青い追憶を辿りながら

Drumming High Vol.3(渋谷WOMB)

たれみみの思い出

3月13日(土)、渋谷WOMBで開催された“観客体験型”の打楽器イベント『Drumming High』に参加してきました。

風はちょっと強かったけど、暖かく春らしい良いお天気でした。渋谷WOMBは裏路地にあり、見つけるのに時間がかかってしまい、ぐるぐる歩き回ってやっと会場に到着したのは開演ぎりぎり。

場内の様子は『Drumming High』に写真が載っています。真ん中にステージがあり、それを取り囲むようにいろんな種類の打楽器がたくさん設置。そして今回はステージ両脇に、玉座のように一段と高くなったところにドラムセットが設置してありました。左側が五十嵐公太さん、右側が酒井麿さんでした。

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まずは会場奥のスクリーンを使って「イガキスタン帝国 vs マローン王国の戦い!」の上映会がありました。まるで本当にそういう国があって、戦っているかのような物語仕立て。なかなか凝っていました。

そしてステージに司会の方?が登場。肩書きは”軍曹”だそうで、これから始まるリズムバトルに備えて国民(観客)を訓練する!とのこと。この方はもしや…もしや…。相島 一之さんてはないですか〜〜!!NHK大河ドラマ『新選組!』の新見錦さんですよーー!好きだったんです〜〜。まさかここでお目にかかれるとは!

相島さんの楽しい司会進行で、リズムバトルの始まりです。…といっても難しいことは何もなく、五十嵐さんと酒井さんが身振り手振り&ドラムで観客を煽って、みんなで楽しく演奏するというもの。 皇帝と王様の仮装をした五十嵐さんと酒井さんが、ひとことも喋らないのだけれど、踊ったりしながら分かりやすくリズムの指導をしてくれていて、とっってもお茶目で楽しかったです。

打楽器は全員分はないので、後ろで立ってみていた私たちはペットボトルにビーズや砂をいれたお手製のマラカスを振りました。途中で席替えタイムがあったりして、全員がまんべんなく楽しめるよう気を配ってくれていました。

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そしてイベントは後半へ。頼もしい援軍が来た、と軍曹からまずはイガキスタン帝国の援軍、MASAKIさんとLUKEさんが紹介されました。すごい歓声。

MASAKIさんのベースは黄色目玉くん。ステージに上がるとベースソロを披露。やかん奏法までやってくれました♪♪ 黒?のズボンがやけにパツパツだな〜と思っていたら、それは五十嵐さんのものだったのだそうな。ホントかな?(『MASAKI BLOG』参照)

髪型がなんだか…高見沢さんを思い出します。

そしてそしてLUKEさんの登場。ギターはKiller Galaxy Custom。なんと黒いサングラス。衣装も黒ずくめ。

LUKEさんはギターソロを披露すると、右手でサングラスを外しニッコリ。(…パタリ…。素敵過ぎて描けず…)向かい合って五十嵐さんに敬礼するとドラム玉座の足元へ。王を守るようにMASAKIさんと並んで立ったので、すごい嬉しかったです〜〜〜♪♪♪

Drumming High Vol.3

薄手の黒のロングコート。シンプルなのだけれど、やや高めの位置でウエストがしぼられていて、裾が軽やかに翻りシルエットがとても綺麗。インナーはHOLY LANDの黒のロングT。LUKEさんは肩のラインが綺麗に出る衣装が似合う。

MASAKIさんは演奏の合間にやかんでお水を飲んだりしてて、相変わらず素敵です。このお二人が並ぶと、ステージが狭く感じられました。

酒井さんの援軍はオカピさんと千代園剛さん。おふたりとも若々しく、オカピさんは可愛らしく、イガキスタン帝国の援軍とかなり雰囲気(…と年齢)にギャップが…(≧▽≦)。和太鼓の千代園剛さんは異色で、挨拶も折り目正しく私がいた周りではとても好評でした。

敵国の援軍が紹介されている間、MASAKIさんとLUKEさんは真面目な顔で玉座の前に並んで立っていたのだけれど、LUKEさんがウンウンって感じに小さく頷いていたのが、可愛くて可笑しかったです。

そこからリズムバトル再開。バトルというか競演。最後は戦争は止めて仲直り、という設定でみんなで仲良く演奏。MASAKIさんはベースソロでたらい奏法まで披露 (´v`)。LUKEさんはギターの出番がないときは両手でギターをパタパタ。

そして入場のときに配られた紙でできたお面をみんなで付けました。我を忘れて!という趣旨みたいで、出演者も全員マスク装着。

3月11日の『五十嵐公太オフィシャルブログ〜コータのドラムアシスタント日記〜』にMASAKIさんがしていたマスクの写真が載っています。髪型があれなので映画『プレデター』みたいで似合い過ぎ♪。

Drumming High Vol.3

MASAKIさんはさっさと装着して準備ばっちりなのに、LUKEさんはステージを降りドラム王座の足元でモソモソ。御髪が気になるのか丁寧に整えながらマスクを付けてました。カワイイ (´▽`)♪。

キツネのお面や南国風のお面やら、色とりどりで楽しいステージになりました。LUKEさんはほとんど俯き加減。演奏が終わるとすぐにマスクを外してしまいました。恥ずかしかったのかな?黒いマスクが素敵だったのに…(・_・。)。

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アンコールではまず、皇帝と王様の衣装を脱いだ五十嵐さんと酒井さんが登場されてご挨拶。3回目で参加者がだんだん増えて来て嬉しい!と仰っていました。そして全員まとめて呼び込んで、出演者全員が勢揃い。

LUKEさんは上着を脱いで登場。MASAKIさんは胸元にピンクの十字の黒Tシャツに白いズボン。

アンコールでは驚いたことに新見錦さん…じゃない相島さんがハーモニカを吹いてくれました。これが格好良くてすごい盛り上がりました〜。

LUKEさんもとても楽しそう。ゲストだからか控えめに指で誘ってみたり。

Drumming High Vol.3

もっともっとドラムを叩いてと観客を煽るように、リズムに合わせてドラムを叩く仕草。めちゃくちゃカワイイ。

Drumming High Vol.3

アンコールのMASAKIさんは、ベースソロのときは反対側を向いてたので、私からは後ろ姿だけ…(´□`。)。せっかくサングラスを外してたのに。

最後は手を振ってMASAKIさんはベースを置いてステージを降り、LUKEさんは外したギターを右手に持ったまま、MASAKIさんの後に続きました。これで終わりかな?と思い、体調がちょっと悪かったので私はここで退席しました。

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会場を出ると時間は19時20分頃。だいたい2時間20分位のイベントでした。小さいお子さんのために開演が早くて、こちらもありがたかったです。ドラムなんて全然叩いたことがなくても、気軽に楽しく参加できるイベントでした。

帰りの電車のなかではずっと、LUKEさんの笑顔が思い出されました。いつまでもステージで、そのキラキラした笑顔を魅せて欲しいです。

どうか誰も何もこの優しいひとを、傷つけたり悲しませたりしませんように…

(2010/03/16)