2007/12/23（日）　日本武道館

Set List

• JOURNEY
• AMERICAN DREAM
• Good Time Boogie

• 冒険者たち
• Juliet
• I Love You
• 星空のディスタンス

• Another Way
• 1月の雨を忘れない
• DNA Odyssey

• エルドラド
• Arcadia
• 運命の轍　宿命の扉
• 100億のLove Story
• 天河の舟
• Masquerade Love

• FLOWER REVOLUTION
• Bad Girl

• エピキュリアン

• クリスティーナ
• LONG WAY TO FREEDOM

• Going My Way（2007 version）

• Pride

たれみみの思い出

この日は、昨日の冷たい雨が嘘のような良い天気になりました(^ ^)。開演ギリギリに武道館についたので、かなり焦りました。初めてのアリーナでしかもAブロックだったので、間違って1階スタンド席へ行ってしまったほど、舞い上がってました。

アリーナでも、Aブロック後方では高見沢さんが遠かったです。さすが武道館。10分ほど遅れて開演となりました。

• JOURNEY
• AMERICAN DREAM
• Good Time Boogie

『AMERICAN DREAM』

センターステージで、マイクとギターのネックで、チャンバラみたいに切り合いをする坂崎さんと高見沢さん。何をやっていらっしゃるんですか(^ ^)。

〜坂崎さんの御挨拶〜

• 冒険者たち
• Juliet
• I Love You
• 星空のディスタンス

『星空のディスタンス』

センターステージでマイク1本で歌う3人。途中で一歩後ろに下がってしまった高見沢さんが、危うく歌うのを忘れそうになったため笑い声が起こりました。慌ててぴょん！っとマイクへ戻った高見沢さんが、とてもお茶目で可愛かったです。

〜坂崎さんのMC〜

「今のところ何事もないですね〜。ちょっと危ないとこもありましたが…。細かいとこは色々あるかもしれませんが、気にされる方はメモしていただいて、気にならない方はだいたいで見て頂いて…。」

「昨日来たひと？昨日来なかったひと？…あっ、説明しましょうか！昨日何が合ったのかを。」
場内大爆笑(^▽^)。

「ダーーーッと走って行った男がいたんですよ。多分衣装の裾がからまったんでしょうかね。」
バラさないでって"たかみーのお願い"はあっけなく忘れ去られました(^ ^)。

「擦りむいてましたけどね。たいした事なくて良かったです、これでもしギターなんか持ってたとしたら、あの84年の横スタのように…。体に優しいギターを創るようESPにお願いしないと。」

「今日でクランプトンを追い抜いたのかな？え？並んだ？あ、そう〜〜。これもひとえに僕らの努力の賜物です(^ ^)。いえ、真面目な話、皆さんのお陰です。ありがとうございます。もう最後の言葉みたいですが、後で言おうと思ってると忘れちゃうんですよ。」
武道館でのビートルズ初来日公演について熱く語る坂崎さん。他にも○○とか△△とかも武道館で3人で見た、というお話から、
「全部3人で見に行ってますね。気持ち悪いですねー。」（←(^ ^;)）

「この方の顔を見れば嫌な事も忘れてしまうんではないでしょうか。桜井さーーん。」
しゃかしゃかっと小走りで出て来て、あちこちへ慌ただしくお辞儀をする桜井さん。

桜井さん　　「お前の話が長いから巻けって言われて…。どうせ下らない話しかしないって。いや、でもいい話もしてるよ。坂崎いいこと言うな〜って聞いてたんだけど。ラジオで話足りなかったの？」
坂崎さん　　「話足りなくないよ。」
桜井さん　　「年末忙しそうじゃない。」
坂崎さん　　「ケツのほうね。」
桜井さん　　「ケツが忙しいの？」
お尻をぷりぷりする坂崎さん。

桜井さん　　「ムシとかいそうだな〜。懐かしいな、今時ムシ飼ってるヤツ。」
坂崎さん　　「昔、おしりにペタンって。」
苦笑しながら、ちょっと躊躇う桜井さん。でも言いたくなってしまったのでしょうね(^ ^)。
桜井さん　　「誰だ、こんなに持って来たヤツは！って。」
武道館で検便ネタ！！後ろで大ウケなTADASUKEさん。

昨日は桜井さんの高校の先輩、斉藤哲夫さんがいらしてたんだそうです。
桜井さん　　「国語の先生が最初の授業で、歌詞が書いてあるワラ半紙配って、『教え子の歌だ。』って『悩み多きものよ』をかけたんですよ。」
坂崎さん　　「『教え子の歌だ。』って高見沢の歌流してたりしてな。」
桜井さん　　「やってそう！」

結局長くなったMCに、ソデから催促があったようです(^ ^)。そしてやっと高見沢さんの呼び込みとなりました。
「高見沢さーん。」
ご機嫌で飛び出して来て、今日も衣装の裾を翻す高見沢さん。髪も右手でハラッとして、跳ね上げてみせてました。ズボンの色が白に変わってました。
坂崎さん　　「昨日と違うね。ピンクだったよね。ちゃんと見てるよ。」
洗濯したら色が落ちたの？などとお二人にからかわれながらも、すぐにギターを取りに行く高見沢さん。

坂崎さん　　「新しいギター？ジョージと同じだ。あの屋上で弾いてたヤツ。」
曲へ行くと思ったら、高見沢さんのギターを覗き込んで坂崎さんが急に絡んだので、高見沢さん、ちょっとびっくりされたようです。
坂崎さん　　「気がつくと新しいギター持ってる。まったく油断も隙もありゃしない(^▽^)。もう払った？」
首をふりふり高見沢さん。かわいくて観客席から笑い声が起こりました。

坂崎さん　　「じゃあ、曲の方へいっていですかね。」

• Another Way
• 1月の雨を忘れない
• DNA Odyssey

〜MC　高見沢さん〜

「昨日若いバンドが来てくれたんだけど『すごい演出ですね〜。』って。演出じゃないっつーの！って、一生懸命でしたけどね。あ、一応レントゲン撮ってもらって、何ともありませんでしたので。」

「『1月の雨を忘れない』はアルバム「U.K.Breakfast」曲でシングルカットしたんですけれど…いい声だね。」
ひゅ〜ひゅ〜＠観客席(^ ^)。でも、桜井さんが何も言わないので、からかいたくなったのでしょうか？
高見沢さん　「桜井、胸にくるみがついてるよ。」

今日も、桜井さんがスーツの胸に付けている花をからかいます。優しく苦笑いされた桜井さん。マイクへ近寄って、
桜井さん　　「…だめだよ、お前。カーテン着てきちゃ。」
高見沢さん　「カーテンじゃないもん！！」

高見沢さん　「ロンドンのお城の前で歌ったんだよね。『星空のディスタンス』なんか84年だよ。1900ですよ、2000なわけはない。僕らなんてまだ20代、ん、30代？みんなピチピチだったけど今はどうかな？」
目の上に手を当てて、客席を見渡す高見沢さん（←コラ(^ ^)）。
高見沢さん　「今もピチピチですよ。なんでピチピチかというと、それはいい音楽を聴いているからです。」

• エルドラド
• Arcadia
• 運命の轍　宿命の扉
• 100億のLove Story
• 天河の舟
• Masquerade Love

『エルドラド』

高見沢さんのギターが何故かかなり乱れて、聴いていてハラハラドキドキしてしまいました。左肘に絆創膏を貼っているのが見えてたので、ダブルネックの重いギターでは、キズが痛いのだろうかと心配になりました

アンコール　1

この日も鼓笛隊はありませんでした。新潟が見納めだったんだ(T T)。バズーカ砲でプレゼントを飛ばしてくれて、そして曲の始めにパーーンと、金テープが舞い散りました。１本だけ金テープをキャッチすることができました。

• FLOWER REVOLUTION
• Bad Girl

『Bad Girl』

下手の花道で歌いながら、観客席を覗き込むようにして、頭をふりふりする高見沢さん。こんな仕草はあんまり見たことがないような気がします。髪が揺れてとても綺麗でした。

〜ひとりBEAT BOYSコーナー〜

桜井さん　　「We are BEAT BOYS!今夜もゴッキゲンなダンスとゴッキゲンなハーモニーでみんなの心を鷲掴み！」
坂崎さん　　「おいこら！BEAT BOYSは3人って言ってるでしょ。いい加減気づきなさいよ、トンチキチーおやじ。」
桜井さん　　「おっ！良く気がついたね。若く見えるけど、よっく見ると老けたぼうや。」

というわけで、また残りのおふたりが呼び込まれましたが、坂崎さんのパネルが増々小さくなってました(^▽^)

桜井さん　　「明日は千葉の方で営業が入っちゃったから、明日はこらんないんだよ。」
え〜〜〜！＠観客席
桜井さん　　「仕方ないよ、ずっと前から入ってた仕事なんだから。今日は最後の行商だ。」

すると、なんと寅さんのテーマ音楽が流れ出しました。サプライズだったのかもしれません。桜井さんもびっくりされたように後ろを振り返ってました。高見沢さんが嬉しそうに笑ってました（←仕掛人？(^ ^)）。そしてそのテーマ音楽にのって、寅さんの口上を述べ始める桜井さん。今までで一番長かったのによどみなく、しかも寅さんそっくり。すごい、すごい桜井さん。

「これを食べれば夫婦円満、良縁にも恵まれるときたもんだ！どうだい、お姉ちゃん。行き遅れ解消に買ってきな。見たとこ、ひとり10箱は買わないと…。」
そしてまたブーイングを浴びる桜井さん(^ ^)。

高見沢さん　「僕らはミュージシャンなんだから、そんな半端にお笑い芸人みたいなことしないの！」
桜井さん　　「あっ、カッチ〜〜ン。そんなこと言って、やらせてるのお前だろ〜〜。お前なんかギターないと、すだち手で剥いちゃうし、ご飯ジャーに手つっこんじゃうし、いいところで転んじゃうし。」
高見沢さん　「台本にないことまで言うなよ〜〜。」
桜井さん　　「コントの台本ばっかり書いてないで、曲書け！スタッフが『また1行変わったんです〜。』って言ってるぞ。」

桜井さんに反撃されて、バカバカ〜と高見沢さんが子供みたいに言い返すと、
桜井さん　　「そんな反抗的だと…3番テーブルチェーンジ。」
小さくなった高見沢さんのパネルが登場。
高見沢さん　「あ〜〜っ！」
桜井さん　　「このコーナーの権限は俺が握ってるの。」

桜井さん　　「私のお墓の前で、拝んじゃや〜〜。千昌夫〜〜。」
坂崎さん　　「歌詞もメロディーも違うし。」
桜井さん　　「同じだったら版権の問題がありますから。」
頑張る桜井さんが印象的でした。

• エピキュリアン

今日はお片づけのあと、ホウキを渡されてもツーーンとしてる桜井さん。ステージをホウキで叩いてみせて、高見沢さんに押し付けてました。「おれ？」ってビックリしながらも。ホウキをギターにして遊ぶ高見沢さん。

ホールツアーで散々お掃除をさせられていたから、アリーナツアー恒例（？）の”まさるの逆襲”ですね(^ ^)。武道館が初日の方には分かり辛いかもしれませんが、こうやってコントの移り変わりを見て行くと、ツアーもここまで来たんだなあ、と感慨深いです。

• クリスティーナ
• LONG WAY TO FREEDOM

『LONG WAY TO FREEDOM』

今日は転びませんでした(^ ^)。花道へ出てくるときは、殊更慎重に足を踏み出して、ニッコリしてました。
「転ばなかったぜ〜〜。」
後奏で自慢する高見沢さん。良かったーー(^ ^)。

アンコール　2

高見沢さん　　「明日のための歌を贈りたいと思います。」

• Going My Way（2007 version）

〜MC　高見沢さん〜

「今日で武道館は70回目になるわけですが、数字を求めだすとキリがないですからね。何度も言ってますが、僕ひとりではここまで来れませんでした。3人で肩を寄せ合って！ここまで来ました。1杯のかけソバを分け合って…。ひとりはツユ。ひとりは麺、ひとりは割り箸を割る係。」

すかさず坂崎さんが、もの言いたげに高見沢さんを見つめます。

いじめっ子なおふたり。お約束な展開に大歓声。

日常でストレスが溜まったら、「Going My Way」と1000回唱えようというお話から、
高見沢さん　「あと、たまには自分を褒めてやろうよ。鏡を見て『綺麗！』って、嘘でもいいから。」
坂崎さん　　「嘘でもいいって(^▽^)。」
高見沢さん　「そこは流して下さいよ、坂崎さん。僕も言い過ぎたって思ったんですから。」

「キズつきやすい年代なんですよ。例えばさっきみたいにカーテン着てるって言われると、実はキズついてるんですよ。キズつきやすい年代、折れやすい年代になってきてるんです…」
笑いながら、両手を合わせて謝る桜井さん。

「僕らのプライドはこうやってライヴを続けて来たことだと思うので…来年も武道館で逢いましょう。日常と戦うみんなへこの歌を。『Pride』。」

• Pride

最後まで残った高見沢さんが、珍しく両手で投げキッスをしてくれました。この秋ツアーでは初めてみました。歓声がすごかったです。

(2008/04/20　更新)