2008/11/08(土) 桐生市市民文化会館シルクホール

Set List
- 夢よ急げ
- FLOWER REVOLUTION
- AFFECTION
- Time Spirit
- 不良少年
- 希望の橋
- NOBODY KNOWS ME
- 黄昏に瞳を閉じて
- 夢のチカラ'06
- LIBERTY BELL
- AUBE〜新しい夜明け
- Dark Side Meditation
- 春の嵐
- CATCH YOUR EARTH
- A.D.1999
- The Loco-Motion
- ロールオーバー・イエスタディ
- WILD BAHN!
- Save Your Heart 〜君だけを守りたい
- トラベリング・バンド
- Masquerade Love
- 星空のディスタンス
- A LAST SONG
たれみみの思い出
この秋は電車で桐生市へ行きました。小山駅で両毛線に乗り換えて桐生駅へ。駅からシルクホールへは歩いて数分なのですが、だいぶ肌寒くなったなぁ…と思いました。
桜井さんと坂崎さんのオープニングの衣装は、国際フォーラムと同じNew Versionでした。高見沢さんの衣装は今までどおりでしたが、”サラサラたかみー”でした。お色直しの後で坂崎さんに呼び込まれると、豪華な衣装の裾を翻して登場されました。
坂崎さん 「いいね〜。金がいっぱい。最近高いんだってね。」
ギターのストラップに挟まった髪を、さらっさらっとはらう高見沢さん。
坂崎さん 「いいね〜。髪の毛もいっぱい。」
笑いながら坂崎さんの方を見て、更に髪をさらっさらっ。
それを見ていた桜井さん。勢い良く髪をはらうような仕草をされるのですが…(^▽^)。

あんまり桜井さんが勢い良く頭を振るので、笑った坂崎さんが両手でカツラがすっ飛ぶようなジェスチャーをされました。
坂崎さん 「これで飛んでっちゃったら『コンサート中止っ!』」
笑っていいのか悪いのか、大爆笑@観客席。
坂崎さん 「忘れてました…。次の曲は自分が歌うんです。バカな話ばっかりして…。」
笑いを押し殺して、呼吸を整えて次の曲へ。ああ…ミスマッチ(^▽^)。
- NOBODY KNOWS ME
- 黄昏に瞳を閉じて
- 夢のチカラ'06
曲の途中で何度かソデの方を見る高見沢さん。ギタートラブルか何かだったのでしょうか?『夢のチカラ'06』が終わると、桜井さんと坂崎さんが一旦下がるところで、高見沢さんも一緒に下がってしまいました。
暗転した場内はちょっと静まり返って、不思議な時間が経過しましたが、しばらくして高見沢さんが戻って来てくれました。そのまま高見沢さんのMCですが、なんとなく高見沢さんの表情が硬いような気がして、少し心配になりました。
恒例のMC。RENAISSANCEといえば文芸復興、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が有名だというお話から、最後の晩餐には何を食べたいかというお話になりました。宇都宮では餃子と仰ってましたが、高見沢さんはやっぱりアイスクリームの海に溺れたいのだそうです(^ ^)。
高見沢さん 「桜井の最後の晩…酌は、やっぱりイモ焼酎?」
すぐに戻って来ていた桜井さんの方を振り返ります。
桜井さん 「いいですね。お願いします。」
高見沢さん 「ええ?」
桜井さん 「最後の晩餐は、お前のおごりでしょ?」
高見沢さん 「…(苦笑)…うん。」
桜井さん 「そのかわり、俺がお前を最後まで守ってやるから。」

あまりにさらりと仰ったので、言った方も言われた方も少し照れたように笑っただけで、さらりと流されていきました。観客席の反応もほとんどなかったです。あとからじわじわと、温かい幸せな気持ちがこみ上げてきました。
高見沢さん 「…そんな感じで…」(前を向く高見沢さん。)
坂崎さん 「俺には聞かないのかよー。普通こう来てこう来たら、こう来るでしょー?」
もう戻って来ていた坂崎さんが、自分を指差して訴えます。国際フォーラムでは聞いてもらえなかったから…(^ ^)。
高見沢さん 「じゃあ、太郎。」
坂崎さん 「おいっ!そっちじゃなくてこっち!」
桜井さん 「長くなるから。」
なかなか話をふってあげない、イジワル高見沢さん(^ ^)。

高見沢さん 「坂崎の最後の晩餐は?」
坂崎さん 「俺はビールの海におぼれたいねっ!ちょっと寒いけど。泡が気持ち良さそうだもん。あとしょっぱいものをいっぱい食べる。塩焼きのサンマに醤油をかけて、お味噌汁も何杯も飲んで、たくわん、梅干し…etc」

やっと聞いてもらえて、嬉しそうに早口で喋り出しました。
高見沢さん 「そうだよなぁ。坂崎、可哀想だもんな…。」
坂崎さん 「いや、そんなことはないよ。」
呟くような高見沢さんの優しい言葉に、ちょっと戸惑った感じの坂崎さん。高見沢さんは、まだ少しだけ沈んでみえました。
高見沢さん 「じゃあ、俺はシャンパンの海にしよう♪」
坂崎さん 「あの泡が気持ち良いだろうなー。あそこに…」
あやうく下ネタに行きかけて、笑い声が起こりました。桜井さんも困ったヤツって感じに笑ってました。
桜井さん 「イエローカード!自分で出しなさい。」
ごそごそと脇の袋からイエローカードを取り出す坂崎さん。
坂崎さん 「これ2枚になると、次の大宮は欠席…?」
ええーーっ@観客席。大笑いの桜井さん。オスマシ高見沢さんは笑いながら知らんフリ。
アンコール 1
宇都宮よりもだいぶこなれてきた感じの、アンコールの出し物。
高見沢さん 「あっ!忘れてた。」
高見沢さんが慌てて後ろを向いて、マイクの足元をごそごそ。そんな高見沢さんの後ろ姿を見て、ニコニコな桜井さん。
桜井さん 「俺がつないでてやるよ。…みなさん、こんにちは。」

振り返った高見沢さんは、後ろ手に小道具を隠しています。
高見沢さん 「きみいくつ?」
坂崎さん 「じゅはっちっ(18歳)!」(←シュワッチ)
高見沢さん 「これは?」
坂崎さん 「じゅわっき(受話器)!」
高見沢さん 「これは?」
坂崎さん 「たまごっち!」
大歓声@観客席。
高見沢さん 「ウケたウケた〜♪初めてウケた〜。もう一回やろうか。」

後ろから受話器やたまごっちを交互に出して、高見沢さんがとても嬉しそうに笑ってました。これは初めて見た国際フォーラムでもちゃんとウケてたと思うのですが、嬉しそうな高見沢さんの笑顔にちょっと胸が痛みました。
アンコール 2
高見沢さんのMCです。THE ALFEEは来年でデビュー35周年。3人が出逢ったのはもっと前だから、もうずっと一緒なんだとお話がありました。
高見沢さん 「俺たちの揚げ足とりはすごいぞー。」
後ろでピョコピョコと足をあげる桜井さん。
高見沢さん 「少しは尊敬してくれよ!」(下手を見る)
坂崎さん 「尊敬しろよっ!」(やっぱり下手を見る)

桜井さん 「尊敬してるよっ!そうでなかったらもう10年くらい前には辞めてるよ。時間にはルーズだし、楽屋ではうるさいし。変なイモムシみたいのを連れてくるし、車のなかでコオロギを逃がすから、1年中コオロギが鳴いてるし…。」
大半が坂崎さんのことだったような気が…(^ ^)。温かい笑い声がいっぱいでした。
高見沢さん 「そんなアルフィーですが…これからもどうぞよろしくお願い致します。」
高見沢さん 「LASTという言葉には”最後”という意味の他に、ずっと続いて行くという意味もあります。見失ってしまった夢を見つけるきっかけに、僕らの歌がなってくれたら嬉しいです。そんな気持ちを込めて…『A LAST SONG』。」
- A LAST SONG
今回のツアーではこの最後の歌を聴くたびに、2005年10月15日の新潟県民会館を思い出していました。2005年秋ツアーで私が参加した4会場では、ラストの曲が毎回変わったため、1度しか聴く機会がありませんでしたが、灯火が揺れるような美しい照明まで、今でも心に焼き付いています。
(2009/01/03 更新)