青い追憶を辿りながら

アップダウン竹森のロックイリュージョン〜チャーミングをそえて〜(Shibuya O-WEST)

Set List

  • 愛の名の下に
  • Are You Ready?

〜MC〜

  • So Alive
  • 金木犀

〜MC〜

  • Bitter Sweet
  • Tonight3

たれみみの思い出

2010年01月19日(火)、2010年一発目のライブとなるShibuya O-WESTのイベントに行って来ました。雨の心配がないとても良いお天気になり、傘も持たずに出掛けました。

出演は、I-RabBits→HI LOCKATION MARKETS→CANTA→竹森巧バンドの順番。

まずお笑い芸人のヨコハマナンバーのお二人がステージに登場し、前説を担当。続けて総合司会のアップダウンのおふたりが登場し、イベントが始まりました。

出演バンドを出演順に紹介してくれたので、CANTAが3番目だと前もって分かって有り難かったです。CANTAは、
「すごいですよ!僕、中学のとき聴いてました。」
と紹介されたので、場内から笑い声が起こりました。それは聖飢魔IIでしょ。

竹森さんは、
「大好きなバンドさんが終わっても、帰らないで下さいね〜。」
としきりに仰っていて、その方がトリを務める竹森巧バンドの方なのだと後になって知り、とても可笑しかったです。

バンドが入れ替わるときは、その都度アップダウンのお二人が登場し、終わったバンドのボーカルさんを交えてトーク&質問コーナーがありました。後ろでは機材の片付け&セッティングが丸見え。いつもこのステージチェンジの間が退屈で、立ちっぱなしで待つのが辛いのですが、後ろの作業を眺めたりトークを聞いたりしてたので、気が紛れました。

トークに参加していないバンドメンバーが片付け&セッティングをしていて、専属スタッフが付いているのはCANTAだけのようでした。そんなとこも興味深かったです。

I-RabBitsもHI LOCKATION MARKETSもとても若いバンドで、観ていて微笑ましかったです。トーク慣れしていないようでしたが、良く喋るアップダウンのお二人が盛り上げてました。竹森巧バンドはアコギを持って歌うスタイルが私好み。お笑い芸人の女の子4人が、コーラスやバックダンサーとして参加していて、ステージを盛り上げてました。どのバンドもそれぞれ楽しめました。

O-WESTはステージが高めで観やすいので、CANTAの出番まで後ろの方でのんびりしてました。平日なので開場時は前半分くらいしか埋まっていませんでしたが、徐々にひとが増えてそれなりに埋まったのでホッとしました。CANTAお目当てのファンが一番多かったようです。

そのため、CANTAの出番になるとひとが前に移動し、特に左サイド〜中央に密集したので、後ろ〜右サイドが寂しく見えてしまいました。おぉ〜い…(´▽`;)。

‥。‥゜。‥

いつもの曲『SONIC DRILL』に合わせて、いつものようにMASAKIさんから登場。うおっ!!初めて見る髪型。腰まで届きそうな長いエクステをふんだんに付けて、めちゃくちゃ素敵。全然似てないのに高見沢さんを思い出しました。

衣装は”進化秋冬”ツアーの横浜と同じ。ベースは全曲、黄色目玉くん。

続けて登場した雷電さんは黒のタンクトップ。髪を短く切り揃えてました。黒タンクトップってドラマーに似合いますね♪。そして最後にLUKEさんが登場。

MASAKIさんがたらいを雷電さんに向けて掲げると、それをチンチンタカタカと叩く雷電さん。そしてLUKEさんの後方に移動したMASAKIさんは、勢いをつけて金だらいを上手ソデにいるスタッフに放り投げてました。

アップダウン竹森のロックイリュージョン

確か”進化秋冬”ツアーから始まったこのパフォーマンス。たらいの出番はここだけだったので、初めてCANTAを観る方には、なんかデッカい丸いのが飛んでった…なんて感じだったのでは?

あっ!?オープニングのLUKEさんをほとんど観てませんでした。LUKEさんの衣装も”進化秋冬”ツアーのときと同じ黒いシャツにネックレス。黒い少し緩めのパンツ。左腰にチェーン付き。ギターは全曲、焦げ茶色の。

右側頭部の髪がもふもふくるくるっ♪…LUKEさん、それは…寝癖? かっわいいーーっっっ♪。


『愛の名の下に』

前奏からLUKEさんは激しいヘドバン。おおーーっ!気合いが入ってますな。MASAKIさんはいつもの頭を左右に振るヘドバンなので、LUKEさんサイドとMASAKIさんサイドでは観客のノリ方がくっきりと違ったのが可笑しかったです。

今日はMASAKIさんファンが少なめな模様…(´・・`)。

LUKEさん、歌詞を間違えまくり。去年のイベント「Flying Friday!!」のときみたいに、盛大にすっ飛ばしたりはしなかったけど、ふにゃふにゃ誤摩化したり、1番と2番の歌詞が混じったり。照れ笑いが可愛いから、なんだって許す!

最初はちょっと音がこもってて歌が聞こえづらかったのですが、だんだんと改善していきました。


『Are You Ready?』

1曲目に引き続き、LUKEさん歌詞を間違えまくり。MASAKIさんのコーラスがカッコいいー。・゚゚・(´□`。)・゚゚・。オールナイトニッポンモバイルでLUKEさんも仰っていたけど、バンドとして一体感が感じられて好きー。


〜MC〜

「CANTAでーす。」
LUKEさんからご挨拶。
「新年一発目のライブだね♪ 明けましておめでとう。喪中のひとは今年もよろしく。」
誰に何があったか、全員のは分からないからね、とLUKEさん。
「うちらには幸いなことに不幸もなく…年賀状のやり取りがあったり、メールのやり取りもあり…」
雷電さんの方を見ながら喋るLUKEさん。

「年賀状が最近売れないらしいね。俺いつも後だしなんだけど、年賀ハガキがなくなっちゃってて、普通のハガキに赤字で『年賀』って書いたりしてね。」
今年は遅くなっても年賀ハガキが買えたしね、とLUKEさん。
「郵便局の心配をしなくちゃいけないわけでもないんだけど…。」

「年が新しくなってすぐって、メールが繋がらないね。批判するわけではなくって、自分でもメールを活用してるけど…でも年賀状ってメールより嬉しいよね。何でだろうね。年賀状がくるといいやつだな〜って、よし、よろしくしてやろうじゃないかって思って……そのときだけなんだけどね。」
ええ〜〜@フロア。
「だって忘れっぽいんだも〜〜ん。」
だだっこ口調なカワイイLUKEさん。
「さっきの歌詞でわかったでしょう〜?」
爆笑@フロア。いっぱい間違えましたものね。

「そちらでCDを売ってますので、歌詞カードを見て、ここを間違えてたのかって確認して下さい。そのためだけに3000円払って…」
雷電さんの方を見て笑うLUKEさん。この日は会場内で物販がありました。

「2年半振りに新譜を出しました。『Green Horn』。…(拍手@フロア)…緑の角!他にも初心者とか青二才とかっていう意味もあって、あまり良い意味では使われないんだけどね。」

「キャリアだけは20年以上はあるんだけど、やることはいつも一緒。レコーディングしてCD出して、プロモーションして、ライブして。そしていまだに壁にぶつかることもあるんだよね。戒めを込めてそんなタイトルにしてみました。」

去年の11月のツアーでは、新譜からの曲もやって定番も入れて…って考えて曲を決めてたら、気がついたら新譜の曲をほとんど演ってた、とLUKEさん。
「最後のSEも『Green Horn』の曲でトドメをさして、演ってないのは1曲だけ?みたいな。どんだけ新譜が嬉しかったんだ?俺って感じで、新譜嬉しい会になってたんだけど…今日のイベントもそんな感じになりました。」

新譜からたくさん曲を演ってくれたのは、LUKEさんがそんなに嬉しかったからなのか…。こんなお話を聞いてしまったら、一層LUKEさんが愛おしくなりました(…我ながらイタい)。

「次の曲も『Green Horn』からで、『Green Horn』のなかで一番Green Hornな曲です。ってなんだそれ?『So Alive』。」


『So Alive』

MASAKIさんのコーラス、ちゃんと声が出ててホッとしました。”進化秋冬”ツアーの思い出があるから、やっぱりまだドキドキ。


『金木犀』

2番の歌いだしのキイが低いところが、いつも歌いづらそうです。バラードの方が歌詞が聴き取りやすく、対バン向けかな?と思います。CANTAを知らないひとにも、LUKEさんの歌詞を聴いて欲しいですよね。


〜MC〜

「『So Alive』と『金木犀』という曲でした。…全部『Green Horn』に入ってます…買えって言って るんじゃないよ!」
まぁるいおめめでフロアを見るLUKEさん。

「でも、歌詞すごい間違えてたけど、歌詞カード読みながら聴いてみたらすごい泣ける〜、どうして今まで知らなかったのかしら〜♪って思ったら、そちらに売ってますので…。」
もうアルバムを6枚も出してますって、結構しきりにプロモーションしてました、楽しいLUKEさん。ていうかオカマ声がほんと上手。ライブでは初めて聞いたかも?

「2年半何やってたんだって感じだけど、その間にはベスト盤を出して、それに伴ってツアーもやるんだけど、曲とか見ると5枚目のアルバムがでたときとそんなに変わらなかったりするんだよね。」
以前から思っていたことでしたが、今頃急にどうされたのでしょう?ちょっと驚きました。

「ローリングストーンズなら『サティスファクション』は聴きたい。オジーなら『(曲名?)』見たい!とかあるじゃない?」
両手を挙げるLUKEさん。 「オジーは左があまり挙らないんだよね。」
にっこりLUKEさん。出演バンドのなかで一番話が長いんだけど、お時間は大丈夫 (´▽`)?

「うちらは全世界を回るわけじゃないから、飽きるほどではないんだけど、やっぱりライブ定番の曲ってあるんだよね。」

「そんなわけで今日は名曲『Everyday』はやりません。俺としては『Everyday』を外すのは勇気がいったんだけど…」
ちょっとザワザワ@フロア。私には『Everyday』をやらないことより、やはりそこまで拘っていたのか…という軽い驚きがありました。

「あ、『Everyday』は『Fraction』に入ってますんで…もちろんベスト盤にも入ってますが、テイクが違います。いっぱい買わなくちゃいけなくなっちゃったね。ごめんね〜〜♪」
にっこにこでフロアへ笑いかけ、さらにプロモーションするLUKEさん。

「曲行きましょうか?」と雷電さんの方を振り返り、ホントすいませ〜んって軽く頭を下げてました。にっこり笑って、スティックを構えてみせる雷電さん。
「ふたりも喋るんだけど、今日は時間がないからね。」

このイベントでは、MASAKIさんはひと言も喋りませんでした。仕方ないとは思うのですが、やかんでお水を飲む以外はずっと、無表情でただ立っているMASAKIさんのことがとても気になりました。


『Bitter Sweet』

良かった…。LUKEさんの歌も、ギターも、とにかく全てが。特に歌の最後「そこに全てがある」のLUKEさんの息づかいに、心臓がギュウッてなりました。


『Tonight3』

『Bitter Sweet』から『Tonight3』への繋がりが、意外過ぎて新鮮で、とにかく格好良かったです。MASAKIさんがずずいっっと前へ出て来て、挑むようなベースから始まったのですが、何度も聴いている曲のはずなのにシビレました。

この曲だけはLUKEさんも真ん中へ、上手側へと動いてくれました。MASAKIさんも下手側に飛んでいって、LUKEさんのローディーさんめがけてハイキック。MASAKIさんの笑顔にホッとしました。あちこち動くのにマイクはひとつしかないので、コーラスに入れなかったときもありました (´▽`)。

そういえばMASAKIさんのマイクの色が、黄緑色に変わってました。

最後はLUKEさんからメンバー紹介。LUKEさんはピックをふたつ位投げてました。時間がないからか退場は結構あっさり?マッキー、マッキーと騒いでしまい、あまり良く覚えてません (;^_^A。入れ違いにアップダウンのおふたりが登場されCANTAの新年一発目のライブはお終いとなりました。

この後はLUKEさんの質問&トークコーナーへ。ドキドキ…

‥。‥゜。‥

CANTAのメンバーが一時退場。すぐにアップダウンの皆さんが登場されてLUKEさんを呼んだのですが、LUKEさんが戻って来るまで、ちょっと間がありました。あれ?って感じに下手ソデの方を覗くアップダウンのお二人。

で、戻っていらしたLUKEさん。胸元は汗で濡れたままなのに髪が綺麗に整っていました (´▽`)。…そんなところがお茶目〜。

どうぞ真ん中へ、と言われてステージ中央へ。竹森さんさんから、LUKEさんとは聖飢魔II時代に面識があったというお話がありました。
「そうらしいね〜。」
とLUKEさん。LUKEさんは覚えていなかったみたい。竹森さんは聖飢魔IIのイベントで閣下の着ぐるみのなかにはいってたとか、聖飢魔IIのお話で盛り上がってました。


Q1. ライブ中のハプニング、失敗談は?
A. 停電

「今までも言ってる話なんだけど、やっぱり一番大きいのはこれかな〜と。」

聖飢魔IIで47都道府県を回っていたとき、ライブの最後の最後でブレーカーが落ちたというエピソードを紹介。08年の高見沢さんソロでも聞いたことがあるお話だし、CANTAで出演されているわけだからCANTAのお話が聞きたかったな〜と思いました。


Q2. こだわってることは?
A. カタカナと英数字は半角

「俺がせっかく半角で”エレキギター”(素早く)って書いてるのに、全角にされると”え〜れ〜き〜ぎた〜〜”って間延びした感じになる。美的に許せない。」

LUKEさんがおっきなお口で「え〜れ〜き〜ぎた〜〜」って言うのが可笑しくて、フロアからは笑い声が起こりました。
「僕も面白いでしょう〜?」
腰に手を当てて、嬉しそうに笑うLUKEさん。
「で、負けず嫌いなの♪」
やはりウケを狙いにきてるのか?!出演バンドのなかで一番喋ってましたよ。私はカタカナが半角って変だと思うんだけどな〜。


Q3. メンバーに内緒にしていることは?
A. AC/DCのチケットをまだ買ってない

「AC/DCの『Back In Black』はマイケル・ジャクソンに次いで、全世界で2番目に売れたアルバムなの。それなのに7〜8年前に来日したときは横浜アリーナの二階がガラガラだったんだよね。でもそのライブが俺が今まで見たライブのなかでは、最高っていうくらい良かった。」
雷電さんは仕事が重なっちゃって行けなかったから、絶対行った方がいいって勧めてチケットを買わせたのだそうです。

阿部さん 「今から買えるんですか?」
LUKEさん 「なんとかします^^。」


Q4. 幸せだな〜と感じるときは?
A. 歌ってるとき…(間)…『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』を観ているとき。

これは質問と回答を読み上げていた阿部さんの、間の取り方が可笑しかったです。LUKEさん、ちゃんと毎週録画してるのだそうです。

阿部さん 「お笑い好きなんですか?」
LUKEさん 「嫌いじゃないね。」
竹森さん 「『好きなくせに〜。』って(フロアから)ツッコミが入ってますよ。」
LUKEさん 「見透かされるのもイヤなの。」

お笑いのライブに行ったことがないというLUKEさんに、是非来て下さい!と誘う竹森さん。
LUKEさん 「行く行く。言ってよ。」
「『言って。』って言われても〜…」と、竹森さんはもじもじしながら左手で携帯をいじる仕草をしてさりげなくアピール。
LUKEさん 「教えるよ^^」
やったーっ!!と喜ぶ竹森さんに、
「(メアドを)交換して喜ぶほど、大物アーティストじゃないよ。」
笑いながらそんなふうに謙遜するLUKEさん。そんなこと言わないで。

他のバンドでは自分は何で出来ている?という質問もあったのですが、LUKEさんは時間がなかったのかその質問だけありませんでした。でも一番喋ってたなあ〜(´▽`)。

トリの竹森さんが終わると、アップダウンのおふたりから出演バンドの呼び込み&紹介がありました。
「本日のイリュージョニスト(この日、そう名付けられた出演者)の皆さんを御呼びしましょう。」
そう言った途端、だーーーーっっ!!とMASAKIさんが真っ先に元気いっぱい走り出てきました。
「はやっっ!!」
アップダウンのお二人もびっくりしながら笑ってました。

MASAKIさんはTシャツだけ着替えてました(黒だったっけ?)。笑いながら遅れて出て来たLUKEさんも、上だけMarshall Road Showのときと同じ、ベロアっぽい生地のジャージみたいなのに着替えてました。

出演者勢揃いで、次々に紹介&挨拶がある間、MASAKIさんと雷電さんは並んで上手の一番はしっこの後方へ。LUKEさんはひとり離れて下手側のステージ寄りに立ち、若いバンドの挨拶をニコニコしながら見てました。

CANTAの挨拶の番になると、前へどうぞどうぞって手招きされるMASAKIさんと雷電さん。CANTAの3人が並ぶと、
「LUKEさんはまだAC/DCのチケット買ってないそうですよ。」
とアップダウンの方が暴露。マイクを受け取った雷電さんは、
「ばっっっかじゃねえの?!」
と大きな声でひと言ーー。LUKEさんと顔を見合わせて笑ってました。

お笑いライブ、来て下さいね〜とここでもお誘いがあり、「行く行く〜。」とLUKEさん。狭い会場だから目立っちゃいますよ、と言われると、
「変装していくから。ヅラ被って。…あっ、このヅラ取ればいいのか?」
LUKEさんが、両手でカポッとカツラを外すフリをしたのが可笑しかったです。

終演は22時10分過ぎくらい?LUKEさんとMASAKIさんが手を振りながら退場されるのを見届けてすぐ、ダッシュで渋谷駅へ。

。。‥○゜。。‥☆゜。。‥○゜。。

今回のイベントは、なんといっても『春の嵐』と『Everyday』が外されたことが印象的でした。私がファンになってから、タオルを回さないなんて初めてでは!?

ちょうど『流星と春の嵐』が出た後にファンになったので、たまたまそういう時期だったのか、CANTAのライブはSet Listにかなり偏りがあるとずっと思ってきました。これからはもっとライブで聴いたことがない曲が聴けるのではないかと、とても楽しみです♪♪

(2010/01/22、01/23のAmebaブログより 2016/09/07 更新)