青い追憶を辿りながら

2009/11/03(火・祝) ESAKA MUSE

Set List

  • Love Drives Me Crazy
  • 108
〜MC〜
  • Survival & Revival
〜MC〜
  • No Doubt,No Life!
  • Are You Ready?
〜MC & 確かここでメンバー紹介〜
  • So Alive
  • Everyday
  • 金木犀
  • Always
〜MC〜
  • 愛の名の下に
  • SHINE
  • Happy Birthday To You!
アンコール1
  • Bitter Sweet
  • Tonight3
アンコール2
  • 春の嵐
  • ア・ソングフォージアダルト

たれみみの思い出

ツアー初日は雨だったみたいですが、大阪は良いお天気でした。肌寒くなっていましたが…。実は当初は遠征予定ではなかったので、10月に入ってから一般発売でチケットを取りました。『MASTER STROKE!!』でかなり血迷いましたな。

‥。‥゜。‥

LUKEさんのギターは焦げ茶色のとトワイライト。MCごとに交換する感じでした。
 焦げ茶色(1、2、6〜9、アンコール1&2、あと12も?) トワイライト(3〜5、10〜11)
MASAKIさんのベースは黄色目玉。チューニングが違う12だけは黄色奉行君でした。

LUKEさんはサイドの髪を真っ直ぐに、そして前髪とトップは左側へピンピン撥ねさせてました。アトムみたい (´m`)。衣装は黒い長袖Tシャツ。少し緩めの黒いデニム?。ベルトは白。チェーン付き。

MASAKIさんの衣装は、去年の ”The Best Of A Bad Lot〜底力〜” Tourで、お尻がビリッてなった名古屋E.L.Lと同じ上着だったと思います。その浅葱色っぽい上着の前は開けてました。ボトムは黒。

‥。‥゜。‥

開演は17時半から数分遅れ。20時前には終わったので、2時間半弱って感じでした。いつもどおりMASAKIさんから登場。続いて黒いタンクトップの雷電さん、LUKEさんが登場です。

『Love Drives Me Crazy』

1曲目がアルバム1曲目。新譜引っさげて来たぞ!って感じで気合いが入りますね♪。前奏で「大阪ーー!!」と観客を煽るLUKEさん。LUKEさんの声、高いところも綺麗にでてました。

『108』

前奏では手拍子しながら皆でピョンピョン。このときMASAKIさんが「もっともっと。」って感じに、右手を高く挙げて手招きするのが大好きです。それからLUKEさんの背面弾きー♪


〜MC〜

「大阪はイベントがあったけど…ワンマンは半年振りかな?」
LUKEさんから、アルバムが出ましたってご挨拶。「もう聴いたかー?。」拍手と歓声が起こると、
「今の(歓声の)感じだと1/3は聴いてないな〜。今日は買って帰れ!!」
ニコニコでそんなことを (ノ´▽`)ノ。会場で買われた方も多かったのでは??

オリジナルアルバムは6枚目で、それだけでも60曲以上になるんだけど、ライヴでやらなくなっちゃった曲がある、とLUKEさん。
「この流れでこの曲はな〜、とか考えてると出来なくなっちゃうから、今日はもう『普段やらない曲をやろう』コーナーを作っちゃいます。」

おおお!!!と思ったら、『Survival & Revival』1曲でこのコーナーは終わり (ノ_・。)。もっと聴いてみたい曲がいっぱいあるのに…。


〜MC〜

「新しいアルバムが、来るメール来るメール、みんな好評で…。本当にありがとう。」
ライヴ前半には細切れにMCが入り、ご機嫌LUKEさん、よく喋ってました (´▽`)。

「レコーディングが何度か頓挫しそうになって…全部俺のせいなんだけど。ブログで愚痴ろうと思って。そしたら本当にたくさんのメッセージを頂いて。今回のアルバムには皆の力が入ってると思います。」

「こないだ出した『Quattro Formaggio』もどちらかというと大人しめな曲ばかりで、最近穏やかな曲ばかりできるモードになってて、激しい曲は自分を鼓舞しないと書けなくて。俺ってそんなにロマンチストなのか。」
それで激しい曲も書こうと頑張って、LUKEさんはオリオン座流星群を観に行ったのだそうです。(←(・_・;)?)

「ずっと見上げてると疲れちゃうから、車で郊外に行って、リクライニング倒して見てたんだよね。そしたら寒くなってきたから毛布を…車のなかに常備してる畳んで置いてあった毛布を、こう、ちー、びらって…」
チャックを開けて広げる仕草が可笑しくて、フロアからは笑い声。
「ちー、びらってのが可笑しかった?。で毛布をかけたらだんだん温かくなってきて、気持ちよくなって寝ちゃったの。目が覚めたら朝だった。」

「ロマンチストなのか、単にどこでも寝られるようになったのか…それで頑張って激しい曲を創ったんだけど…」
どんな流れのお話ですか?!クスクス@フロア。収集がつかなくなった感じのLUKEさんが、困ったように雷電さんの方を振り向くと、雷電さんもMASAKIさんもただただ笑って聞いてます。
「じゃあ、次の曲いいですか?」

LUKEさん、変な感じにテンション高め (´▽`)。可愛かったです〜〜♪

『No Doubt,No Life!』

やはり前奏のベースがカッコいいーー!。MASAKIさんはずずいっと前へ出て来て、ベースを弾いてくれました。「Hey!」ではMASAKIさんが歌いながら、右手を一緒に挙げてタイミングを教えてくれました。ギターも歌もカッコいい。ライヴ映えする曲です。

「今の『Hey!』の手の挙げ方で、誰が(アルバムを)聴いてないか分かっちゃった♪」
歌い終わったLUKEさんがひと言。いたずらっ子みたいな笑顔でした。

『Are You Ready?』

MASAKIさんのコーラスー♪。今回のアルバムを聴いて、ライヴではMASAKIさんの出番が多いのでは?と期待してましたー♪♪新曲に限りませんが、手拍子するタイミングとか、さりげなくノリ方を教えてくれてるMASAKIさんにいつもドキドキ (=´`=)。


〜MC〜

ここでだったかな?メンバー紹介がありました。
「CANTA初めての人もいるかもしれないからね、ここでメンバー紹介しておこうか。」

LUKEさんからまず雷電さんの紹介がありました。マイクを手に立ち上がった雷電さん。
「このツアーから新兵器を導入しました。まずタライ!鳴らないタライ。そしてピック。」
雷電さんがスティックでドラムセットの前方を指すと、そこにはマイクスタンドに綺麗に並んだピックが…(´▽`)。

「全然使わないピック。そしてコーラスマイク。(拍手@フロア)まだ100%正しい音程が取れたことがないという…。どれも大勢に影響しません。」
雷電さんは短く整えた髪がさらさら綺麗。元気いっぱい喋ってました。

続いてMASAKIさん。
M 「では僕からはお話を…。昨日広島から移動して、3時頃大阪に着いたじゃないですか。」
L 「うんうん。」
夜中の3時に大阪に着いてコンビニに寄ったときに、ゴミが捨てたくてひとりだけ外に出たMASAKIさん。26、7歳位の自転車に乗った若い男のひとに声を掛けられたのだそうです。「バンドやってるんですか?」って。

M 「普段着も僕、こんな感じのハデな格好なので…。これは僕が誰だか知らないで聞いてるな、と思って『やってません。』って答えたら『実はバンドメンバーを募集してて…』って。」
深夜3時にコンビニで、バンドメンバー募集する大阪ってすごいっていうお話でした。うかつに「やってます。」って言ってたら、連作先交換とかってなって面倒だったかも、とMASAKIさん。

M 「そんなことがあったMASAKIでした〜〜。」
L 「でも意外とあれだよね、(声を掛けて来たひとが)格好良かったりしたら、『おっ!格好良いじゃん。』ってなったりしてね。」
M 「それはそんなに…そうでも…」
L 「そうでもなくても、ステージでカッコよかったりしてね。俺がそうだよね♪。」
ニッカーーーッと笑うLUKEさん。MASAKIさんはリアクションできず…(ノ´▽`)ノ。

L 「俺、普段地味だもんね。赤いスポーツカーなんかも乗ってないし。歩く時もこそこそしてるし。でもステージでは輝いちゃうんだな。」
ここで何故、誰もツッコまないのだろうか。私はケタケタ大笑いしてしまいました (´▽`)。

「次の曲いきましょうか。」
笑って聞いていた雷電さんの方を振り返って、ステージ進行するLUKEさん。
「次の曲は”イキイキ”してる曲です。街角で見掛けたら『おっ!イキイキ!』って声を掛けてね。…ちょっと待ってね。汗を拭かせてね。眼が痛くて…」
アンプの方を向き、汗を拭くLUKEさん。タオルを置いて振り返ると、口元に右手を当てて、
「よっ!イキイキ!」
どうしちゃったの??LUKEさん。意味不明で可笑しすぎる〜と思ったら、次の曲が『So Alive』。

『So Alive』

「So Alive」というMASAKIさんのキーの高いコーラスに (≧▽≦)。LUKEさんのボーカルとMASAKIさんのコーラスが格好良過ぎるー。

『Everyday』
『金木犀』

LUKEさんは汗びっしょり。髪の先から汗がキラキラ零れ落ちてました。LUKEさんの歌声をひとことで形容するなら、”soulful”でしょうか。私はCANTAのライヴに来ると高見沢さんを想い出し、THE ALFEEのライヴに行くとLUKEさんを想い出すのです。

『Always』

言葉にならない。


〜MC〜

「『『Always』』は今日初めて演ったね。」
LUKEさんが後ろを向いて水を飲むと、フロアから拍手が起こりました。振り返るLUKEさん。
「俺が水を飲んでるときは、拍手するってなったんだよね。」(←福岡か広島で?)

外国のライヴではシーンとする瞬間がない、というお話をするLUKEさん。開演前から口笛とかがすごい。以前、英会話を習っていたときに、英語の先生に誘われて外タレのカウントダウンコンサートに一緒に行ったところ、その先生もすごいハイテンションだったのだとか。
「誘われたって言ってもチケットは自分で買うんだけどね。あのバイタリティは見習うべきなのか…。」
LUKEさん、喋る喋る… (´▽`)。

「みんなもう分かってると思うけど、もう終盤だよ。」
ええ〜〜〜@フロア。
「その気持ちは全部次の曲にぶつけて。受け止めてやるぜ〜〜♪…ハネ返したらごめんね…俺はギラギラだぜ〜〜♪」
モニターに片足をかけ、その太ももに腕なんかのせて気取ったポーズで、キザな表情でフロアを見つめるLUKEさん。私はもう可笑しくって可笑しくって、とてもまともに見ていられませんでした。
「俺、今日ちょっと可笑しいね。」
ご自分でも笑っていらっしゃいました。変にハイテンションなカワイイLUKEさん。

『愛の名の下に』
『SHINE』

『Happy Birthday To You!』

MASAKIさんが元気にステージを左へ右へ移動してコーラスをいれるので、真ん中にいたLUKEさんもそのたびに左へ右へ顔を向けて笑ってました。


アンコール1

黒のツアーTシャツに着替えて真っ先に登場されたMASAKIさんの右手には、オロナミンCが…。にっこり笑うと、左手でヒョウ柄のズボンのポッケからオロナミンC。左右から1本ずつ取り出して、客席にふるまってました。

それを上手ソデから笑って見ていた雷電さんは、ステージを突っ切ると下手ソデのLUKEさんのローディーさんの元へ。LUKEさんの焦げ茶のギターを掛けてもらってました。拍手喝采@フロア。新しく作ったピックを手にすると、ベースを持ったMASAKIさんと向かい合ってギターを鳴らしました。
「ぶもぉ〜〜ん♪」

上手ソデにはいつの間にかLUKEさんがいて、楽しそうに笑ってました。衣装は本編のまま。
「ギターってあんな変な音が出るんだ。遠くで牛が鳴いてるみたな…。それか汽笛みたいだったね。」
雷電さんをからかうLUKEさん。雷電さんは照れくさそうでした。

「アンコールが出来るのは皆のお陰です。どうもありがとう。次に大阪には…4月頃来れるかな…と思うので、よろしくお願いします!」
この言葉には感激!。もしかしたら8周年ライヴにあわせて、東名阪ツアーがあるのかもしれないと思ってとても嬉しかったです。

『Bitter Sweet』

前奏でギターミス (^▽^;)。LUKEさん演奏ストップ。フロアに向かって頭を垂れて、みんなの声援を散々要求してから、再度演奏を開始しました。
「何が大切なものなのか」
LUKEさんのシャウトに胸がグッときました。CD聴くとここは、私の好きな稲葉浩志さんソロとちょっと似て聴こえます。

『Tonight3』

最後にタライが回って来ました。フロア後方は少し人がまばらだったので、タライが床に落っこちそうになってました。ヒヤッとしました (・・;)。


アンコール2

真っ先に登場されたMASAKIさんの右手には、またしてもオロナミンCが…。今度は左右のポッケだけでなく、まだあるよ〜♪って感じに後ろを向いて、お尻のポッケからもさらに2本取り出してました。雷電さんは今度はローディーさんに手をパタパタ振って、ギターを断ってました。
「今度は音が鳴らなかった…。」
LUKEさんはチャコールグレーのバックプリントバージョンTシャツ。パジャマ着てるみたいで可愛い…。

ギターの準備をするLUKEさんの横で、仁王立ちでパンツのヒモを一度ほどき、グッと結び直すMASAKIさん。その後ろでは、タバコをふかすフリをしつつ、シンバルをハンドルにして運転するフリをする雷電さん。フロアから笑い声が起こったので、雷電さんの方を振り返るLUKEさん。
「雷電はたぶん誰よりも車について詳しいよね。でも免許持ってないの。」

『春の嵐』

「別に今回の(ツアーのタオル)じゃなくてもいいんだよ。なんとか商店街ってのでも…。」
LUKEさんの優しい言葉が嬉しかったけれど、私はタオルを忘れてしまったのです。会場に着いたのも開場直後だったので新しいタオルも買ってませんでした。フロアも見渡すLUKEさんの顔が見られなくて、少し哀しかったです。

『ア・ソングフォージアダルト』

ステージ両サイドに離れて演奏していたLUKEさんとMASAKIさんが、素早く真ん中に移動して、くっついて演奏して、また両サイドに離れるというシーンが2回続けてありました。機敏な動きが素敵でした。
後奏ではLUKEさんがギターをフロアに回してくれました。フロアをギターが1周するあいだに、恒例のドラム解体ショーと、最後に風船割りがありました。

‥。‥゜。‥

終演後、LUKEさんはたくさんのピックを飛ばしてくれました。「遠くへ飛んでけっ!」って後方へたくさん。そしてフロアに降りて、「ありがとう。」と挨拶しながら観客と握手。ギュウギュウではなかったので、割と素早くステージの端から端へと移動してました。

私は風邪が治ったばかりだったので、はじっこで大人しくしていましたが、ステージも良く見えて、MASAKIさんの仰る「新曲中心のスリリングかつ新鮮なライブ」を堪能しました。LUKEさん、ハイテンションで「頑張っちゃった(笑)」(vivace Member Blogより)ね。

CANTAで大阪に遠征するのはこれで4回目。今までの大阪ライヴでは一番、埋まり具合がいまいちでした。フロア後方には小さいテーブルが3つ置いてあり、こんなのはCANTAのワンマンでは初めて見たので少しショックでした。東名阪ツアーとは単純には比べられませんが、日程的に厳しかったですね。

でもハイテンションで頑張るLUKEさんはとても素敵でした。なんかすっごい応援したくなりました。

(2009/11/06)