2009/04/09(木) 川口リリアメインホール

Set List
- SWEAT & TEARS
- 恋の炎
- 星空のディスタンス
- BRIDGED TO THE SUN
- 二人のSEASON
- FLOWER REVOLUTION
- LOVE NEVER DIES
- Sister of THE Rainbow
- 希望の鐘が鳴る朝に
- My Best Friend
- THE AGES
- YOU GET TO RUN
- 幻夜祭
- 流砂のように
- 風の詩
- 19(nineteen)
- WIND OF TIME
- もう一度君に逢いたい
- 終わりなきメッセージ (2007 virsion)
- SWINGING GENERATION
- OVER DRIVE〜夢よ急げ
- 桜の実の熟する時
たれみみの思い出
3度目にして先行振込でチケットが取れたので、初めてTHE ALFEEのツアー初日に参加してきました。ツアー初日というものに参加するのは、1989年のBEAT BOYS以来です(初日だからっていうか、地元に参加したらたまたま初日だったという…)。
席は一桁台の桜井さんサイドで、うはうはーーっ(=><=)だったのですが、川口リリアの一階席はとっても揺れるのでびっくりしました。床が抜けるんじゃないかと思いました。
初日って良いですね。曲が始まるごとに大きな歓声とどよめきが起こって、ステージにも客席にも、待ってたーって感じが溢れていました。
この春はメンバーの登場からして印象的で、オープニングから崩壊しました♪。涙腺が思わず緩んで、どこを見たらいいのかパニックになりました。変な話かもしれませんが、帰って来たーーって思いました。
そして高見沢さんの衣装があまりに格好良くて、惚れ直したぜっ!兄貴!って感じでした(←いつもこんなことばっかり言ってますが…(^^;))。ライブ中のMCによると、80年代に着ていた衣装を意識されたのだそうです。
気迫に満ちた眼差しで会場を見つめる高見沢さん。

このオープニングは嬉しいことに、09年夏イベのDVDパンフに収録されました。あの熱気とか迫力とか、会場に満ちあふれる期待感とか、いろんなことを思い出します。
1曲目が意外なことに、いきなり『SWEAT & TEARS』で始まり、立て続けにライブ定番のノリが良い曲が怒濤の如く続いたので、周囲からは戸惑うようなどよめきが起こってました。いや、序盤ですでにへろへろになりましたな。
聴けて嬉しかったのは『YOU GET TO RUN』。ライブで聴くまでそんなに好きな曲ではなかったのですが、ツアー中ずっと脳内BGMとなっていたくらい、そのライブ映えする格好良さが焼き付きました。そして新曲『風の詩』。
『風の詩』
ラジオがないので、もちろん発売前のこの曲はこの日初めて聴きました。初めて聴いたのがライブだというのは、何度経験しても忘れられない素敵な思い出です。イントロがとにかく印象的で、桜井さんの歌声が美しく、ライブが似合う曲でした。
アンコール 1
そして1回目のアンコールの桜井さんの衣装も、とっっても私好み♪で素敵でした(宇都宮をご参照下さい)。衣装の上に学ランを重ね着した学生コント。これも夏イベのDVDパンフに完全収録されました。
高見沢さん「フォークコンテストに出場するなら、教養も大切だからな。」
ということで、ホワイトボードが運ばれて来て抜き打ちテストが始まったとき、桜井さんがカバンを背中にしょった姿が可愛くて、笑い声が起こりました。それに気がついて振り向いた高見沢さん。
「使い方を間違えてるーーっ。」
素直にカバンを下ろす桜井さん。このカバン、使い終わった小道具をしまったりして大活躍してましたね。

まずは「秋刀魚」と書いて、坂崎さんになんて読むか聞く高見沢さん。もちろん正解。続いて「魚君」と書くと、観客席からはちょっとざわめきが…。
「これ、『さかなくん』じゃないのぉ?」
桜井さんが戸惑いながら答えると、
「当てちゃダメーーッ。」
と慌てる高見沢さん。

高見沢さん「当てちゃダメだよぉーー。」
坂崎さん 「これね、ホントは桜井が全部間違えるはずだったの。」
坂崎さんが、どうして高見沢さんが焦っているのか説明してくれました。
高見沢さん「せっかく考えたのにーー。」
ボードの字を消しながら、可愛くボヤキまくる高見沢さんに観客席も大受け。
桜井さん 「だって先生、字汚いんだもんー。」
高見沢さんが大切そうに抱えていた青いファイル。ツアー後半ではちゃんとした緑色の出席簿になりましたが、最初は本当に”ネタ帳”だったみたいで、色々書き込んだメモが挟まっていました。桐生市だったかでそのメモを落としてしまい、それを拾った桜井さんに笑われちゃってました。
一生懸命ネタを考えて、いいの思いついたー♪って喜んでメモしている姿が浮かんで来て、胸がきゅんっとなりました(←あほ…)。
この学力テスト、唐突な印象があったし、内容そのものはそんなに面白いとは思わなかったので(←失礼!)、ツアー途中でなくなるかも?なんて予想していましたが、桜井さんをイジメつつ最後まで続いてました (^▽^)。
初日のこのコーナーは、タイムカプセルがただの四角い缶だったり、場面転換時の音楽もなく、まだ初々しい感じでした。そしてボタンを押す時の効果音もまだなかったので、高見沢さんが、
「ぴこっ!」
と、御自分で音を入れていたのがとても可愛かったです♪。
『SWINGING GENERATION』
この曲が良かったというより、本編ラストは桜井さん、アンコール1が坂崎さん、オーラスが高見沢さんと、それぞれのリードボーカルの曲が最後を飾ったのが良かったなあと思いました。
オーラスが高見沢さんボーカルなのは、そういう曲も多いしそうなるだろうと思いますが、やはり3人それぞれ均等に見せ場があるライブ内容だと一番嬉しいのです。
アンコール 2
『桜の実の熟する時』
島崎藤村の『桜の実の熟する時』を読みながら、この歌が聴ける日を心待ちにしていたので、初めてライブで聴けて感無量でした。小説のイメージとは全然違いましたが、高見沢さんらしさ全開のバラードでした。長くファンをやっていると、こういう曲を坂崎さんか桜井さんが歌ったら面白いだろうなぁ、なんて思うこともありますが、やはり高見沢さんそのものな曲でした。
後奏では坂崎さんの真上にセッティングしてあった、ハート型の大きな花びらが、くるくると回りながら次々と舞い降りて来ました。初めて見る演出だったし、高見沢さんが歌う優しいバラードにとても似合っていて、素敵でした。坂崎さんもとても嬉しそうに、花びらを眼で追いかけてました。

新曲をライブで初披露してホッとしたのか、歌い終わると優しい笑顔で少し照れくさそうに、まるで花びらと戯れるように両手をあげる高見沢さん。

なんとなくですが、初日だし初披露の曲もあったりで、高見沢さんが観客の反応をすごい意識しているなあ、なんて気がしました。そしてあれこれとコントの台本とか、夜なべして修正してるに違いありません (^^)。
ツアー初日からライブが進化していく過程を観られて、忘れられないツアーになりました。
‥。‥゜。‥
オープニングで金テープが舞うという、意外すぎて心臓に悪い演出がありました♪。川口と宇都宮、ふたつの会場で手にした金テープです。
( 2009/04/10のDiaryに加筆、12/05更新 )