青い追憶を辿りながら

2015/11/14(土) 桐生市シルクホール

Set List

  • STARSHIP -光を求めて-
  • Justice For True Love
  • 挽歌
〜坂崎さんの御挨拶〜
  • 愛こそ力 〜Power for Love〜
  • 夜明けを求めて
  • LONG WAY TO FREEDOM
〜坂崎さんのMC〜MC 3人〜
  • From The Past To The Future
  • 恋人の歌がきこえる
  • COMPLEX BLUE —愛だけ哀しすぎて-
  • 木枯らしに抱かれて…
〜MC 高見沢さん〜
  • 孤独のHERO
  • Final Wars!
  • Wake Up 〜Goodbye 20th centuryboy
  • 壁の向こうのFreedom 24th March,1989—
  • 100億のLove Story
アンコール 1
  • SWEET HARD DREAMER
  • 恋の炎
〜出し物〜
  • YELLOW SUSHINE
  • 絶狂!ジャンピング・グルーピー
  • 星空のディスタンス
アンコール 2
  • 希望の詩
〜MC 高見沢さん〜
  • Going My Way

たれみみの思い出

フランス同時テロのニュースが気になりつつ、昨日はTVを観たり新聞を読んだりする時間がありませんでした。生憎のお天気のなか仕事のあと一度家へ車を取りに戻り、わたわたと国道50号を一路桐生市へ。

ときに土砂降りになり、走り慣れた道ながらも緊張しました。いつもより時間がかかり、無事に開演前に会場に着いたときはホッとしました。駐車場もなんとか愛車を雨が当たらない場所に停められて嬉しかったです。3時間待っててね。

桐生市シルクホールの前日のKトラで、
「昨日の夜中に終わったんですよ、一応終わったんですよ。一応僕らのやることはほぼ出来たと思うんだけどなぁ。」
と坂崎さんから発表がありました。高見沢さんの最初のMCでも、
「ウキウキしてる♪」
と仰っていたように、メンバー3人ともハシャいでいるというか、アルバム発売の目処が立ってめっちゃくちゃ嬉しそうでした。

桐生市はこの日初日というひとは格段に減っていましたが、メンバーのテンションにも煽られてすっごい熱く盛り上がりました。立ち見まで出ていて歓声がすごかったです。


特に坂崎さんがハッチャケていました。高見沢さんも楽しそうで、桜井さんももちろん楽しそうなんだけれど、壊れかけたお二人を前にちょっと保護者気分な感じ。


6曲目『LONG WAY TO FREEDOM』の高見沢さん。

歌いながら桜井さんの傍へ。「I love you, I love you-」のところで、リズムに合わせて右手拳で桜井さんの胸を叩く振りをしてました♪ 桜井さんはそれに合わせて、まるで拳を避けるように首を左右に動かしたので、とっても盛り上がりました。

桐生市シルクホール

高見沢さんが桜井さんのところへじゃれつきに行くと、高見沢さんのお顔が見えなくなってしまうことも多いですが、優しい笑顔で高見沢さんのちょっかいに付き合ってあげる桜井さんが大好きです。

アンコール1の2曲目『恋の炎』だったかで、坂崎さんがハンドマイクで歌っている後ろで、高見沢さんと桜井さんが向かい合って演奏してました。このときも高見沢さんがギターヘッドの先を桜井さんのベースのヘッドに、高さを競うようにくっつけっこしてじゃれてました (*´∀`*)♪


最初のMCで呼び込まれた桜井さん。初日の越谷からスーツの裾をペロッとめくるのがお約束になったようですが…。ハイテンションで自己紹介をしたときに、
「お前の頭のなかはどうなってるんだ?」
と坂崎さんにツッコまれて、
「こうなってるの♪」
とおしりをぷりん。黄色い悲鳴があがると観客の方へ向き直り、
「大丈夫。ちゃんと割れてます。」
と真面目な顔で仰ったので大爆笑になりましたヾ(≧▽≦)ノ。「当たり前だろ!」とツッコむ幸ちゃんも爆笑。可笑しかったな〜♪

桐生市シルクホール

恒例となっている本編でのパンフ紹介コーナーです。

国際フォーラムからパネルの枚数が増えて、ちょっとグダグダになりほとんどウケていなかったのですが、桐生市ではそれが改善されていました。まず『Best Hit FIGHTER』となったメンバーのパネルを立てかける衝立が出来ていて、桜井さんの紹介に合わせて高見沢さんがそこにパネルを立てかけていきました。

そして敵キャラのパネルは坂崎さんが持ってステージを走るという…(*≧▽≦)。

「ちょっとだけお見せします。」
と桜井さんが紹介すると、坂崎さんがパネルを一枚持ってダーーーーーッッとステージを端から端へスゴい勢いで走っていきました。ところが2枚目はちんたらちんたら。

3枚目ではもう歩かない。

桐生市シルクホール

傍で走れ走れとせっつく高見沢さんが、ふーふーと息を吹きかけたりして、何とか坂崎さんを歩かせようとしていたのがとっても可笑しかったです。
「次は(ネジ巻きの)ネジを作って?」
と袖のスタッフさんに声をかけていて、
「スゴいんだよ、作って?っていうと本当にすぐに作ってくれる。」
桜井さんと高見沢さんお二人でスタッフさんのことを褒めてました。そして次の大宮では本当に坂崎さんの背中にネジが付けられてました♪

小道具が増えたりネタが変わったり、セトリの入れ替えもあったり、1〜2本しか参加できなかったときには分からなかったツアーの進化を見られてとても嬉しかったです。

‥。‥゜。‥

アンコールのGoods紹介コーナーでは「秋ツアーご当地ガーゼたおる」の桐生市の繭のイラストを見て、
「なんでお前だけ毛があるんだよ!」
と桜井さんから高見沢さんへツッコミが。
「知らないよぉ。」と高見沢さんはトボけると、小田急線になった桜井さんや大仏になった桜井さんのイラストを指差して大笑い。

このガーゼたおるは好評で、追加発注したのだと国際フォーラムでおっしゃていましたね。

桐生市シルクホール

「お前、全然寝てないだろ〜。今日はチャンスだぞ〜。」
壊れている高見沢さんが何かしでかすのを期待するようなことを桜井さんが言うと、
「ちゃんと寝てますよぉ。」
と高見沢さん。するとこのときだったか、コントの流れのなかで本当にふいに桜井さんが、
「良かったな。頑張ったな。」
とレコーディングを終えた高見沢さんを労っていました。

桐生市シルクホール

高見沢さんは驚いたように一瞬言葉に詰まり、
「みんな頑張ったよ。」
とパタパタと坂崎さんや桜井さんを指差してました。
「俺も頑張った!」
桜井さんはそんな風におどけて笑いに変えて、すぐに次のGoods紹介へ。

メンバー3人とも可笑しいテンションで出し物は笑いが絶えませんでしたが、桜井さんの思いやりが溢れた優しい言葉に少し泣きそうになってしまいました。


アンコール2での高見沢さんの最後のMCでは、しきりに12月23日を強調して笑いを誘っていました。坂崎さんがスッゴイはしゃいでて高見沢さんのMCに参加してました。高見沢さんが、
「とっておきのお知らせがあります。知りたいですか〜?」
みたいに嬉しそうに何度もNew Albumのお知らせをすると、
「知りたい!知りた〜い!教えて。」
と観客と一緒におねだり。12月23日にNew Albumが出るとまた何度めかのお知らせがあると、
「俺も買う〜!」
はしゃぐはしゃぐ可愛い幸ちゃん。

「坂崎は5000円な。」
と高見沢さんに言われると、
「握手してくれる?」
と右手を高見沢さんの方へ差し出してました。高見沢さんは、
「ハグしてやるよ。」
と返したので歓声が起こりました。桜井さんはハイテンションなお二人を見守って、もうただ笑ってるだけ ( ̄m ̄*)。


最後は肩を組んで上手→下手→真ん中へとお辞儀をするのですが、真ん中へお辞儀するのを忘れた高見沢さんが身体を離してしまい、お別れの挨拶をするために両手を挙げかけてしまいました。すると坂崎さんは前を向いたままグッと腕の伸ばして、さりげなく高見沢さんの腰を抱き寄せてました。

桐生市シルクホール

お辞儀を終えた高見沢さんは、腕を外してからも坂崎さんの方に身体を向けたままそこに佇んで、少し気が抜けたようなホッとしたような顔で笑っていました。それから桜井さんから手を振って退場されたのですが、坂崎さんは両手で盛大な投げキスをしたので歓声が起こりました。

やや遅れて高見沢さんが帽子とサングラスを外して、両手を挙げてお別れの挨拶をしたので、いつまでも熱い歓声が止みませんでした。顔をクシャッとした笑顔も乱れた髪も、やり切ったという感じでとてもとても素敵でした。


MCでは涙が出るほど笑ってライヴでは汗だくになりながら、何処か遠くからステージを見守っているような気分になることがありました。嬉しそうなメンバーを見ながら、レコーディングが無事に終わっておめでとうおめでとう。お疲れ様でした。本当に良かった。そう熱い歓声に包まれるメンバーを見ているだけでとても幸せでした。

‥。‥゜。‥

桐生市シルクホール

終演後のロビーにて。

言葉を失う…。我が目を疑いました。来年は地元はないだろうと決めつけていました。キャパ1600ですが駅からのアクセスも良く、子供の頃に行ったきりの懐かしい会館です。ありがとうありがとう。

終演後もちょうど雨が激しくなっていました。何度かヒヤッとしながらも、夜は道路も空いているので日付が変わる前に帰って来れました。


今日になってTVニュースでコンサート会場もテロの標的になったと知りました。2月の美しいパリを思い出しながら今は言葉がありません。

( 2015/11/15、21、24のDiaryを加筆&修正、2016/06/03 更新 )