2006/10/15(土) 鳴門市文化会館

Set List
- 誓いの明日
- Boy
- 戦場のギタリスト
- 不良少年
- FUNKY PUNKY
- 悲劇受胎
- 雨
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
- ONE
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- Innocent Love
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- 星空のディスタンス
- クリスティーナ
- Stand Up Baby (Punk Mix)
- FLOWER REVOLUTION (Acoustic ver.)
- 至上の愛
たれみみの思い出
朝早く徳山駅を出発し、瀬戸大橋を渡って徳島県鳴門市へやってきました。この日も天気に恵まれて、瀬戸内海がキラキラ輝いていました。それにしても遠かったです。高松駅から特急「うずしお」に乗り、池谷駅で鳴門線に乗り換え鳴門市へ。徳山駅からほぼ4時間半かかりました。
夕暮れの迫る撫養川沿いの鳴門市文化会館は、とても美しかったです。駐車場には、THE ALFEEのツアートラックと、他県ナンバーの車がたくさん停まっていてました。本当に遠くまで来たんだなあ、と思いました。鳴門市文化会館は1階席だけの会場で、ほぼ2/3が埋まっていました。
この日のコンサートで忘れられないのは、高見沢さんのMCが終わり「ONE」が始まったと同時に、観客の皆さんが一斉に立ち上がったことです。私が参加した会場ではここだけでした。
もちろんコンサートも最初からとても熱いノリで、THE ALFEEを待っていたんだ、という想いが伝わってきました。観客席と、髪を揺らしながらギターを弾く高見沢さんを見ながら、なんだか胸が痛くなりました。
- 誓いの明日
- Boy
- 戦場のギタリスト
〜坂崎さんのご挨拶〜
- 不良少年
- FUNKY PUNKY
- 悲劇受胎
『FUNKY PUNKY』

左側の花道で、「決めてやる、今夜!」と、観客席を煽る坂崎さん。私は右側の席だったのでちょっと遠かったのですが、かっこいいーー(><)。
「悲劇受胎」で上着を脱ぐ坂崎さんも勿論素敵です。パーカスを叩いてたと思ったら、サッと上体を傾けて、右側に備え付けてあるギターを弾くところ。いつも眼が釘付けになります。この曲には確かに上着が邪魔になりそうですね。
暗転したなかで上着をモソモソ着込む坂崎さん。脱いだままでいいのに〜(^ ^)。
坂崎さんのMCです。
「うちの第二の!」
故郷、と続くのかな?と思ったら、
「第二の飼育小屋!」
そうでしたね〜。徳島県には坂崎さんのおさかなランドがありますからね。坂崎さんは午前中のうちに行って来たんだそうです。
メンバーの皆さんはバスで"夜走り"されたそうで、夜にうちに徳島入りされたんですね。3時間位って言われたのに4時間かかったとのことです。早寝の坂崎さんにはキツかったのでしょうか。この後登場した桜井さんに、
「こいつ、楽屋でず〜〜っと寝てんだよ。カ△チョーしてやろうかと思った。」
なんてバラされてました。
鳴門市(徳島県)の思い出話
坂崎さんはトップテンかベストテンだかの中継で、楽屋にタライのうどん(??)が置いてあって、本番前に食べさせられたのがキツかった、とのことでした。80年代でしょうか?
桜井さんは、鳴門市文化会館の楽屋で初めてイリュージョンの練習をしたこと。あとここの楽屋は、壁の天井部分が空いていて、話も全部筒抜けになってしまうとか。タバコの煙も隣へ行ってしまうので、
「ざまーみろ。」
と言いながらタバコを吸っているそうです。(←こら)
桜井さんは鳴門のうず潮を観たことがない、という話にはちょっと驚きました。ツアーで全国を回っていてもやっぱりお仕事ですから、時間にも制限があるんだろうなあ、と思いました。
高見沢さんの登場です。
男性客から高見沢さんに、かっこいい〜〜、と声がかかり、坂崎さんにも素敵〜、と声をかけていました。
「もうひとりいるんだから、言ってやってくれよ。あとで楽屋で泣くんだから。」
と高見沢さん。手を振っていらない、いらないする桜井さんにも声がかかりました。
「ありがとう。でも遅いよ!」
こういうやりとりは、小規模な会館ならではでしょうか。どれくらいのかけ声ならメンバーが不快に思わないのか、そのタイミングとかが良く分からないので、私には声をかける勇気がちょっとありません。
高見沢さんの鳴門の思い出は、日本で第九が初演されたドイツ捕虜収容所跡がある、など豆知識を披露されてました。
「そんなことも知らないのか〜?」
と桜井さんや坂崎さんをからかってましたが、ご自身も行ったことはないんだそうです(^ ^)。
この思い出コーナー。高見沢さんはたまに会場名や土地の名前を間違えるだけあって、コンサートをやっている会場内の思い出と、その土地の思い出とはなかなか結びついていないような気がします。ハードなスケジュールで移動、移動の日々では仕方ない気もしますが、坂崎さんはよく言われるように、場所、日付に関する記憶力がすごいですねー。
話が一区切りし、一瞬棒立ちになる高見沢さん。
「???」
ギターを持つのを忘れていたようです。
「教えてくれよ〜。」
と言いながらソデの方へギターを取りにいってました(^▽^)。
- 雨
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
高見沢さんのMC
New Singleの宣伝です。徳島県のためか、"無償の愛"の話から"坂崎のおさかなやさん"の話になりました。
高見沢さん 「坂崎にとって魚ってなに?」
高見沢さん 「大きくして高く売るんだ?」
坂崎さん 「売らないよ!」
"坂崎のおさかなやさん"も"高く売る"説も、高見沢さんと坂崎さんのお約束な会話は何回聞いても楽しいですね〜。
- ONE
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- Innocent Love
アンコール 1
BEAT BOYSの登場です。

上の絵はちょっと構図が変に見えますが、メンバーが顔だけは観客席の方を向けるようにしているためです。特に先頭切ってステージに登場する高見沢さんの笑顔は、どの会場でも心が奪われてしまう程キラキラ輝いていました。
今年春のツアーでは、アンコールの"出し物"は日々改良が加えられていましたが、秋は最初から、脚本家(?)の高見沢さんにとって満足な出来だったのか、ツアーが進んでもそんなに内容の変化はありませんでした。
台本どおりの、BEAT BOYSからTHE ALFEEのメンバーへのダメ出しです。(^ ^)
桜井さん 「右側のヤツな、あんな繊細そうな顔してるけど、がさつが服来てるようなもんだぞ。この間なんか、スダチ手で剥いちゃったんだから。」
これは徳島名産ですから、観客席も大爆笑になりました。
「柿ピー喰って死ぬまで踊ろう。柿ピー喰って死んでも踊ろう〜。スダチかじれ!!」
この桜井さんのセリフの最後に加えられたひと言、これも徳島県ならではのアドリブだったんでしょうか(^ ^)。
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- 星空のディスタンス
- クリスティーナ
- Stand Up Baby (Punk Mix)
アンコール 2
- FLOWER REVOLUTION (Acoustic ver.)
- 至上の愛
-○-△-☆-◇-
書きかけのまま、だいぶ時間が経ってしまいましたが、「ONE」で観客の皆さんが一斉に立ち上がったときの驚き、BEAT BOYS登場でのメンバーの笑顔。鮮やかに心に焼き付いています。
どこの会場へ行っても、高見沢さんがエンジェルベアを抱えてステージに登場すると、世界がパッと明るくなるようでした。時には体調が悪いことも、疲れていたこともあったと思うのですが、決してそれを感じさせることはありませんでした。
この日は、自分自身が旅の疲れを引きずっていたうえに、周南市、鳴門市の空席の多さが心にこたえていたので、なおさらメンバーの笑顔が印象に残りました。
あと前後の話の流れは忘れてしまったのですが、高見沢さんがMCで、「行けるだけ、一緒に行こう。」と、1993年夏イベのビデオパンフと同じ言葉を口にされたときには正直驚きました。高見沢さんの根底を流れるものは何にも変わってないんだ、と改めて継続する力、情熱に頭が下がる思いがしました。
(2007/05/15 更新)