2006/12/09(土) 南相馬市民文化会館

Set List
- 誓いの明日
- Boy
- 戦場のギタリスト
- クリスティーナ
- FUNKY PUNKY
- 悲劇受胎
- 恋人達のペイヴメント
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
- ONE
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- Innocent Love
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- 星空のディスタンス
- STARSHIP-光を求めて-
- Stand Up Baby (Punk Mix)
- FLOWER REVOLUTION (Acoustic ver.)
- 至上の愛
たれみみの思い出
東北自動車道を北上すると、冷たい雨がだんたん雪になりました。無事着けるのかドキドキしましたが、4時間くらいかけてなんとか南相馬市に到着しました。
南相馬市民文化会館は客席数1100で小さめの会場でしたが、新しくて綺麗でした。開演前から期待と熱気が満ちていて、手拍子が割れるように響いてとても嬉しかったです。
あまり会場に奥行きがないためか、2階席後方の私からは1階席が見えませんでしたが、中央前方の席は初参加の方が固まっていらしたようで、皆さん座ったままで桜井さん曰く「盆地」になっていたそうです。
- 誓いの明日
- Boy
- 戦場のギタリスト
最初の御挨拶のMCが坂崎さんでした(^ ^)。声が出るようになっていて安心しました〜。「FUNKY PUNKY」もまるで何事もなかったかのように客席を煽りまくってました。
- クリスティーナ
- FUNKY PUNKY
- 悲劇受胎
恒例のお座りコーナー。初参加の方が多いのを意識した、とても優しいMCでした。
「こう(ステージだけ)見て楽しんでいって下さい。周りを見ると冷静になっちゃいますからね。どうなってるのかしら。『星空のディスタンス』はまだかしら?」

途中で会場に入って来た方に向かって、
「お待ちしてました〜。今来るんじゃないかと噂してたとこです。これ初めてのひとが多いと受けるんだけどなー。」
このネタ、久し振りに聞いたような気がします。南相馬へは、坂崎さんも山道を車を走らせてきたそうです。
「あの山道、なんとかなんないんですかね〜(^ ^)。」
「ここと次の仙台が終わると、あとは大きいとこだけです。ここが小さいって言ってるわけじゃないですからね!やだな〜もう。」
呼び込まれた桜井さんが、会場が綺麗だと褒めていました。座っている方々に、
「座ってられるものなら最後まで座っててごらんなさい。必ず立ちたくなりますよ。お尻にビビッと電気が流れます。」
お尻にビビッと電流が流れたジェスチャーをする桜井さん(^ ^)。

坂崎さんが桜井さんを、またまたつついてました。南相馬ってなに?相馬じゃないの?変じゃない?と聞く桜井さんに、
坂崎さん 「じゃあ、奥秩父ってあれは何?」
桜井さん 「秩父の…奥。」
桜井さんはつつかれてるのに、困ったように笑いながら、「…元気になったね。」
ふたり笑顔で顔を見合わせてました。ちょっとじ〜んとしてしまいました。
その後高見沢さんが呼び込まれ、大きな歓声があがりました。
坂崎さん 「どうぞじっくりご覧下さい。これも料金に含まれております。」
手をぱたぱた振る高見沢さん。可愛い……
- 恋人達のペイヴメント
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
高見沢さんのMC
暗転したなかで高見沢さんが水分補給中に、観客席からは「王子〜〜!」「高見沢さ〜〜ん!」とかけ声がかかりました。
「たぁ〜〜かぁ〜〜みぃ〜〜。」
とまるで「遊びましょ。」みたいなかけ声もかかり、観客席から笑い声が起こりました。
「どうも。たかみーですー。」
と高見沢さん。
「THE ALFEEはみんな名前だけは知ってるんだよね。キットカットみたいなもんだよ。」(←え?)
「11月22日に何枚目だっけ?忘れましたがアルバムを出しました。あっ、別に良いんですよ。僕は買ってないからといって差別はしません。帰りにぜひ買って頂ければ、僕らの原動力となります。」
……でかジャケ仕様の限定版を買って帰りました。これで結局3種類全て買ってしまいました(><)。
「今度夏イベのDVDがでます。僕らはツアーとは別に、夏にイベントをやっているんですが…。DVDを見て自分の衣装に驚きました。自分で自分の衣装に驚くって初めてだったんですが…。重ねていく年齢を覆い隠すように派手な衣装を着ています!」
このMCは初参加の方々にかなり受けていたようです。
- ONE
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- Innocent Love
アンコール 1
アンコールの「柿ピー食べて踊ろう」コーナー
「We are BEAT BOYS!」
観客席「???」
桜井さん 「俺たちはBEAT BOYSなの!THE ALFEEじゃないの、それが分かればいいの!」
「柿ピーまこと」のそれぞれの味紹介。柿ピーを口でキャッチする坂崎さんを、桜井さんが気遣っていました。
桜井さん 「気をつけてね。無理しないでね。」
観ていてちょっとじ〜〜ん、としてしまいました。

上手にキャッチしたあとに、次に備えて後ろに下がったのですが、高見沢さんが手を伸ばしたので、また前へ出て喉を撫でて貰ってました。
「よ〜しよしよし」

あれ?いつからワンちゃんに?
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- 星空のディスタンス
- STARSHIP-光を求めて-
- Stand Up Baby (Punk Mix)
「BAD MORNING」を歌う坂崎さんの隣で、大きく手拍子をアピールする高見沢さん。

ノリ方が分からないファンを誘導してくれているようで、このときの高見沢さんが大好きでした。私が最初に参加した松戸からやっていらしたのかよく憶えていないのですが、この日はまるで坂崎さんを応援しているように見えました。
もちろん歌っている坂崎さんも最高でした。
BEAT BOYSのビデオ『GREAT PROMOTION』(1989)で「BAD MORNING」を歌っている坂崎さんは、私にとって映像として手元にあるものなかではNo.1なのです。メガネを汗で曇らせて、首を少し傾けながら歌う坂崎さんのファルセットが耳に残って離れません。
この日はまだ喉の調子が完全に良くなったわけではなかったみたいですが、腕をパタっとする振り付けもさりげなくやっていらしたので、1989年を思い出してとても嬉しかったです。
アンコール 2
高見沢さんのMCです。

「いいなー南相馬。こんなに盛り上がるならもっと早く来れば良かったなあ。」
全身黒でカッコ良い!!やっぱり高見沢さんは黒が似合います。
「ライヴはやっぱりブワーッと体液を出さないと。汗と涙でこう…ぐちゃぐちゃになって…」
力説されてました(^ ^)。後ろで桜井さんがうけてました〜。
福島県は結構来ているというお話から、
「僕らを一目見て、『素敵!』と思ったら、今度は皆さんが(郡山や福島に)足を運んでくれると嬉しいです。」
広島のことにも少し触れました。なんとか公演中止にならずに済んだというお話から、
「これが中止になると甚大な損害が……いやそういう問題じゃなくて、こうやって待っていてくれる皆さんをがっがりさせてはいけませんから。」
少し笑い話にできるようになってきたみたいです。
絆のお話のオチは今日も桜井さんでした。
「桜井はお酒を飲むとどっかに行っちゃうんだよ。」
どこに行ったかと思ったら、宝くじ売り場の上で寝てたんだそうです。
「『お〜い、高見沢〜。何してんだよ〜。』『ばかやろー。お前を捜してんだよー!』ってことがありました。」
高見沢さんに向かって拝むポーズの桜井さん。ポケットをごそごそして何か投げるジェスチャーをしてました。拾うマネをした高見沢さんが、
「五円?御縁がありますように?」
頷く桜井さん。
「くっだらないなあ(^ ^)。」
このやり取りって台本なしですよね?息がぴったりすぎて笑ってしまいました。
- FLOWER REVOLUTION (Acoustic ver.)
- 至上の愛
-○-△-☆-◇-
この日は初参加の方が多かったためか、観客の反応を確認しながらのとても丁寧な進行でした。普段のライヴのMCでは、時々メンバーだけが楽しそうで、観客席がおいてかれてしまうこともありますから(^ ^)。(そんなメンバーを観てるだけで嬉しいのですが。)
坂崎さんの声が出るようになって普段どおりの流れになったため、心なしか高見沢さんももちろん桜井さんも嬉しそうに見えました。そして何より坂崎さんもMCの声に張りがあり、とても嬉しそうでした。雪のなか遠征したかいがありました。(→そして武道館のチケット探しをすることになりました(>▽<)。)
(2007/03/22 更新)