、秩父からはセメントが運び出されているお話になりました。

桜井さん  「お昼になるとダイナマイトで山を崩すから、あ、お昼だなって分かるの。」
坂崎さん  「危ないなあ。引っ越して来な!」
桜井さん  「…引っ越したよ。」(←(^▽^))

坂崎さん  「真っ赤に燃える男を紹介しましょう。高見沢さ〜〜ん。」
高見沢さんが颯爽と登場すると、大きな歓声になりました。
坂崎さん  「燃えてますね〜。ズボンにも炎がメラメラ。」
高見沢さんは微笑みながら、衣装をひらひら見せびらかしましたが、巻きが入っていたようですぐにギターを取りに行ってしまい、ひと言も喋らないまま次の曲となりました。

  • Journeyman
  • 悲しみの雨が降る
  • DNA Odyssey

『DNA Odyssey』

 DNA Odyssey

春ツアーでもそうでしたが、パーカッションのときは太郎さんとアイコンタクトしながら、ニコニコな坂崎さん。

ベースの桜井さんもよく後ろを振り返るので、ちょっと焼けちゃうくらいです(^ ^)。

〜高見沢さんのMC〜

歓声に「どうもありがとう。」と答えてマイクの前に立ったのですが、くしゃむが出そうになったみたいで、
「ちょっと待ってね。」
とまた後ろを向いてしまいました。「大丈夫〜?」と観客席から声がかかると、
「大丈夫ですよ〜。」
と、またマイクのところへ戻って来てくれました。

「あの頃はまだ珍しかった「DNA」という言葉を使ってアルバムを創るなんて、俺って天才じゃないか(^▽^)?1980年代最後のアルバムですが、アナログ版としても最後だったんだよね。こういうやつ。(手で大きな丸。)皆さんはよくご存知だと思うんですが、平成生まれにはLPって言っても通じませんからね。LPを持っている方はBOOK OFFに持って行ったりせず、静かに人生を共にしてもらえたらと思います。」

 DNAについて

「DNAはひとの…ひとの…なんだっけ。ひとの…」

ちょうどステージに戻って来ていた桜井さんがコケッとこけてました。

高見沢さん 「腰に来た?」
ニコニコしながらフラダンスみたいに、ちょっと腰を振ってみせる桜井さん。
高見沢さん 「大丈夫大丈夫。それだけ動けば。DNAはひとの最古の歴史書っていうらしいんだけど、皆さんは遥か遠い昔に(←(^▽^))THE ALFEEと出会って…」

今日が初日という方が多い会場のためか、MCの内容がツアー始め頃のDNAのお話に戻っていました。

ちょうど坂崎さんがステージに戻って来ると、
高見沢さん 「すごいね。シャツだしてるのと入れてるのと。ネクタイは白と黒。とても同じバンドとは思えない。」

シャツ

嬉しそうに、桜井さんの隣に寄り添ってみせる坂崎さん。

(あっ!桜井さんのネクタイを忘れてました。)

坂崎さん  「こことここ(桜井さんと坂崎さん)はいいけど、こことそっち(桜井さんと高見沢さん)の方が、とても同じバンドとは思えないよ。」
桜井さん  「そのカーテンについてるやつみたいな衣装。」(←大ウケ@観客席)
坂崎さん  「額縁についてるやつみたい。」
高見沢さん 「ぼく額縁だもん。」(←開き直り!とっても可愛い口調でした(><)。)

高見沢さん 「僕らのDNAは合ってるけど、進化はしてません。退化しています。」

退化?

両手で頭を触る桜井さん。

サクちゃん

高見沢さん 「さくちゃん♥大丈夫だってば。」
あらやだ、という感じにちょっとオカマキャラが入って、両手をふる桜井さん。坂崎さんまで嬉しそうに「大丈夫!」と桜井さんに言ったので、桜井さんは坂崎さんを指差して、説得力ないよ〜って感じに笑ってました。

高見沢さん 「DNAが合ってるから、移植しても大丈夫だから。移植ってやだなあ。輸出?」
坂崎さん  「植樹?」
なんだかすごい嬉しそうな坂崎さん(^ ^)。
坂崎さん  「こっち(高見沢さん)からこっち(坂崎さんと桜井さん)へ移植して、おんなじ髪型?」
場内大爆笑となりました。おなじみのネタなのに、いっつも楽しいです(^▽^)。

高見沢さん 「そんな感じで、みなさんの理想郷を求めてもらいたいと思います。」
無理矢理つないで次の曲(^ ^)。

  • エルドラド
  • Arcadia
  • 運命の轍 宿命の扉
  • 100億のLove Story
  • 天河の舟
  • ラディカル・ティーンエイジャー

『100億のLove Story』

初参加の方が多いので、曲の最後に流れ星がスーーッと流れると、大きなどよめきが起こりました。一曲一曲に熱い反応があるので、このツアー4本目の私も、とっても新鮮な気持ちでライヴに夢中になりました。

アンコール 1

今日も鼓笛隊が登場です。花道が狭いためか、坂崎さんのマイクの向こう側でぐるぐる回ってから前の方に降りて来て、高見沢さんを真ん中にして一列に並んでました。大宮と同じく高見沢さんの笛に合わせて、"そんなの関係ねえ"のモノマネをする坂崎さん。私は今年の流行語大賞のニュースを見るまで、なにをやっているのか分かってませんでした。坂崎さんがあんまり可愛いかったので、本物(?)をニュースで見たときは、ひっくり返りそうになりました。

  • FLOWER REVOLUTION
  • 恋人になりたい

〜ひとりBEAT BOYSコーナー〜

大宮でやった「これであなたも北山修。」は全てカットされてました。坂崎さんがジャイアントなんとか?というモノマネをしていると、割とすぐに高見沢さんが話に参加してくれました。
高見沢さん 「ジャイアントじゃなくてミニミニ幸之助!(ご自分のパネルを見て)なんか幸(サチ)薄そうだけど、これ。ところで夏はなにやってなの?」
桜井さん  「しーーーくれっと!秘密。秘密の…あーーーっこちゃん、って準備万端でした。」
耳栓をしてたのか、耳元で怒鳴られても平然としてる坂崎さん(^ ^)。

夏は南の島で風邪をひいちゃったというお話から、また寅さんのモノマネへ。寅さんの生い立ちから、グッズの「ソースせんべい」の宣伝まで、とっても流暢だったので思わず聞き惚れてしまいました。
「巧くなったねー。」
としみじみと感心してる高見沢さん。田中角栄さんのモノマネも、地元だったからなのか大ウケでした。

怪しい中国語を喋っていた桜井さんは、坂崎さんの怪しい(^ ^)通訳によると、「今日はたかみーもいるから、今までやったことのない歌を聴かせてあげる。」とのことで、カッコ良くポーズを決めてみせました。
桜井さん  「あまり考えないひと。」
高見沢さん 「じゃあ、"ほとんど考えないひと"は?」

BEAT BOYS
BEAT BOYS

ツボにはいったのか、笑いが止まらなくなってしまった高見沢さん。
高見沢さん 「俺、どうリアクションしたらいいの?お前、もっと普通にやれよーー。」
桜井さん  「早くしろよ(^ ^)。」
というわけで、やっと高見沢さんから曲の紹介がありました。

  • ふたりだけの夜
ふたりだけの夜 ふたりだけの夜

お菓子をバラまきながら歌う桜井さん。最後の一個はちゃっかりとご自分のポケットへ。SEXYでダンディなのに、おかしくって楽しくて、素敵な素敵な桜井さん。ハリキリすぎて、高見沢さんまで笑わせてくれちゃう桜井さん。大好きーー(=^^=)。

お片づけの後、大宮でやっていたカーリングはなくなってました。ステージが狭かったからかもしれません。胸に手を当ててお辞儀をすると、大きな拍手のなか、ひとりBEAT BOYSの桜井さんは退場されました。

  • 絶狂!ジャンピング・グルーピー
  • Sweat&Tears(Vocal Change Ver.)

『絶狂!ジャンピング・グルーピー』

この秋ツアーでは初めてでした。高見沢さんが前へ出てきてくれて、恒例の「グッグッグッ!」をやりました。
「男だけでいってみるぞーー!」グッグッグッ〜!@観客席。
「辛い事があって、私、何のために生きてるのかしら?…ってやり過ぎか。」
女性っぽい口調と仕草で、手を組んで頬に寄せた高見沢さん。照れ笑いが可愛いかわいい〜(><)。その後、辛いことがあった女性だけでのグッグッグッ〜!声が大きくてびっくり。
高見沢さん 「そんなにいるのか?!」(←(^▽^))

『Sweat&Tears』

Sweat&Tears Sweat&Tears

ご自分が歌う番になったときに髪をほどこうとしたのですが、キツかったのかそれともひっかかったのか、なかなかほどけない高見沢さん(=^^=)。歌いながら左手を添えて、やっとほどいていました。例えカッコ良く決まらなくても、かえってそれがなんて可愛い高見沢さん(=^^=) 。

Sweat&Tears

「Sweat & Tears For Lonely Girls!」

心を奮い立たせるような、気迫に満ちた高見沢さん。高見沢さんには適わない。本当に貴方は最高だ(><)。
昔は高見沢さんの直球の熱さを、ちょっと苦手に感じることもあったのですが、いつまでも変わらずに、熱い心を持ち続ける高見沢さんを心から尊敬します。高見沢さんの情熱が私の心まで熱く揺さぶって、繰り返し繰り返し生きる力を呼び覚ましてくれます。

今日は、ごっ機嫌坂崎さんが最後まで残って、あっちこっちへ両手で投げキスをしてくれました(^ ^)。

アンコール 2

高見沢さんのジャケットが、大宮と色違いで白になってました。黒も素敵だったけど、その前の優しいカナリア色のスーツも素敵だったなあ。
高見沢さん 「明日のための歌を贈りたいと思います。」

  • Going My Way(2007 version)

〜MC 高見沢さん〜

「こうやってずっとツアーを続けて来たのが僕たちのプライドです。そしてみんなもできる限り この場所で、僕たちの歌をリアルに感じてくれたら嬉しいです。僕らの歌を、いつでもみんなの傍に感じてくれたら嬉しいです。そんな思いを込めて創った歌です。『Pride』」

  • Pride

新潟も、高見沢さんが最後までステージに残ってくれて、サングラスを外して高く右拳を突き上げてくれました。メンバーが退場しても、熱い拍手とアンコールが止まず、終演のアナウンスがあると自然に万歳三唱になりました。素晴らしいライヴでした。新潟まで来て良かった。(><。)。°。

ー△ー○ー☆ー○ー

この日は当日券も出ていましたが、最初から2階席が閉鎖されていました。1階席から振り返って、2階席のカーテンが閉められているのを見たときには、正直かなりショックを受けました。

THE ALFEEを追いかけてあちこちへ出掛けて行くと、やっぱり時の流れを感じます。全国ツアーを続けていくのには、年々厳しい状況になってきてるんだと感じます。それでもこの日のライヴはなんて素晴らしかったことか。THE ALFEEの絆の強さ、情熱、いろんなことに胸がいっぱいになりました。3人一緒なら大丈夫。THE ALFEEが走り続ける限り、ずっとずっとついて行きます(^ ^)。

(2007/12/30 更新)