青い追憶を辿りながら

2007/08/19(日) 有明コロシアム

有明コロシアム

Set List

  • 禁断の果て
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん
〜MC〜
  • けだるい色の花
  • 若者たち
〜MC〜
  • LONELY LONELY
  • 洪水の前
〜MC〜
  • 17の時に逢いたかった
  • Fiance
  • Desire Red Rose
〜MC〜
  • 千年ロマンス
  • O.Z.Y
  • 愛の偶像(ラブアイドル)
  • Super Star
  • Kaleidoscope
アンコール 1
〜スクラッチとギターの夕べ〜
  • Techno Glamorous ('59 LP Standard)
〜メンバー紹介〜
  • 君に会いたい
  • Endless Dream 2007
  • Kaleidoscope
  • Rock'n Roll
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん
アンコール 2
  • I Wanna Be Free (MONKEES)
〜MC〜
  • 千年ロマンス (Acoustic ver. (1番のみ))
〜MC〜
  • Song for You

たれみみの思い出

今日は昨日とはうって変わって暑い日となりました。"ゆりかもめ"は直射日光に照らされて蒸し風呂状態。これは早く辿り着いて、エアコンが効いたコロシアムに入らねば!と思いました。

ゆりかもめ

コロシアムに着くと、グッズ売り場は閑散。あれ?と思っていると、ほとんど売り切れでした。すごい!!

今日の席は、またコートサイドGブロックの、昨日とは反対側の一番はじ!ステージからの距離は、アリーナ席の最前列とほぼ同じだったため、こ、これも、かなり良い席じゃないか〜!と思ったのですが、今度は中川量さんとLUKEさんが、半身ずつスピーカーの陰になってました(><。)。でも!でも、高見沢さんを今度は斜め前から見られる。。°(><。)。°。

開演は今日も10分くらい押しました。またまた開演に先立つアナウンスが入りました。
「本日の公演は、TBSラジオ、BS-i主催、THE 3RD PLANETの協賛と、坂崎幸之助、桜井賢の応援でお送り致します。」
観客席大爆笑!!
「演出の都合上、避難誘導灯を消灯致しますが、決して電気代をケチっているわけではありません。本日高見沢は、気球に乗って自宅を出ましたが、風向きの関係で遅れております。もうしばらくお待ち下さい。」
面白い〜、なんだそれ〜〜(^▽^)。

「あ、ただいま『千年ロマンス』の白馬に乗って登場です。さすが王子です。でも有明コロシアムには、馬をとめるところがないので焦っております。それでは開演まで、やっぱり2日程お待ち下さい。」

今日は撮影のカメラやスタッフの方がたくさんでした。満席の会場内の熱気が昨日とはまた全然違っていて、とてもドキドキしました。会場内が暗くなり、Support Memberの皆さんがステージに登場されるのと同じ頃、ボックス席に坂崎さんが歩いて行かれるのが見えました。私が遠視だというのもあるのですが、薄暗くても歩き方で分かってしまう坂崎さん。いよいよファイナルなんだな〜、と増々ドキドキしてきました。

昨日は見えなかった舞台後ろのスクリーンが、今日はよく見えました。お城が映しだされて、『禁断の果て』の前奏が始まると、ステージ中央から高見沢さんが登場されました。階段があるのかな?

  • 禁断の果て
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん

〜MC〜

「ようこそ天使の狂宴へ。なかには元悪魔もいますが…。あとキリストの涙もいるし。元悪魔にキリストの涙に、そして王子。『世界ふしぎ発見!』みたいなバンドですけれども…。」
TADASUKEさんが大笑い。大きく手拍子をしたり笑ったり、本当に楽しそうにライブを盛り上げてくれていたのが、とても印象的でした。

  • けだるい色の花
  • 若者たち

『若者たち』

純白のマントを振りながら歌う高見沢さん。いけない、笑っちゃいけない…でもカワイイーー(><)。顔がニヤケてしまっていけません。

阿修羅像

昨日の有明で、『愛の偶像(ラブ・アイドル)』を歌いながら阿修羅像を振っていらしたので、最初から気になって仕方ありませんでした。マイクスタンドのところで、出番を待っているんだもの。

曲が終わると上手のソデに入り、マントを外していらっしゃいました。

〜MC〜

「声が空から振って来るなーー。上の方のみんなで声をだしてみよう。どこからが上なのかは、それぞれで判断するように。それじゃあ『王子』で。せーの!」
「王子〜〜〜♥」(←すっごい声援でした。)

「今回のアルバムは、色々なひとに詞を書いて頂いたんですが、どんな風に自分が思われていたのかがわかるよね。今さら声が高い、貫禄がないって言われても困るけど。どんなイメージを持たれてるかって、これは唐突に聞くといいんだよな。(クルッと振り返ってイキナリ)、KOJI 、俺のことどう思ってた?」

固まるKOJIさん。隣りで「あははっ!」と、イスから飛び上がって大笑いするTADASUKEさん(^ ^)。
「俺に会う前って、どういう印象だった?」
もう一度聞かれても、固まったまま何も答えられないKOJIさん。観客席からは温かい笑い声が起こりました。

高見沢さん 「どう思ってた?」
KOJIさん  「…おじいちゃん…」
高見沢さん 「おじいちゃ〜〜ん?!?」

最初に名前を知ったのが、作詞家としての高見沢さんだというお話は、今までも何度かされていましたが、説明もしどろもどろなKOJIさん。
高見沢さん 「オマエ、今日メシ抜きな。」
KOJIさん  「曲を創るひとって僕にとって、音楽室に飾ってある額ふちの中のひとと同じイメージが…」
高見沢さん 「バッハとか、アマデウスとかな。うんうん♥それを最初に言えよ〜〜。」

エッヘン!

ちょっとふんぞり返る高見沢さん。

高見沢さんが、しばらくそのままだったので、不安そうなKOJIさん
「あの…大丈夫ですか?空気読めてないような気がするんですけど…。」

なんて純真な方なのでしょうか。

高見沢さん 「LUKEはどうだった?」
LUKEさん  「大先輩ですから!」
ニッコリ笑うLUKEさん。でも続きがありました。
LUKEさん  「テレビで愛想をふりまかないひとだな〜、と。挨拶しても返してくれなさそうな…。」
高見沢さん 「昔はな。苦手だったんだよ〜。でもちゃんと返しただろ〜。アメ貰ったから(^ ^)。会ってからはどうだった?」
LUKEさん  「大先輩ですから!!でもアプローチするなら王子だ!って思ってました。」

嬉しそうな高見沢さん。
「こうやってギターを弾いている限り、寂しいことはないと思います。『LONELY LONELY』」

  • LONELY LONELY
  • 洪水の前

〜MC〜

「「かあちゃん」っていうとつい拳がこうなるよな〜。(拳!!)「母さん」だったらこうか?(手を重ねる(^ ^))「マザー」ならこうかな?(聖母のように手をクロス)この詞はつんくが書いてくれたんですが、当たってるなってとこと、そうじゃないとこがあって、そのコントラストが面白いと思うんですが、例えば「半端に健康を気にしたり…」ってとこなんか、言えてるな〜って思うんだよね。僕らも昔は話す事といえば、女の子のこととか(ひゅ〜〜ひゅ〜〜@観客席)、ギターの話が多かったんだけど、最近は健康の話ばっかりだもんな。血圧がどうとか、歯が抜けたー、毛が抜けたーとか…まぁ、話せるうちはいいですけどね。」

「『40歳(よそじ)を過ぎたら止まらない(作詞;つんく)』って…、これからは前代未聞の還暦王子を目指します。年齢を重ねるのは素晴らしいことだ、ということを、身をもって証明していこうと思います。見ろよ、この髪型!今が一番派手だぞ。声援が足りない!!」

ヘアスタイル

大歓声になりました。
あっちの方へ、こっちの方へ頭を向けながら、髪型を自慢される王子さま。

「自分を素材に遊べるようじゃなきゃ、男じゃない。」

「昨日だけのつもりだったんですが、ケチケチするな、と言われたので…『17の時に逢いたかった』。」

  • 17の時に逢いたかった
  • Fiance
  • Desire Red Rose

〜MC〜

「『主義-ism;』は、ロンドンに単身赴任をして創ったアルバムですけれども、『ism;』のツアー、来たひと?」
たくさんの手が挙がったので驚きました。坂崎さんも手を挙げていらっしゃいましたね(^ ^)。

「『Desire Red Rose』はそのツアーでだけ歌った歌ですが、僕は前世はヴェネチアの穀潰しだったみたいなので、もう1度歌ってみようかな、と。しかし穀潰しとかボンクラなんて言葉、久々に聞いたよなあ。この世で出会ったひととは、前世で何らかの関わりがあったというらしいので、みんなとも会ってるかもしれないぞ。ヴェネチアで(^ ^)。LUKEは、ゴンドラを漕いでたかもしれないな。KOJIは、商人の妾とか。」

ゴンドラを漕ぐLUKEさん

後ろで、ゴンドラを漕ぐマネをするLUKEさん。(つい妄想がはいりました…)

王子連合が全員、血液型がA型で、4月生まれだというお話から、
「でも俺、この血液型の性格はこうだ、っていうの信じなくなったよな。みんな全然違うんだもん。ギターの扱い方も違う。俺やANCHANGはギターを拭いたりなんかしないんだけど、LUKEはいつも拭いてる、KOJIは拭いてもらってるタイプだよな。」

ギターを拭くルークさん

わざわざ後ろを向いて、ペットボトルをどけて、アンプの上に置いてあったタオルを手にとるLUKEさん。

観客席から笑い声が起こりました。なんだか桜井さんを思い出して、じんわりしてしまいました。

「LUKEには日本放送でアメを貰って…しつこい?しつこいよな?俺も。」
高見沢さんはちょっと慌てたように、LUKEさんを振り返って聞いていらっしゃいましたが、イエイエと身振りで否定してくれるLUKEさん(^ ^)。
「記念すべき出会いですから。」(←だったかな?そんな言葉にちょっとドキッ♥)

「何か貰ったらお返しをしないといけないな、と思ったよ。それで昨日は、LUKEにはアメをあげたんだけど、今回のアルバムでギターを弾いてくれたLUKEに、ギター…」
え???という表情をされるLUKEさん。
「ギターも拭ける、携帯も拭ける"ふっくらモッパー"をあげよう。」

観客席もずっこけて大歓声。昨日も貰って、今日も?と思われたのか、ちょっとびっくりされたように、ギターをローディさんに手渡すLUKEさん。

ルークさん

ぴょーん、と勢い良く機材を飛び越えて、高見沢さんの足元に馳せ参じるLUKEさん。あんまり近くに勢い良く跪いたので、ちょっとびっくりする高見沢さん。

表彰式の音楽に合わせて、"ふっくらモッパー"を恭しく受け取ったLUKEさんは、今日も高見沢さんの手にChu!

すごい歓声になりましたが、今日は高見沢さんの方から、手を差し出してたように見えました(=^▽^=)。

(君は光〜、僕は影〜、と歌いたくなってしまいました。)

ご自分の位置に戻られると、嬉しそうに片足を高くあげて、ピョンピョン飛び跳ねてみせるLUKEさん。

「昨日はLUKEにアメをあげたら、それでもうなくなっちゃったから、今日はKOJIにはクッションをあげよう。サイン入りです。」
良かった〜。今日はKOJIさんも貰えるのですね。

シロヒコ

ちょっと緊張されたのか、畏まってシロヒコを受け取るKOJIさん。観客席に向かって嬉しそうに両手でシロヒコを掲げてみせたあと、頭のうえへ。

定位置に戻ってからも、シロヒコを両手に持ってピョンピョン飛び跳ねるKOJIさん。
KOJIさん 「サイン入りです。」(←王子さまと同じセリフ)
高見沢さん「それでホントに良かったー?」

シロヒコ

シロヒコを、自分のすぐ後ろのアンプのうえに置くKOJIさん。

「お前、それずっとそこに置いとくつもりか〜?スタッフに預かってもらえ、な!歌のイメージに合わないから。」(←(^▽^))
というわけで、シロヒコはすぐに撤収されてしまいました。

「みんなのお陰で、シングルもアルバムも、ベストテン入りすることができました。ありがとうございます。生きている喜びというのは、新しい歌との出会いでもあります。この歌を聴くと旅に出てみたくなります。そんな歌です。」

  • 千年ロマンス
  • O.Z.Y
  • 愛の偶像(ラブ・アイドル)
  • Super Star
  • Kaleidoscope

『O.Z.Y』

「今夜Lazy Noisy Crazy Night…(作詞;高見沢俊彦)」で、高見沢さんの歌とドラムだけになるところでは、Support Memberの皆さん全員で手拍子をされるのですが、見ていてとっても大好きでした。

『愛の偶像(ラブ・アイドル)』

今日の阿修羅像の出番は1番だけでした。手のひらの上にものせてもらっていましたが…。

『Kaleidoscope』

昨日も参加したのに…前奏の特効にびっっっっくり。なんかカメラを布で覆ってるな〜、なんて思ったら。

皆さん手を振りながら、下手から退場されました。やっぱり一番最後になったKOJIさんが、観客席を振り返って深々とお辞儀をしてくれました。

アンコール 1

今日も高見沢さんが、まずはおひとりでステージに登場です。そしてすぐにDJ HANGERさんの紹介となりました。
高見沢さん 「なんと、DJ HANGERは、初めて買ったCDがTHE ALFEEの『BELIEVE』なんだそうです。いくつのときだった?」
DJ HANGERさん「え〜、中2です。」
観客席がどよどよ。高見沢さんもちょっとびっくりされたようです。
高見沢さん 「中2の小僧が『BELIEVE』かぁ〜。」

「それでは!"ギターとスクラッチの夕べ"を飽きるまでやってみよう。ファイナルだからな!」

〜ギターとスクラッチの夕べ〜

今日は、DJ HANGERさんの方を向いてギターを弾く高見沢さんが、とっても良く見えました。本当に楽しそうだなぁ〜、としみじみ思ってしまいました。

  • Techno Glamorous ('59 LP Standard)

中川量さんのベースも素敵でした。いつも静かに微笑んでいらして、なんだか幸せな気持ちが伝わってきました。

〜メンバー紹介〜

今日はそれぞれのバンド名をつけて、KOJIさん、LUKEさんを紹介していました。昨日は忘れられてしまったけれど、今日はちゃんとLUKEさんと拳と拳でご挨拶。とっても嬉しそうな高見沢さん。そして高見沢さんも忘れずANCHANGさんを紹介してました(^▽^)。
「野獣系ギタリスト、ANCHANG〜〜!」

昨日はほとんど見えなかったAnchangさんですが、全身から情熱が迸るような方でした。髪を短くされたのですね。

  • 君に会いたい
  • Endless Dream 2007
  • Kaleidoscope
  • Rock'n Roll
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん

『君に会いたい』

「わが青春のGSから、GSといってもガソリンスタンドじゃないぞ〜〜!GSから懐かしのナンバーを行くぞ〜〜。今夜は帰さないぜーー!『君に会いたい』」

「帰れ、僕のこの胸に…(作詞;清川正一)」

君に会いたい

とにかく高見沢さんの弾けっぷりと歓声がすごかったです(^ ^)。3本のエレキギターの音がかき消えました。

ひざまずき手を差し伸べて、情熱的に歌う高見沢さん。そして今度はこちらの花道へ来てくれると、ちょうど間奏だったため何をしようか困ったかのように、サングラスを外してくれました。

君に会いたい 君に会いたい

汗がキラキラ、瞳もキラキラ、観客席の方を見つめて微笑んでくれました。随分痩せたなぁ、とちょっとドキッとしましたが、とっても精悍な感じがしました。

君に会いたい

サングラスをかけて、ステージ中央に戻りかけたのですが、今度は歌詞が飛びました。照れ笑いをしながら、頭をコンコン叩く高見沢さん。

サビで元気よく、またこちらの花道へ来てくれました(^ ^)。マッキッキの声援をお送りしましたとも!

君に会いたい

曲の後奏では、向こうの花道で並んで、楽しそうにギターを弾いている3人の方へ、ゆっくりと近づいて行く高見沢さん。知らない歌を歌いながら…。

君に会いたい

最後は、4人並んだところで、
「ジェニーーーー。」
と高見沢さんが叫んでました。高い声が良く伸びて、とても綺麗でした。

『Endless Dream 2007』

Endless Dream 2007

今日は歌詞がばっちり(^ ^)。足元にカンペがあったのかな?高見沢さんが下を見ているので、見上げていてとても怖かったです。無事ステージに降りてくるまで、ハラハラドキドキしてしまいました。

『Kaleidoscope』

あれ?曲順が変わりましたか?今日も、王子連合全員がエンジェルギター!。昨日の席とは違って、全員よく見えたのが嬉しかったです。高見沢さんがCrystal Angel、KOJIさんがRed Rose Angel、AnchangさんがAngel Classic V、LUKEさんはVenus Angel。皆さんとってもとっても素敵で、どこを見たら良いのか本当に迷いました。

『騒音おばさん Vs 高音おじさん』

「ピンポンダッシュ!」
親指でピンポンをしたあと、ちょこちょこっと足を動かす高見沢さん。カワイイ!可愛い!

ピンポンダッシュ

LUKEさんのBabahも今日はばっちり(^ ^)。KOJIさんも髪を掻き乱して熱演(>▽<)。

最後に4人並んでエンジェルギターを弾くところ…、ギター小僧が本当に楽しそうに大騒ぎしている感じでした。高見沢さんがメインのときは他の3人が跪いたりして。このままずっと続いてくれたら…と思いました。

アンコール 2

割とすぐにステージに戻っていらした高見沢さん。休憩はちゃんととれたのかな?すぐにエレアコを手にされて、歌が始まりました。

  • I Wanna Be Free (MONKEES)

〜MC〜

「『I Wanna Be Free』という歌でしたけれども、子供の頃は意味も分からず聴いていました。歌を聴いて、心を自由に舞上がらせて、明日からまた新たな気持ちで生きてく、歌にはそんな力があるんじゃないかなと思います。今回のアルバムは、いろいろな人に詞を書いて頂いて、どれが一番とか言えないんですが、ただやっぱり、ソロで初めてのシングルになった『千年ロマンス』は千年って響きがいいよね。千年生きるようは気がしてきたな。せっかくだから、アコースティックでやってみようと思います。」

  • 千年ロマンス (Acoustic ver. (1番のみ))

〜MC〜

「このソロプロジェクトの間に、色々な新しい経験をしました。今までにない大きな哀しみも、ありました。新しい仲間との出会いもありました。コンサートに来てくれたみんなにも、プロジェクトに関わってくれた全てのひとに感謝します。」

大きな拍手が起こるたび、上手へ、下手へと顔を向けながら、ぴょこっ、ぴょこっ、とお辞儀をされる高見沢さん。口元が優しく微笑んでいました。

「ソロプロジェクトをやり遂げることができて、本家(THE ALFEE)の方も長く続けて行けるんじゃないかという気がしました。今日は集大成っていうんじゃなくて、新しい始まりだっていう気がします。」

まかせとけよー!

「まかせとけよー!まかせとけよー!」

武道館に例えてみると、西スタンドへ、東スタンドへと向かって2度、どん、どんと胸を叩いてみせる高見沢さん。

「こんな広いとこで歌えて、俺は本当に幸せものだ。」
穏やかな口調に、心の熱さが伝わってきました。

  • Song for You

この日この場所で、この歌を聴けたことを一生忘れないと思います。歌いながら、一瞬声を詰まらせる高見沢さん。本当にやり遂げてみせたんだなぁ、と胸が熱くなりました。
長い長いお辞儀のあと、上手花道へ、そしてこちらの花道へ。サングラスを外して手を振ってくれました。唇をキュッと結んで、まんまるい眼で観客席を見上げた表情が忘れられません。そしてまた真ん中へ戻って手を振ってくれました。


-○-△-☆-◇-

有明コロシアムのファイナルからもう4日経つというのに、まだ余韻を引きずっています。楽しかったライブを思い出しては、にやけてしまったり、終わってしまったんだなぁ、とため息をついてみたり…。THE ALFEEだったら、また次のツアーがある、と思って慰められるのに、ひと夏の夢だったからこそ余計に寂しくなってしまうのかもしれません。

ファイナルの有明コロシアムは本当に最高でした。高見沢さんと、Support Memberの皆さんの素晴らしさは、とても私の絵や文章では書き残せるようなものではなく、いつも以上に自分が書いたものを見て、落ち込んでしまいました。DVDが発売になるそうなので、これが精一杯だ、と早々と断念しました。

というわけで、『有明コロシアムの思い出』は、DVDではカットされてしまうかもしれない、MCを中心に書きました。ハンパな状態ですが、あの夜の熱さが少しでも甦ってくれたら嬉しいです。
本当に素敵なライブでしたね。高見沢さんとSupport Memberの皆さんの想いが、ステージの全てに溢れていたような気がします。そしてもちろん、ライブに参加された皆さんの熱気が伝わってきました。

とても嬉しかったことは、ファイナルの有明では、悲しくなることがひとつもなかったのです。人が大勢集まる場所では、ちょっと悲しくなってしまうことがあったりもするのですが、ファイナルでは高見沢さんが振り向く方向ごとにマッキッキな歓声が起こり、ステージへは惜しみない拍手が起こり、見ているだけで幸せな気持ちになりました。

あの空間、全てが最高でした。幸せな気持ちをいっぱいいっぱい貰って帰って来ました。本当に素敵な夜でした。

有明コロシアム

(2007/08/23)