2006/12/24(日) 日本武道館

Set List
- Masqurade Love
- Boy
- FUNKY PUNKY
- Wind Of Time
- 悲劇受胎
- Wind Tune
- 孤独の影
- UNCROWNED KINGDOM
- 愛を惜しみなく
- One Love
- LIBERTY BELL
- 明日の鐘
- 春の嵐
- ONE
- HARD FUNKY NIGHT
- BAD MORNING
- YELLOW SUNSHINE
- 星空のディスタンス
- Stand Up Baby (Punk Mix)
- 聖夜 - 二人のSilent Night -
- 恋人達のペイヴメント
- When You Wish Upon A Star
- 天河の舟
- 賛美歌 539番
- CATCH YOUR EARTH
- Sweat & Tears (Vocal change Ver.)
- Innocent Love (Acoustic ver.)
- 至上の愛
たれみみの思い出
初めて武道館のクリスマスイヴコンサートに参加しました。ここ数年はSKY perfect TVでの放送やDVDを必ず観ていたので、自分がこの場所にいられることがとても不思議でした。
開演は定刻どおり。今日はアンプの調子がちょっと悪かったようです。「明日の鐘」で急に音が遠ざかり、あれ?と思っていたらしばらくしてもとに戻りました。
高見沢さんはやっぱり"ヅラみー"でした。DVDで残るからでしょうか?せっかく綺麗な髪なのに…と少し残念に思いましたが、色々なイメージを使い分けられて良いのかもしれません。実はあまり好きではなかったのですが、今年の夏イベ2日目に、「Since1982」を歌う高見沢さんがとても綺麗だったので、最近は"ヅラみー"に抵抗を感じなくなりました。
新しくセットリストに入って来た「WIND OF TIME」の桜井さんが最高でした。前日もそうでしたが、この日も桜井さんの歌声が素晴らしかったです。この秋ツアーは、桜井さんがリードボーカルの曲のなかでも、特に私の大好きな曲が多くて嬉しかったです。
3人でのMC
坂崎さんがまたまた桜井さんをつついてました。
「ケーキの思い出、何かないの〜?しっぽりした思い出は〜?」(←しっぽりって… ? (^ ^))
櫻井太傳治商店では年間どれくらいケーキが売れたの?とか、色々桜井さんを困らせる質問をしてから、やっと高見沢さんの呼び込みとなりました。
「このひとにはどんなケーキの思い出があるんでしょうね。ケーキさ〜〜ん。」
高見沢さん登場!おもむろに、
「私の体はケーキで出来ている。頭のなかは生クリーム、心はスポンジ。やわらかいよ〜〜。触ってみる〜?だめ〜。」
高見沢さんが話しているうちに、顔を見合わせた桜井さんと坂崎さんが、申し合わせたように高見沢さんの傍へ。

ぺたぺたと触りまくるおふたり。西スタンドの私からは坂崎さんが高見沢さんの陰になっていたのですが、いったいどこを触っていたんでしょうか〜?(^ ^)
やめて〜、という感じに桜井さんの腕を掴んだ高見沢さん。

「ケンタッキーフライドチキン」
高見沢さんにそう言われると、すぐにカーネルおじさんのポーズをとってあげる桜井さん。優しいにゃあ〜。
印象的な高見沢さんの衣装…。青、赤、黄が鮮やかで、「ベルサイユのばら』のフランス衛兵隊みたい。でも肩のとんがりと怖そうなサングラスが、スペースアニメにでてきそうなキャラクターみたい。正義の味方?うむむ…。
この楽しい流れでどうやって「Wind Tune」へいったんでしたっけ?この曲を聴くのは、2004年4月17日の高見沢さんのバースデーライヴ以来でした。
高見沢さんMC
子供の頃のケーキはバタークリームで、美味しくなかったというお話。客席から「あ〜」という反応があり、
「みんな知ってるの?なんだ〜。同世代じゃん。」(←え?)
高見沢さんは甘いものが本当にお好きなんですね。嬉しそうに子供の頃のケーキの思い出を話してました。お母さんが買って来たクリスマスケーキを、覗いちゃいけない、って言われてるのにこっそり箱を開けて、ケーキの飾り付けのバラをつまみ食いしたとか。美味しくなくて食べかけたバラをまたもとに戻してしまったとか etc.…可愛い(^ ^)

「俺ね〜、ケーキだと最高何個だろう?ロールケーキなら一本は軽いんだ。」
ええ〜!という観客席の反応。
いつものように早めにステージに戻って、高見沢さんのMCを聞いていた桜井さんもビックリされたみたいです。ロールケーキを丸かじりするジェスチャーをしてました。


それに気がついた高見沢さんが、そのまま昔話を始めました。桃太郎ならぬ"ロール太郎"のお話でした。
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に…。」
高見沢さんの昔話にあわせて、身振り手振りで熱演する桜井さん。本当に息がぴったりで笑ってしまいました。それが終わった頃、坂崎さんが戻ってきました。坂崎さんを待っていて話を延ばしてたんですね〜。
『愛を惜しみなく』
CDに収録されている高見沢さんのvocalが、割とライヴを彷彿とさせる歌い方だったので、昨日聴いたときにもライヴで初めて聴いた気がしませんでした。曲が出たばかりで観客席のノリ方がまちまちなためか、高見沢さんが歌いながら拳を振ってました。ここでこうやってね、と言われてるみたいで嬉しくなってしまいました。
『春の嵐』
客席にむかって桜吹雪。照明に照らされて、花びらの影が武道館全体に舞っているように見えて、とても幻想的でした。
1回目のアンコールまではほぼ通常どおりの流れでした。去年あたりから、高見沢さんの飛行もなくなったようだし、コントとかもやらずに歌をじっくり聴く構成になってきたのかな?と思いました。
アンコール 1
ビッグエンジェルベアをラグビーボール代わりにパスしながら、BEAT BOYS登場!
バズーカ砲を持った桜井さんが、
「We are BEAT BOYS CLUB BAND!今夜もまたTHE ALFEEにはないゴッキゲンでダンサブルなナンバーで、皆のハートをバッコンバッコン撃ち抜いちゃうぜ〜!」
怪しい腰の動きに、両脇のおふたりがぺしぺしつっこんでました。桜井さ〜ん……(T▽T)。
それから3人で、バズーカ砲でポンポンと抱っこちゃんベアを飛ばしてました。
『BAD MORNING』
高見沢さんが、サビを歌っている坂崎さんの隣で大きく手拍子。他の会場でもされていましたが、ノリ方が分からないファンを誘導してくれているみたいで、こんなときの高見沢さんが大好きです。
いったん退場後の「強制」アンコール。手に手にぬいぐるみを持ってBB再登場です。じゃれているうちに桜井さんが転がってしまい、手に持ったぬいぐるみで、桜井さんを小突き回すおふたり。どこを小突いていたんでしょうか?
それからぬいぐるみを観客席に放りなげてましたが、ビッグエンジェルベアは一個しかないんでしょうね。遠くてよく見えませんでしたが、ペンギンかな?BBとは関係ないぬいぐるみだったみたいです。
アンコール 2
3回目のアンコールにも応えてくれました。
高見沢さんは天使の羽がついた新しい衣装でした。ずっとツアーについていくと、どういうタイミングで新しい衣装が出てくるのかが良くわかりました。高見沢さんの衣装はどれも素材や、細かいところの細工が凝っているので、かなり高価なものだろうと想像されます。新しいギターも衣装も、もちろん高見沢さんご自身がお好きなんだとは思いますが、何よりファンを喜ばせようとしてくれてるのが伝わってきて、とても嬉しいです。
奇抜な衣装に、観客席からどよめきが起こることもありますが、それも良いんではないかと思います。
「ライヴでやるのは初めてかな。」
とAcoustic versionの「Innocent Love」をやってくれました。参加できるなら武道館3days全て参加したかったです。それぞれの日にSpecialがあって、きっと飽きることはないだろうなと思いました。
-○-△-☆-◇-
クリスマスイブコンサートは噂どおり長かったです。4時間近い、と聞いてはいたのですが、本当に終演は10時近くなりました。な、長い…(^ ^;)。
武道館は特別な場所だと思うのですが、初めて参加してみてあの急勾配な観客席と、狭いベンチシートにはびっくりしてしまいました。最後の方は立っているだけで疲れてしまい、メンバーに申し訳ないと思いつつも3回目のアンコールは座って聴きました。それにしてもそんな長いライヴをメンバーは3連日だったんですよね。とても敵わない……。
(2007/03/12 更新)