青い追憶を辿りながら

2009/11/08(日) 新潟 CLUB RIVERST

Set List

  • Love Drives Me Crazy
  • 108
〜MC〜
  • Survival & Revival
〜MC〜
  • No Doubt,No Life!
  • Are You Ready?
〜MC & 確かここでメンバー紹介〜
  • So Alive
  • Everyday
  • 金木犀
  • Always
〜MC〜
  • 愛の名の下に
  • SHINE
  • Happy Birthday To You!
アンコール1
  • Bitter Sweet
  • Tonight3
アンコール2
  • 春の嵐
  • ア・ソングフォージアダルト

たれみみの思い出

11月8日(日)、晩秋の東北〜磐越道を駆け抜けて、新潟CLUB RIVERSTに行って来ました。お天気は曇り空。でも運転には、少し曇ってる位の方が眼に優しいです。宇都宮から往復600km。

新潟も当初は参加予定ではなく、直前になって参加を決めました。大阪の後、強く心を駆り立てるものがありました。LUKEさぁ〜〜ん 三 (ノ´▽`)ノ♪。開演まで車内でのんびり休憩してたので、体調もバッチリ!

‥。‥゜。‥

Set Listと使用ギター&ベースは大阪と同じ。LUKEさんの衣装も大阪と同じ(胸元に王冠の絵とHのロゴ、HOLY LANDと書かれた黒の長袖Tシャツ)。MASAKIさんは2月のツアーでも着てた、焦げ茶と茶色の縞模様のニット。

新潟CLUB RIVERSTはとても小さいライブハウスで、フロアには3段くらい段差があって見やすい会場でした。で、ステージも狭くて天井が低い (^_^;)。

‥。‥゜。‥

開演はほんの数分遅れ。今回のツアーは時間が読めてありがたいです。

『Love Drives Me Crazy』

『108』

天井が低いから、LUKEさんは天井を気にしながらお立ち台に登って、背面弾きを披露。ギターが天井スレスレでした。


〜MC〜

「新潟ー!新潟からじゃないのも多そうだな〜。」
フロアを見渡して笑うLUKEさん。ドキッとしました。
「新潟は久し振りか…。冬に来た?来てない?2007年の?…7月?みんなも覚えてないな〜。」
すいません、2007年夏からのファンなので…。

すると珍しいことに雷電さんがステージの前の方に出て来てくれました。乾杯するみたいにペットボトルを掲げて手をフリフリ。
R 「ちゃんといるよー。」
L 「今日の会場は奥行きがあって間口が狭いから、奥の方にセッティングしないといけなかったんだよね。後ろのひとからは雷電が見えてないんじゃないかな?」
R 「ちゃんといるよ〜。」
ステージの奥の方で手を振る雷電さん。

とても張り切っていて、時間より早く準備ができちゃったんだよ♪と笑う、ご機嫌LUKEさん。←しかし5分前だそーな。

「『Green Horn』、緑の角!…じゃなくて青二才とか初心者っていう意味ね。20年以上とかそれに近いキャリアがあっても、裏方とかでなくてずっと表舞台にいた我々でも、同じなんだよね。曲を創って、レコーディングをして…。越えなくちゃいけない壁がある。」

「それは誰だってそうなんだよね。セレブリティなひとたちにも俺たちには分からない抱えているものがあって、そのひとたちのなかではそれがとても大きいんだよね。」

「それは俺も同じ。どうして俺だけこうなんだろう、とかって思うこともあるんだけど、誰でもそうなんだよね。それぞれに抱えているものがあって、明日から、もしかしたらこの会場を出た瞬間から、こう、のしかかってくるかもしれないけど、でもこんな大きな音に埋もれることってなかなかないから、この瞬間は最高なわけだから。」

またしてもかなりうろ覚えですが、LUKEさんはとてもひた向きな眼差しで語りかけてきました。

『Survival & Revival』

大阪から2回目にして、やっと少し落ち着いて聴けました。

ベース、かっけええぇぇーーーーーっ!!!

(↑落ち着いてない…(;^_^A)


〜MC〜

「最近アルバムを創るのに時間がかかるようになってきたんだけど、温かい激励のメッセージをたくさん頂いて…」
よほど嬉しかったのか、ここでも御礼を言うLUKEさん。

「曲はね、誰でも創れるんだと思うんだよね。鼻歌とかがそうだね。幸せ〜ってなんだっけなんだっけ〜♪」
良く聴いたことがあるCMの鼻歌を歌うLUKEさん。可愛い (=´ω`=)。

曲はすぐ出来ても、それをロックのなかに組み込んで納得のいく曲にするのが、なかなか出来ないというLUKEさん。
「それで服脱いでみたり、紅茶飲んだりしてね〜…」
えっ!脱ぐんですか?!
「曲に合わせてみんなの手が挙がったりするのを思い浮かべながら曲を創っているのね。で、良い曲ができちゃったりすると、『俺、やっちゃったじゃん♪』とかって独りで言ってるの。誰もいないのに。とても見せられない。」

表現はうろ覚えですが、ライブの観客を思い出して曲を創っているといお話には、感激してしまいました (ノ_・。)。

「俺、今日も喋り過ぎだね。みんなが静かだからかな。静かっていっても、シーンとして引いた感じで咳(しわぶき)ひとつ聞こえないっていうんじゃなくて、伝わってるなって感じ?」
新潟は小さいライヴハウスだったから、とてもあったかい雰囲気でした。

「今度はみんなの声が聞きたいな。」
ここでまた『Hey!』の練習をしたのですが、本当に単に『Hey!』と繰り返すだけで、どの曲でどのタイミングで『Hey!』と言うかとかの説明はありませんでした。最後に「次の曲で『Hey!』って言ってね。」と軽く言っただけ。

『No Doubt,No Life!』

MASAKIさんが手を挙げて「Hey!」のタイミングを教えてくれるので、MASAKIさんを見ながらきゃっきゃっ♪と手を挙げていると、ふとLUKEさんの方を見たら、LUKEさんがこっちの方を見てたのでドキッとしました。 …チェックしてた?

『Are You Ready?』

歌い始めの歌詞をちょっと間違えて、ふにゃふにゃと誤摩化すLUKEさん。出だしがカッコいい曲なのに。可愛くて笑ってしまいました。


〜MC〜

『Are You Ready?』の歌詞について、ロックの「Are You Ready?」とは違うんだよ、というお話がありました。
「何か威圧的なひとだったり、声が大きいひとだったりすると、最初から負けちゃうってことあるよね。正しいものが必ず勝つわけではないけれど、生きていかなくちゃいけない。負けたときに、じゃあ次はどうしたらいいのかと、考えるのが生命”(いのち)”なのかなって思うんだよね。」

「俺、喋り過ぎだね。みんなが聞くせいだ。」
ええ〜〜@フロア。
「はは、うそうそ。ごめん。」
照れくさそうに笑うLUKEさん。語りたい言葉や伝えたいことがたくさんあるのでしょうか。

『So Alive』

MASAKIさんの声が、熊谷よりもさらに掠れていて辛そうでした。コーラスのときは少し厳しい表情になって、それでも頑張ってコーラスしているMASAKIさん 。・゚゚・(ノ_・。)・゚゚・。

『Everyday』

『金木犀』

LUKEさん、涙で眼がキラキラしてました。声を詰まらせかかった時もあったけど、それでもちゃんと最後まで歌い切ってました。見ていて胸が痛くて辛かったです。泣かないで、LUKEさん。

LUKEさんは歌い終わると後ろを向きながら、マイクを口元からどけたのですが、鼻をすすっている音が聞こえてきて、とても切なかったです。

熊谷みたいにならないかと少しハラハラしましたが、雷電さんと合図を交わすと、すぐに次に曲が無事に始まりました。

『Always』


〜MC & メンバー紹介〜

「メンバー紹介しようか。…ちょっといい?」
LUKEさんは雷電さんに声を掛けると、上手ソデに入っていってしまったので、雷電さんが前へ出て来て、MASAKIさんのマイクを使ってお喋りしてくれました。

「新潟は2007年の7月に来たね。俺がそっち(のマイク)を使えばいいのか?」
コード付きのマイクを手にしたMASAKIさんが、ペリペリペリと、コードを床に固定していたテープを剥がす音をさせつつ、雷電さんの傍へぐぐいっと寄ってました。雷電さんを見つめながら…(=^^=)。
「MASAKI、近い!しかも壊してるし。」
ニコニコ笑いながら、雷電さんの傍から少しだけ離れるMASAKIさん。

「我々は熊谷から夜走りして、新潟には3時頃着いたんだけど、途中のSAでカウンターの端の方に、普段はあまり見掛けないような小洒落たクレープ屋さんがあったんだよね。で、目ざとく見つけたMASAKIがクレープを買ってたの。」
「ピーチ ○△(←良く聞こえませんでした)…ニューハーフみたいじゃないですか。」
MASAKIさんは話す声もカスレてて、熊谷よりひどくなってました。

「それを見た隊長が、いつの間にか自分も買ってやんの。真夜中に、それもメシ喰った後に…。」
ぷぷぷ…って感じに笑う雷電さん。

R 「その後MASAKIはどっかいっちゃって…」
M 「違います。トイレに行ってたんですよ。」
R 「今、その話をしようと思ってたの。」
M 「済ませておかないと、尿漏れとかしたら悲惨じゃないですか。それでスタッフに預かってもらったのをLUKEさんがマネしたんです。」
R 「『順番間違えちゃったよ〜。』って。で、あのクレープって強く持つと中身がぴゅう〜って出そうじゃない?」
LUKEさんのクレープを大切に持った雷電さんが、クレープをプラプラさせながらiPod nanoで動画撮影していたら、ちょうど老夫婦が通りかかって、ちょっとイタそうな眼で雷電さんを見て通り過ぎていったのだそうです。

そんな話で盛り上がっているところへLUKEさんが戻って来ました。話の流れが分からないご様子でしたが、雷電さんに「クレープ。」って言われると、「ああ。」と笑ってました。

そしてここでMASAKIさんからもひと言。
「来ましたよ、新潟〜〜。日本海ですよ、Japanese Oceanですよ〜。皆さんの温かい笑顔に迎えて頂いて〜〜…どうですかこの、口先から出ている言葉は〜〜…」
おどけつつ、ちょっとブラックなMASAKIさんにドキッとしました (・・;)。MASAKIさんは「ウソです。」と笑ってましたが、声がとにかく辛そうでした。

続けてLUKEさんから、先ほどの4曲の曲名紹介がありました。
「『金木犀』…も『Green Horn』入ってるか?『Green Horn』の曲ばかりだね。でも7番目のアルバムとかがでたら、今度は『Green Horn』の曲もやらないのが出て来ちゃうから、だからいいのか。そう考えて俺が(曲順を)決めたんだっけ。」
ひとりで喋って、ひとりで納得してるLUKEさん。可笑しい…(´-`)。”7番目のアルバム”って言葉が、やけにキラキラと心に残りました。

「次も『Green Horn』からです。『愛の名の下に』。」

『愛の名の下に』
『SHINE』

『Happy Birthday To You!』

観客にマイクを持ってもらったり、スタンドマイクを使ったりしてコーラスをいれるMASAKIさん。MASAKIさんの歌声が掠れるので、LUKEさんが心配そうに振り返ってました。


アンコール1

MASAKIさんは黒のツアーTシャツ(フロントプリントバージョン)にヒョウ柄のパンツ。雷電さんは黒のツアーTシャツ(バックプリントバージョン)。LUKEさんは本編のまま。
「アンコールありがとう。昔はアンコールをやらないバンドだったのにね。喜んでやるようになっちゃった。出るのが好きなんだよね。じゃあ激しめのバラードをやります。『Bitter Sweet』」
MCはほとんどなく、すぐに曲へ。

『Bitter Sweet』
『Tonight3』


アンコール2

いつも通り、まずMASAKIさんと雷電さんが登場。あれれ?隊長がなかなか登場されません。入り口の方を覗いた雷電さんは、まだかな〜〜って感じにアンプの上に首をのせたので、フロアから笑い声と隊長の登場を促す拍手が起こりました。

ちょっと遅れてLUKEさん登場。LUKEさんはチャコールグレーのツアーTシャツ(フロントプリントバージョン)。

LUKEさんから、何か他がやってないような面白いことがやりたいねってお話がありました。友達ひとり連れて来てくれたら、何かもらえるとかそんなお話。(…うろ覚え…)2人が4人になって、4人が8人になって…と楽しそうに喋るLUKEさん。もらえるとしたら何がいいだろうね?とMASAKIさんに話を振ると、
M 「添い寝券。」
きゃーー@フロア。
M 「男限定!」
「女子は〜〜?」と不満の声が。そりゃ、女子が大半ですもん :*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
M 「女子は介護券。」
L 「かいごけん?!」
驚くLUKEさん。
M 「介護されるんです。」
L 「あぁ、されるのかあ。するのかと思った。介護はね、大変だよ〜…。」
LUKEさんに介護……されたくないーーー!!
L 「本当に何か、他がやってないようなことを考えますね。」

ここでLUKEさんが笑顔でMASAKIさんを労ってました。
「新潟のみんなのお陰で、ここまで来れて良かったね(←だったかな?)。声をからして…。」
ステージが狭いので、MASAKIさんはLUKEさんの結構近くに立っていました。LUKEさんの方を見て、何とも言えない顔で微笑むMASAKIさん。

「でっかいクレープ食った甲斐があったね。生クリームとチョコだけ!。生クリーム、大好き♪。ぐあーー!!っと。おばちゃん、もっと出して!」
クレープに生クリームをまぶすフリをして笑うLUKEさん。すると笑顔のMASAKIさんが、LUKEさんを見つめながら何やらアヤシいジェスチャーを…(・・;)。
「うぉっ!眼が覚めた!どうする?おばちゃん、春を思い出しちゃったりしたら。」
LUKEさん、ほんとビックリされたようです。思いがけず話はシモ系へ…。

L 「おばちゃんの顔が浮かんできちゃった。」
パタパタと頭の周りで手を振りLUKEさん。
R 「帰りも寄る?」
いいよ〜って感じに手をふりながらLUKEさんは「そうか、帰りも同じ道なんだ。」
で、「春を思い出して。」と次の曲へ。どんな繋がりですか?!

『春の嵐』

『ア・ソングフォージアダルト』

LUKEさんがステージの真ん中で、上体を左右に大きく振りながら髪をバッサバサ。うなじが見えた…(〃∇〃)。その後ろでLUKEさんに動きを揃えてMASAKIさんもバッサバサ。すると雷電さんも、ふたりに動きを揃えて頭を振ってました。

長い後奏ではまたドラム解体ショー。フロアを1周して戻って来たギターを手にしたLUKEさんは、ステージ真ん中に立ち、フロアに落ちて来そうなほど身を乗り出して右手を差し伸べました。観客の皆さんは、ドドドーーーッと一気にLUKEさんの元へ。最後にLUKEさんは、自分に向かって差し伸べられるたくさんの手に、大きく撫でるようにして触れた後、体を引きました。

そしてメンバー紹介。LUKEさんが雷電さん、MASAKIさんを紹介すると、屈み込んでマイクを手にしたMASAKIさんが、かすれた声でLUKEさんを紹介してくれました (ノ_・。)。辛かったね…。

退場は3人一緒で、この日はLUKEさんのみんなとの握手はありませんでした。

‥。‥゜。‥

新潟は拍子抜けするほど暖かかったです。そして会場内は蒸し暑かったです。LUKEさんはもっと熱かったです。汗がキラキラ飛び散ってました。

最後の最後、私は立ちすくんでしまってLUKEさんの傍へ行けませんでした。ステージのLUKEさん、眩し過ぎました。行って良かった、新潟!

新潟 CLUB RIVERST

荷物の陰に落ちていた”らいちゃんピック”。あんまり可愛いくて、裏表を撮ってみました♪

(2009/11/14 更新)