青い追憶を辿りながら

BEAT BOYS 登場!

1989年??月??日

当時はビデオデッキを持っていなかったので、これがいつ放送されたものなのか、なんの歌番組だったのかすらもよく覚えていません。
おそらくミュージックステーションに、初めてマリンルックでBEAT BOYSが登場したときのことだと思います。1989年6月から始ったBEAT BOYSのツアー『GREAT VACATION』の前に、SIngle「誰よりもLADY JANE」が発売になったので、そのプロモーションのためテレビに何回か出演したように記憶しています。

細かいところで微妙にデザインが違うセーラー服を着た3人を、初めてテレビで観たときにはあまりの可愛らしさに転げ回りました。司会のタモリさんがしきりに感心(?)して、しばらくしげしげと見つめていたと思ったら…。無言でおもむろに高見沢さんのセーラー服の裾をピラ〜、とめくったのでありました。

BEATBOYS

ちょっと下を向いて、黙ってされるがままの高見沢さん。お隣のおふたりは楽しそうに笑っていらしたような気がします。
ただ一度見たきりのこのシーン。18年近い歳月を経て、脳内で妄想がひろがっただけかもしれませんが、忘れられず今でも時々思い出しています。楽しかったですね。

BEAT BOYSは1988年当時より、ファンの皆さんの間では賛否両論があったようですが、私は大好きでした。期間限定の活動だったためか1988年〜1989年当時を思い出し、より一層懐かしいのかもしれません。

このテレビ番組出演後の1989年6月1日、ツアー初日の宇都宮市文化会館に参加しました。テレビを観たお兄さんに「あの格好はなんだ?」と言われたそうで、
「僕はそんな兄を誇りに思います。」
と高見沢さんがセーラー服の裾をひっぱりながら話してらしたのを覚えています。

このツアー初日で驚いたのは、まだ発売の情報すらなかったBEAT BOYSのNew Album「GO!GO!BEAT BOYS」(1989年7月5日発売)の曲をやったことです。BEAT BOYSにはまだ1回のコンサートができるほどの曲数がない、と周囲のファンのひとたちが心配していたのです。
開演前には、チケットがあまり売れなかったようだ、なんて噂も飛び交ったのですが心配は杞憂に終わり、熱く盛り上がった楽しいライブとなりました。

後日(といっても10数年後)、坂崎さんが雑誌のインタービューでBEAT BOYSの活動を振り返り、「真剣に遊んだ。」と語っていらしたのを読んで、エンターテイメントとして成功させようという意気込みが伝わって来た、当時の熱いステージを思い出しました。

BEAT BOYS大好き! 

 (2007/02/03更新)