青い追憶を辿りながら

LIVE GENESIS SPECIAL!!(横浜アリーナサウンドホール)

Set List

  • 1400km/h
  • Monster
  • 108
〜MC〜
  • お願い♥ロック
  • Irritation
  • Everyday
〜MC〜
  • 春の嵐
  • Tonight3
  • Shine
  • Happy Birthday To You!

冷たい雨が降るなか、2ヶ月振りのCANTAのライヴに参加してきました(^ ^)。
riceというバンドとの対バンイベントだったのですが、ライヴハウスにもだいぶ慣れてきたためか、最初からとっても楽しかったです。riceって歌もコーラスも綺麗で、お茶目で素敵なおふたりでした。

6時45分位にはriceの持ち時間が終了。途端にぎゅうぎゅうと人の波が押し寄せてきて、後ろからかなり押されました(><。)。そのまま待つこと30分。今回はセッティングに随分時間がかかりました。それから大音響のSEとキラキラする照明のなかMASAKIさん、雷電さん、LUKEさんが登場されました。すぐに楽器を手にされて、かき鳴らしだすLUKEさんとMASAKIさん。Shibuya O-EASTのときとはうって変わって、いきなり賑やかなオープニングでびっくりしました。

お詫び

「新年早々すいません!今日は新曲はできません。」

開口一番、”男気溢れる”お詫びの言葉(←?)。
後ろで、あちゃ〜〜っという感じに、額に手のひらをあてる雷電さん(^ ^)。

収穫祭でLUKEさんが、
「おそらく新曲をやります。おそらくね。」
と仰っていたのですが、”お約束過ぎて”微笑ましかったです(^ ^)。

責められるひとがいるだろうか。このお茶目過ぎる方を。

LUKEさんは笑顔いっぱい。
収穫祭のときは、ほとんど定位置から動かなかった印象があるのですが、今日は初っぱなから頻繁に前へ出て来てくれました。そして観客席に身を乗り出すようにギターを弾くので、あまりの近さに心臓が口から飛び出しそうになりました(=○=)。

どうも〜

MASAKIさんも左サイドに何度か来てくれました。

来るたびに、どうも〜という感じにお辞儀をしたり、握手をするふりをしたりしてました(^ ^)。

『Monster』

収穫祭ではやらなかったので、とても嬉しかったです。Shibuya O-EASTでのLUKEさんの笑顔を思い出しました。

108

『108』

後奏では前へ出て来てくれて、背面弾きー(^ ^)。

LUKEさんの背中が好き。
ちょっとだけ観客席におっこってこないかな、なんていけない想像をしてしまいました。

〜MC〜

「これが当たって刺さりそう。」
ペンダントトップを触るLUKEさん。「ちょうだーい。」と観客席から声がかかると、
「だめ。これ貰いもんだから。貰ったものをこうあげちゃったら、ねえ。」
モノを差し出す手振りをしながら、真面目に返事をするLUKEさん。真面目すぎる…。とっさに、私だってLUKEさんの欲しいものならなんだって贈るのに、と思ってしまい、なんてイタいヤツだろうと自己嫌悪
(><。)。

「新曲が間に合わなくてすいません。」
とLUKEさんが言うと、「頑張って〜!」と声が掛かりました。あんな風にLUKEさんに声を掛けられるひとが羨ましい。
「頑張ってます!常に!頑張ってます。でも溢れる才能があってもひらめきがないと…。」
ステージの真ん中へ出て来ながら、にこにこLUKEさん。
「あるのは才能とルックスだけ!ギターと歌は下手!」
え〜〜〜@観客席。
「そう言って欲しかったの♥」

LUKEさん 「でもほんとに、あと少しでレコーディングに入るんだけど、春か初夏には新しい曲を届けられると思います。このタイムラグがもどかしいね。」
MASAKIさん「楽しみだなーー。」
LUKEさん 「このふたりもまだ1曲も知りません。ベテランだけど、『これで本当に大丈夫か?』って言われながら曲を書き直したりして。こんないいかげんなベテランでも、こうやってずっとやってこれたのは、みんながずっといて、いてくれるからだよね!」

お願い♥ロック

「ずっといてね。お願い♥ロック。」

いいところでちょっと噛んでしまうLUKEさん(^ ^)。
ウィンクしてみせて、そのまま曲に入りました。ドキッとしました(=○=)。そういう段取りだったのですね。

新規ファンでごめんなさい(><)って思いました。

『お願い♥ロック』

「耳かきはなんで他人にやってもらうと…」(作詞;LUKE TAKAMURA)
歌い始めはギターの出番がないので、LUKEさんが歌いながらちょっとだけ踊ります(=・・=)。

お願い♥ロック お願い♥ロック
お願い♥ロック

これを収穫祭で初めて見たときには、衣装も衣装だったためドギマギして直視できなかったのですが、Dr.Tでだいぶ免疫がついたので、笑って見られるようになりました(←あ!(^▽^))。

ベースソロでは、おたまを使ってのテルミン奏法(?)。

お願い♥ロック

可笑しいのに素敵なMASAKIさん。指で弾くところになると、おたまを後ろの方へ転がしてました。

曲の合間に、LUKEさんが後ろを向いて水分を補給していると、ちょっと間があいてしまうのですが、その度にMASAKIさんが、スタッフにオタマに水を注いでもらって飲むものだから、くすくすと笑い声が起こりました。

水分補給
水分補給

笑い声に気がついて、MASAKIさんの方を見るLUKEさん。
LUKEさん 「和むよね……。」
本当に、MASAKIさんの存在って貴重だと思います。

曲の合間に、LUKEさんから神頼みのお話。
「年の節目って元旦じゃないって知ってた?節分なんだって。だからまだ去年のままのダメな俺でいい、みたいな。だから俺は初詣ってしないのね。大晦日に行くの。今年も来てやったぜ、みたいな感じで一年が無事、無事かどうか分からないけど、終わったことをお礼しに行くの。」

「俺は神頼みもしないのね。だって何もしてくれないでしょ?誰も助けてくれない。自分でやるしかないよね。」
ここ数日考えていたのと同じことをLUKEさんが語りかけてきたので、心に沁みました。

LUKEさん 「英語で毎日という意味です。」
『Everyday』だ〜(^ ^)。真面目に曲紹介を続けたのですが、照れてしまったのか、
LUKEさん 「元気ですかーーー!!」
おもむろに、前屈みで掛け声を掛けるLUKEさん。びっくりされたのかMASAKIさんもウケてました(^ ^)。次は『Everyday』なんですよね。大丈夫ですかー?

LUKEさん 「ちょっと年末年始にアントニオ猪木を観すぎちゃって…。英語で毎日という意味の歌です。」

Everyday

仕切り直して、雷電さんがカウントを始めたのですが、
「あ…」

なんだかズッコケたLUKEさんがSTOP。全員でズッコケてました。

LUKEさん 「お前〜。」
足下とソデの方を交互に見ながら、笑いが止まらないLUKEさん。ギターの音が出ないようにするペダルが一段高くなってるので、そこに靴がひっかかって、音を出るようにするペダルが踏めなかったんだそうです。

LUKEさん 「今日俺、おもしろくない?」
MASAKIさんに聞くLUKEさん。MASAKIさんはただただ大笑いされてました。
LUKEさん 「ダメだな〜。でも曲順は変えずにやります!」

『Everyday』

〜MC〜

MASAKIさんがオタマで、希望する方にお水を飲ませてしまうサービスがありました。
「You!」
と指差して、お水を飲ませる方をご指名です(^ ^)。

MASAKIさん「オタマは飲み口が広いので、思いも寄らぬ量が入ってしまう事があるんです。LUKEさんは思いも寄らなかった事ってありますか?」
LUKEさん 「思いも寄らぬことばかりだよ。ペダルが踏めなかったり。これがこうなったり。」
長いスカーフがギターにかかって、邪魔になったようです。

人生とは、暗闇を全力疾走するようなものだというLUKEさん。
MASAKIさん「普通、腰がひけますよね。」

手探り

「こんな感じ。」
手をぱたぱたさせて、前屈みで走るフリをするLUKEさん。
可愛くて、笑い声が起こりました。

LUKEさん 「あれなんだっけ?ダーク…なんだっけ。(観客席から声がかかって)え?それは映画でしょ。それじゃなくて、時間がたっても眼が慣れてこないくらいの暗闇を歩くっていうツアーに参加したんだけどね。」
真っ暗闇の世界を視覚以外の感覚を使って体験する『Dialog in the Dark』に参加した話になりました。このMCが長い長い…(^ ^)。

MASAKIさん「いや〜。LUKEさん。やっぱり学があるな〜。」
首をふりふりMASAKIさん。暗闇なのにビールを注いでもらってもこぼれないとか、なんのビールでしたか?ハーフ&ハーフかな?とか、MCが長い長い…(^ ^)。

LUKEさん 「えっと…忘れ物はないかな?」
MCがちょっと途切れて呟くLUKEさん。振り返るとちゃんとアンプの上にCANTAグッズのタオルが置いてあったので、ご本人がびっくりされてました。
LUKEさん 「これくらいに折ってね。そしてここで切ります。」
MASAKIさん「切るんですか?!」
タオルを切るフリをしてから、それを高く放り投げるLUKEさん。
LUKEさん 「これで鳥とか出て来たら面白いのにね。これくらいでいいかな。小さく折って…隣りのホール(横浜アリーナ)だったらいいんだけど、ここは後ろに”サウンドホール”が付くから、規模が違うからね。」

『春の嵐』

ここはMASAKIさんに視線釘付けです。CANTAというバンドが大好きになったのは、MASAKIさんがいてくれたことが大きいです。ライヴに参加するごとに、MASAKIさんが好きになります。

『Tonight3』

この曲だったと思うのですが、MASAKIさんがステージをあちこち動き回ってたのですが、コーラスをいれるのにマイクがなくて困ってました。しきりにソデのスタッフの方を見てました。

Tonight3

スタッフの方が、LUKEさんの立ち位置にマイクスタンドを設置したのですが、前へ出て来てたLUKEさんが戻ったときに、ぶつかりそうになったみたいで、すうっとどけてしまってました(^▽^)。結局、MASAKIさんはマイクを最前列の方に持ってもらって、コーラスをいれてました。そしてマイクを返してもらうときに、ちゃんとお礼を言ってました。

『Shine』

ポッキリ

雷電さんのドラムスティックが、ポッキリ折れる瞬間を目撃してしまいました。

『Happy Birthday To You!』

MASAKIさんのベースはずっと”黄色奉行君”だったのですが、この曲だけ”青豹君”だったと思います。LUKEさんギターはKillerのトワイライト?『Kaleidoscope』ツアーで使用されてたのだと思うのですが、よく見えませんでした。

MASAKIさんのベースソロに胸が高鳴りました。にこにことMASAKIさんを見てるLUKEさんの優しい笑顔が好きです。MASAKIさんがコーラスを間違えたみたいで、LUKEさんとMASAKIさんが顔を見合わせて笑ってました。

Everyday

最後はおふたり向かい合ってひっぱるひっぱる(^ ^)。こんな風に演奏するおふたりは初めて見たので、ちょっとドキドキ。MASAKIさんって大きいなあ、と思いました。

最後はまたギターを観客席に差し伸べて、みんなに触らせてくれるLUKEさん。私も触れそうだったのですが、近寄る勇気がなくて眺めてました(><。)。

MASAKIさん「ここからは僕が取り仕切らせて頂きます。」
MASAKIさんがriceのおふたりを呼び込みました。裏にマグネットを貼ったカンニングペーパーを掲げながら登場するriceのおふたり(^ ^)。
MASAKIさん「ふたりとも、やるべきことは分かってるね?若いふたりにはここからは、フロントマンとして活躍してもらうよ。」
優しい先輩、MASAKIさん。

上着を脱いでいらしたLUKEさんは、左袖口のボタンをはずしながら、もそもそ。
MASAKIさん「LUKEさん?いいですか?」
LUKEさん 「え?なになに?ちょっとね、自慢のヘッドセットが壊れちゃって、急遽ね。」
スタッフの方にマイクスタンドを設置してもらってました。設置が終わると、
LUKEさん 「で、なになに?」
マイペースなLUKEさん。MASAKIさん、頑張れ〜(^ ^)/。

LUKEさん 「ここにモニターがあって歌詞がでるんだけど、見ないから間違えちゃうんだけどね。今ここに、次にやる曲を歌ってるひとが映ってるの。たぶんriceファンの世代には、何の曲?って感じだと思うけど。」

そんな流れで、最後は全員で「ヨコハマ、たそがれ〜(?)」という演歌を歌ってくれました。riceのおふたり→LUKEさんの順番で歌ったのですが、LUKEさんが歌う番になると、riceのおふたりがLUKEさんの方へ手をヒラヒラさせてました。演歌にエレキギター。意外な組み合わせで楽しかったです。

ご挨拶

手を振りながら皆さんが退場されかけたとき、雷電さんだけ突然手を振りながら戻って来てくれました。ステージを反対端まで走って、最後に退場されました。どうしても雷電さんはあまり見えないので、こんな風に目立つことをしてくれて嬉しかったです。

-△-○-☆-○-

この日は曲の合間にもMCが多くて、とにかくLUKEさんがよく喋ってました(^ ^)。どれがどこで喋った内容だったか、記憶が曖昧です。久し振りのCANTAライヴではしゃいでいらしたのか、LUKEさんが仰るように”ばたばたしてておかしかった”です。そんなLUKEさんを見て、MASAKIさんは楽しそうに笑ってましたが、本当にミーティングで下ネタを封印されてしまったのか、MASAKIさんはあまり喋らなかった気がします。ちょっと寂しかったです。

LUKEさんの歌は、悲しい心にそっと寄り添ってくれるような気がします。でもLUKEさんを想うと胸が苦しくなります。忘れてしまえたらどんなに楽だろうかと思うときがあります。

(2008/01/27)