青い追憶を辿りながら

2007/08/18(土) 有明コロシアム

Set List

  • 禁断の果て
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん
〜MC〜
  • けだるい色の花
  • 若者たち
〜MC〜
  • LONELY LONELY
  • 洪水の前
〜MC〜
  • 17の時に逢いたかった
  • Desire Red Rose
〜MC〜
  • 千年ロマンス
  • O.Z.Y
  • 愛の偶像(ラブアイドル)
  • Super Star
  • Kaleidoscope
アンコール 1
〜スクラッチとギターの夕べ〜
  • Techno Glamorous ('59 LP Standard)
〜メンバー紹介〜
  • 君に会いたい
  • Endless Dream 2007
  • Rock'n Roll
  • Kaleidoscope
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん
アンコール 2
〜MC〜
  • Song for You

たれみみの思い出

連日の猛暑が嘘だったかのような涼しい風のなか、ESP渋谷クラフトハウスのT.Takamizawa Fairを見に行ったあと、会場へ向かいました。初めての有明コロシアム!

席はコートサイドGブロックの一番はじ!ステージを真横から見ました。目線の高さがほぼ高見沢さんと同じだったため、こ、これは、かなり良い席じゃないか〜!と思ったのですが、スピーカーに隠れて、TADASUKEさんとKOJIさんがほとんど見えませんでした(><。)。でも!でも、LUKEさんが近かった。すぐ脇の花道に何度も来てくれました。。°(><。)。°。

開演が10分くらい押したところで、女性の声でアナウンスが入りました。いつものことなので、普通に聞いていると、
「この公演は、TBSラジオ、BS-i主催、THE 3RD PLANETの協賛と、世界の若者たちとかつての若者たちの協力によってお送り致します。」
「!?」
観客席は大爆笑になりました。

「楽しみで首が長くなってしまった方、長くなったまま戻らなくなってしまった方、首ではなく足首が伸びてしまった方も、大変長らくお待たせ致しました。開演に先立ちまして…」
こんな感じで、真面目な声でアナウンスが続きます(^▽^)。

「携帯電話、糸電話、電話と間違えて持って来てしまった家電のリモコンは、電源をお切り頂くか、木っ端みじんに叩き壊して下さい。壊す際には、周りには十分お気をつけ下さい。それでは、開演まであと2日程お待ち下さい。」
ブ〜〜イング@観客席(^▽^)。

ステージが暗転すると、上手と下手から二手にわかれて、Support Memberの皆さんがステージに登場です。『禁断の果て』の前奏が始まると、ステージの真ん中から高見沢さんが登場されました。スポットライトを浴びてその姿が浮かび上がったとき、思わず息を呑みました。いままでの衣装に純白のマントをつけて、右肩には羽飾り。巻き髪のトップを結んで羽飾りをつけていました。

衣装の華やかさは見慣れているのですが、有明ファイナルに挑む気迫、緊張感が漲って、誰よりも凛々しく美しかったです。

  • 禁断の果て
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん

『騒音おばさん Vs 高音おじさん』

「だけど腰は低い」(作詞;宮藤勘九郎)
真面目な顔で、ピョコッとお辞儀をする高見沢さん。横から見ていたので、とっても可愛かったです。

腰は低い

〜MC〜

高見沢さんからご挨拶です。この日のMCの内容は、基本的にZEPP SENDAIと同じ流れでした。

  • けだるい色の花
  • 若者たち

一度上手のソデに下がられると、マントを外していらっしゃいました。こっちからはよく見えちゃった(^ ^)。

〜MC〜

「今回のアルバムは、色んなひとに詞を書いてもらったんだけど、『声が高い、だから貫禄ない』ていわれて、ちょっと傷ついたりしたんですが…」
これは初耳。やっぱり傷ついちゃったんだ。
「いろんなイメージで見られていると思うんですが、弱そう、とかすぐ寝るだとか…。でもステージでギターを弾いている、この姿が本当の高見沢です。ここでギターを弾いている限り、寂しいことはないと思います。『LONELY LONELY』。」

  • LONELY LONELY
  • 洪水の前

〜MC〜

「この格好で『かあちゃん』っていうのもロックだよなぁ。」

前代未聞の還暦王子を目指す、というお話のあと、
「みんなで声を出してみようか。『おー!』って。」
観客席 「おーーー!」
「いいね〜。次は『えー!』で。」
観客席 「え〜〜〜!」

「ごめん!言葉を間違えたね。なんだか俺、悪いことをしたみたい。次は16年前に出したソロアルバムからですが、このツアーで初めてやる曲です。」
観客席から大歓声!高見沢さんは、ひと呼吸おいて微笑みます。
「緊張してるのは俺なんだよ。」
囁くように本音をぽろり。手を組んで伸ばしたりして深呼吸。
「『17の時に逢いたかった』。」

  • 17の時に逢いたかった
  • Desire Red Rose

『17の時に逢いたかった』

間奏では高見沢さんが振り返って、LUKEさんを手で指し示すと、LUKEさんのギター!!なんだかもう言葉にならないくらい美しかったです。

17の時に逢いたかった

〜MC〜

「『Red…』、ん?『Desire Red Rose』という曲でしたけれども…。」
曲名を間違えて照れ笑い。まだ緊張されてますか(^ ^)?
「穀潰しなんて、前世でもロックなヤツだったんだなぁ。この世で出会ったひととは、前世でも何らかの関わりがあったらしい、というのもファンタジーだな、と思うんですが。」

というわけで、またまたLUKEさんに"食いかけ"のアメを貰った話になりました(^ ^)。
高見沢さん 「あれは聖飢魔IIのアメだよね。」
LUKEさん  「そうです。メンバーそれぞれのデザインになってて…」
高見沢さん 「そういうの早かったよなぁ。THE ALFEEは今頃やってるよ。」
LUKEさん  「MAKOTOですね。」(←ご存知だったのでびっくりしました。)

「そのとき貰ったアメのお礼をしなくちゃな。これをあげよう!有明までとっておいたんだよ。」
高見沢さんのペットボトル置き台のとこに、サクマドロップが2つ(^▽^)。LUKEさんがびっくりされたように、ギターをローディさんに預けて前へ出て来ると、すかさずTADASUKEさんが表彰式の音楽を演奏。

恭しく跪くLUKEさん。まずひとつ贈呈すると、LUKEさんの頭をポムッと撫でる高見沢さん。残りのひとつを手渡すと、今度はLUKEさんがその手をとって唇を寄せました

Chu! Chu!

もう大騒ぎさ!でも続きがありました。

あっ!KOJIにあげるものがナイ!

泣いちゃった

顔を覆って、嘆いてみせるKOJIさん。

「ごめん、ごめん。なくなっちゃったよ。でも髪落ち着いて来たね〜。有明に合わせたのか?」

観客席からは大歓声。困ったように立ち尽くすKOJIさん(^ ^)。
高見沢さん 「ほら、何か言ってやりな。」
KOJIさん  「非常にやりにくいです。あれだけ盛り上がった後だと…」
高見沢さん 「盛り上がってるよ。ホラ。」
観客席からはさらに大きな歓声と、「KOJI♥」の呼び声がかかりました。

KOJIさん  「イェ〜〜イ!盛り上がってるか〜〜。」
高見沢さん 「こらこら、空煽りしない。若いもんはすぐイェ〜〜イ!って…って俺もやってるか。同じか。」

王子連合のお話になり、
「ギター弾くヤツに悪いヤツっていないよな。あっ!ベース弾くヤツにも悪いヤツはいないな。」

みんな良い子

嬉しそうな中川量さん。静かに微笑んでました。

TADASUKEさんが一生懸命アピールすると、透さんまで伸び上がって顔をだしました(^▽^)

「あ、キーボード弾いてるヤツにも、ドラム叩いてるヤツにも(^ ^)。何故俺の周りには、こんなにデキのいいやつが集まるのか!んん〜〜?それは、僕が、人間がデキているからです!」(←大歓声)

「生きるって飽きないよね。いい絵に出会ったり、仏像を見たり。でもそこに行って見るからいいんだよね。俺がこんな格好でみんなの家にいたらウザイだろ!みんなイイ!って言ってるけど、こんなんでキッチンに立ってたら…。キムチチャーハンくらいは作れると思うけど…。」

  • 千年ロマンス
  • O.Z.Y
  • 愛の偶像(ラブ・アイドル)
  • Super Star
  • Kaleidoscope

『O.Z.Y』

「今夜Lazy Noisy Crazy Night…(作詞;高見沢俊彦)」
高見沢さんの歌とドラムだけになるところでは、Support Memberの皆さん全員で手拍子。大好き!

O.Z.Y

『愛の偶像(ラブ・アイドル)』

「お〜阿修羅〜。」で、高見沢さんと一緒に拳を振っていると、ふと気がつくと、高見沢さんの右手には何やら物体が握られていました。よくよく見ると阿修羅像だったようで、いつの間に準備されたんでしょうか?LUKEさんのためにドロップを用意したり、何だか準備万端な高見沢さん(^ ^)。

『Kaleidoscope』

前奏でいきなり特効の火柱が上がりました。すぐ傍で熱さが伝わって来てびっくりしました。さすが有明コロシアム。

Kaleidoscope

「天使よ、見守れ〜(作詞;高見沢俊彦)」

指差しながら歌う高見沢さん。どこを指し示していらっしゃったんでしょうか?最後はまた3人並んでギター!楽しそうだぁ〜。

確かZEPP SENDAIでは終演のSEがなくて、なんとなく静かで寂しかったのですが、今日はちゃんとSEがあるなかみなさんで手を振ってくれました。退場は下手からだったため、また最後になったKOJIさんが振り返って、深々とお辞儀をしてくれました。

アンコール 1

わりとすぐに、髪をほどいて高見沢さんが登場されました。そしてDJ HANGERさんの紹介となりました。

〜スクラッチとギターの夕べ〜

これは毎回、即興演奏だったそうですが、DJ HANGERさんが熱を出して、リハーサルが2日間だけになってしまった、と言うお話を後日知ってびっくりしました。(ロックばんTV Kaleidoscope総集編(2007/08/26 放送))

今日は高見沢さんがスピーカーの陰になってしまい、あまり見えずに残念でした。楽しそうな音だけ聴いてました。

  • Techno Glamorous ('59 LP Standard)

〜メンバー紹介〜

おひとりずつ紹介して、その度に拳と拳をこっつん合わせてご挨拶。ところが一番最後のLUKEさんは、観客席に手を振った後、高見沢さんの拳に気づかず定位置へ行ってしまいました。

おお〜い

LUKEさ〜〜ん。気づいてあげて〜〜(><)。
お〜い、という感じに拳をあげてアピールしてましたが、LUKEさんがギターを手にしてしまうと、諦めて観客席の方へ向き直りました。

これが桜井さんだったら、追いかけてってじゃれつくのかな〜、なんて思ってしまいました。

「懐かしのGSから…GSっていうと、みんなガソリンスタンドだと思ってるだろ〜〜。懐かしのGSから『君に会いたい』!!」

あれ?!

戸惑ったように、一瞬ステージが静かになり、???という感じで振り返る高見沢さん。ソデからはスタッフが、指一本立てて、一生懸命に何かをアピール。

「もうひとり忘れてた〜〜。Anchang〜〜!」
ANCHANGさんが笑顔でステージに飛び込んできました(^ ^)。
「すまん!一番大事なやつを!それでは懐かしのGSから…みんな〜、GSっていうとガソリンスタンドだと思ってるだろ〜〜?『君に会いたい』」

  • 君に会いたい
  • Endless Dream 2007
  • Rock'n Roll
  • Kaleidoscope
  • 騒音おばさん Vs 高音おじさん

『君に会いたい』

ふわふわ

ふわふわと首にかけたストールを、前に出て来たLUKEさんの後ろで振る高見沢さん。

翌日のファイナルでも同じようにじゃれていらっしゃいましたが、なんていう可愛らしさ。

『Endless Dream 2007』

ここでかな?またしても特効の火柱にビックリ。ライトセーバーを手にした高見沢さんが、床の一部がせり上がって行くリフトに乗って、天井近くまで!左手にはマイクを持っているので、手放し状態。怖くて高見沢さんが無事に降りてくるまで、動悸がしました。

一部歌詞が飛んでしまい、観客席を指差して笑って誤摩化す高見沢さん(^ ^)。早くカンペがある地上まで戻って来て〜〜(><)。

『Kaleidoscope』

「王子連合、勢揃いだ〜〜!」
ということで、アンコールでもまたこの曲!あれ?LUKEさんがVenus Angelを弾いている!!気がつくと、王子連合全員がエンジェルギターを持っていました。高見沢さんがCrystal Angel、KOJIさんがRed Rose Angel、AnchangさんがAngel Classic Vでした。最後は前の方で4人並んでの狂宴。もう大騒ぎでした。

Angel

ちょっと厳しい表情をされていたLUKEさん。残念なことにギターに何かトラブルがあったようで、大急ぎでソデに戻ると、また御自分のギターに持ち替えてました。

『騒音おばさん Vs 高音おじさん』

DJ HANGERさんの隣りで、本当に楽しそうにギターを弾いていたLUKEさん。もうすぐBabahのセリフだよ、とハラハラしてたら、やっぱり忘れてしまいました。高見沢さんが、お〜〜い、という感じで手をパタパタ。

DASH!

慌ててご自分のマイクまで戻ったのですが、
「…弾かないでちょうだい!」

ペロッ

「間に合ってなーい(^ ^)。」
高見沢さんにツッコまれると、やっちゃった〜、という感じに、ペロッと舌を出すLUKEさん。

『Rock'n Roll』

ダメダメ

下手の方で、KOJIさん、LUKEさん、ANCHANGさんが並んで背中を向けて背面ギターを披露。上手の方で笑ってみていた高見沢さんが、ムリムリ、という感じで手を振ってました。

後奏ではまた4人並んで大騒ぎ。並んでしまうとこちらからは、KOJIさん、ANCHANGさんが良く見えなくて残念。°。(><)。°。でも本当に楽しそうだったなぁ。

最後は高見沢さんを真ん中にして、Support Memberの皆さん全員で一列に並んで、手を繋いでご挨拶。これで明日もあるんだよ。すごいな〜(^ ^)。

アンコール 2

〜MC〜

広いステージに独りで立つ高見沢さんは、白いエレアコを手にされて、ソロを通して本家の方も長くやれそうだという気がした、というお話をされました。
「今日はみんな、本当に最高だよ!」

大袈裟なリップサービスのような感じではなく、自然にしみじみと言ってくれた言葉に感激してしまいました。

  • Song for You

長く長くお辞儀をされていました。そして下手の花道へ、上手の花道へ、走っていって手を振ってくれました。ステージ真ん中に戻ると、今度は両手拳を挙げてご挨拶。大きな大きな歓声になりました。

(2007/09/04 更新)

-☆-○-△-◇-

ここに書くべきか迷ったのですが、この日のコンサートでは残念なことがありました。MC中に何度も話を遮るように「たかみー。」と呼びかけるひとがいたのです。高見沢さんは怒ったりはされませんでしたが、気が散って困っているように見えました。「ん〜〜、だからね〜…」と話を仕切り直したりして、ZEPP SENDAIよりもMCが散漫になった印象を受けました。

自分が我慢すれば済むことであれば、読む方々を不快にさせるようなことは書かないようにしているのですが、これはさすがにひどいのではないかと思いました。もしこれから同じことが自分の近くで起こったら、断固抗議したいと思います。