2008/10/19(日) LIQUIDROOM EBIS
Set List
- Hello!
- 悲しき絆創膏
- Good Morning,Wild Times!
- Beautiful
- Everyday
- Crying Days
- 金木犀 (新曲;仮タイトル)
- 春の嵐 (Acoustic ver.)
- オルタナ
- Adieu!
- 1400km/h
- Tonight3
- SHINE
- Rainbow
- 春の嵐
- Happy Birthday To You!
たれみみの思い出
秋晴れの心地よい天気。でも雨がパラつくかもとの天気予報だったので、CANTA君だし…と思って念のため傘を持って行きました。
開演を待つ間、MASAKIさんのアンプの上に置かれたハロウィングッズが気になりました。ぴかぴか光る小さなかぼちゃ。15分位押していつものSEが始まり、メンバー登場。今回も前の方へ行けたので、LUKEさんが近い。LUKEさんは髪を切ったのか前髪が短くなっていて、両眼がちゃんと見えました(=´`=)。
- Hello!
LUKEさんからご挨拶。
「今年最後のワンマンです。もう今年も終わりですよ〜。早いね。今年がこんなに早く感じるのはオリンピックがあったからだね。怒濤の夏!どうしちゃったんだ、石井慧っ!…俺はああいうの嫌いじゃないんだけどね。」
最近は国技と呼ばれる競技で不祥事が続いたことに軽く触れて、
「これは日本がダメになっているということか?何をいきなり社会を切っているんだ、俺は!」
ハイテンションでのっけから良く喋るLUKEさん(^^)。
メンバー紹介のときだったか、MASAKIさんが嬉しそうにクルクルと回ってました。雷電さんが帯を解くような仕草をすると、それに気がついたMASAKIさんは、さらにクルクルと回ってました。

LUKEさん 「あっち〜〜。」
一曲終わった時点でもうLUKEさんの胸の肌が真っ赤。汗がキラキラ髪の先から零れ落ちてました。LIQUIDROOM蒸し暑いっ!
LUKEさん 「暑いと思ったら、今日は一枚多く着てるんだった。」
すると観客席から「脱いで〜〜♪」という声が掛かり、手拍子が始まりました。

LUKEさん 「脱ぐとお金貰えるみたいな勘違いしそう。」
LUKEさん、観客がとても盛り上がってるので、ちょっと鼻歌を歌いながらチラリと上着をめくってみせました。それを見て、お水を飲んでいたMASAKIさんが、慌ててやかんを置いてベースの準備。
LUKEさん 「違うか。こんな感じか…ぱぉぱふぉ〜〜(手を口にあて、蛇使いみたいな音)。」
MASAKIさんと雷電さんが音楽を奏で出すと、ステージ中央にゆっくりと歩いて出て来たLUKEさんは、座りこんで片足をあげストリップのモノマネを…(・▽・)。

それから座ったまま上体を起こして、客席の方を見て「ちょっとだけよ♪」
大歓声@観客席。素早く起き上がったLUKEさん。
LUKEさん 「バカじゃねーの?」
急に冷静に、素敵なLUKEさんに戻ります。
LUKEさん 「普通に脱げばいいのに…よろしくお願いします。」
本当に普通に上着を脱ぐと、LUKEさんのローディーさんに上着を手渡してお辞儀をしてました。
LUKEさんが後ろを向いてもそもそ身繕いをしていると、MASAKIさんと雷電さんが『8時だよ!全員集合』の”ヒゲダンス”のテーマを奏で出しました。…しばらく奏でてると…



おもむろにLUKEさんがヒゲダンスを踊り出したのでびっくりしました(・・)。
LUKEさん 「ドリフのギャグは浸透してるね〜。あと『あっ!と驚く…』とかね。」
MASAKIさんの方を見て笑うけど、MASAKIさんは笑うだけ。観客も意外と無反応。
LUKEさん 「みんな知らないフリして〜。まぁ、そういうことにしておこう。」
LUKEさんが絆創膏をして振り向くと、雷電さんもまたドラムの端に座り込んで、かわいく貼ってもらうのを待ちます。雷電さんがスタッフから額に絆創膏を貼ってもらうのを見ながら、キョロキョロするMASAKIさん。
MASAKIさん「俺には?俺には〜〜??俺にも絆創膏〜〜〜。」

カワイ過ぎる…。おうちに連れて帰りたいです。
LUKEさんのローディーさんが絆創膏をMASAKIさんに手渡すと、MASAKIさんはわざわざ上手ソデのスタッフにそれを渡して貼ってもらってました。
LUKEさん 「これ後でビデオとか見ても、ただ絆創膏貼ってるだけなんだよね。まるで整形に失敗しました?みたいな。」
絆創膏を貼ってもらってニコニコしているMASAKIさんの方を振り返ります。
LUKEさん 「MASAKIのいいね。色が付いてて。分かりやすい。」
MASAKIさん「……??。」
???@観客席。戸惑った気配を察したらしいLUKEさん。
LUKEさん 「……えっ?俺のにも付いてるの?同じなの?」
LUKEさん??御自分で貼ったのに…。みんな大受け。MASAKIさんまで口に手を当てて、笑ってました。

- 悲しき絆創膏
- Good Morning,Wild Times!
『悲しき絆創膏』
少し足を開き気味にして、ぴょんぴょんと左へ右へ弾むようにギターを弾くLUKEさん。

高見沢さんソロツアーのときより控えめに、ちょっとだけ右手人差し指を挙げてみせて、クルッと高速ターンを決めると大きな歓声が起こりました。
LUKEさん 「あぁ、こっちだったね。これで喋ればいいんだね。」
ヘッドセットのマイクを下げて、スタンドマイクで喋るLUKEさん。
LUKEさん 「色々あるね。色々あったほうが面白いんだよね。」
LUKEさんは楽しそうに、たくさん喋ってました。
高速道路の渋滞で、左折レーンにいたら右折レーンを走って行く車にミラーを擦られたお話。それに続いた車はもっと大きな車だったのに、すい〜っと通っていったとのこと。
LUKEさん 「なんだよ、へたくそ。せっかく良いお天気で気分よかったのが、台無しになってしまったんだけど…」
ぼやくLUKEさん。
LUKEさん 「これは(車を)飛ばさないように、と神様が言ってくれてるんだろうなと。…神様って言っちゃったっ!」
- Beautiful
- Everyday
『Beautiful』
スライドバーを使うLUKEさんの手元が良く見えました。 ESAKA MUSEでは遠くて良く見えなかったので、とても嬉しかったです。
『Everyday』が終わると、雷電さんの方を振り返るLUKEさん。ちょうどお水を飲んでいた雷電さんは、LUKEさんがもう一度振り返ると気がついて、LUKEさんに向かって親指をギュッと挙げてみせました。LUKEさんは軽くギターをつま弾いてて、そのまま次の曲へ。『Rainbow』かと思ったら違いました。
- Crying Days
曲が終わると、雷電さんとMASAKIさんが退場されました。
「今日は新曲をどんな感じなのかと、バンドでやる前に独りでやってみようと思います。」
- 金木犀 (新曲;仮タイトル)
- 春の嵐 (Acoustic ver.)
- オルタナ
- Adieu!
- 1400km/h
- Tonight3
- SHINE
- Rainbow
- 春の嵐
- Happy Birthday To You!
名古屋E.L.Lではモニターばかり見て歌っていたLUKEさんですが、2回目のお披露目の今日はすこし余裕があったのか、客席へ何度か”眼力”を送ってました。
「この歌は『金木犀』というタイトルですが、金木犀の頃に歌えばいいんだけど、金木犀が香ってるな〜と思ってから創るからね。クリスマスには一斉にクリスマスソングが出たりするじゃない?そういうのってなんかいやらしいじゃん。…いつか俺もやってやる。」
爆笑@観客席。
「そのうち『卒業』とかね。全然ドラマチックじゃないところで『進級』とか。お祝いでおじいちゃんから万年筆を貰いました、みたいなね。そういう日本の習慣も、なくなってきました、みたいな。」
そんな歌を創ったりして…とLUKEさん。
「CDになって、みんなが見る頃には違うタイトルになっているかもしれないから。」
「曲を創ると、良い曲ができたなーとか、いまいちかな、とか、一番わかるのかライヴでみんなの反応をみたときなんだよね。『オルタナ』をやったときは、やっちゃったな、と思った。」
それで歌詞をどんどん直していったのだそうです。
みんなで歌おうの企画。
「いつもだったら大声で歌っていたら、お前の歌を聴きにきたんじゃねーよって言われちゃうよね。俺はどっちかっていうとライヴなんか行くと一緒に歌いたいのね。それで開発したのが情熱的な口パクです。」
「CANTAのライヴだから、みんな俺の歌を聴きにきたわけじゃない?」
拍手@観客席。観客席を見渡しながら、うんうんと頷くLUKEさん。
「この世に俺より歌が上手いやつはいっぱいいるけど、俺が創った歌は俺にしか歌えない。」


「みんな俺の歌を聴きにきたわけじゃない?」前へ出てきて、台の上に片足をのせてズイッと身を乗り出すLUKEさん。
「みんな俺の歌を聴きにきたわけじゃない?」台の上に乗って、胸を張るLUKEさん。
「みんな俺の歌を聴きにきたわけじゃない?」台の上でさらに背伸びをするLUKEさん(^▽^)。
「長かったね。ごめんね。」
ぴょんっと台から降りました。
「また後でバンドでもやるけど、この曲だけは一緒に歌おう、それ以外は口パクでね。タオルを回すかはそれぞれお好みで。」
「歌詞は大丈夫かーー?(おーー@観客席)…オレの苦労を思い知れ(^▽^)。」
「後でバンドでもやる。」とLUKEさんが仰ったからか、さすがにタオルを回しているひとは少なかったです。
”きらきらおやじ”のお面を被ったMASAKIさんと雷電さんが登場です。お面が丈夫そうな厚紙で作り直してあって、一段と大きくなってました。
LUKEさんのギターはKG-GalaxyのRuby Red。お面を被ったLUKEさんは、腰を曲げておじいちゃんのフリをしながら、しゃがれ声で喋ってました。
「しばらく見ない間に老けたなあ…。雷電がいつもはしてないメガネをしてる。MASAKIの毛がほとんどない。」
『Adieu!』
LUKEさんはときに跪いたりして激しく体を動かしながら歌うので、胸元がかなりはだけてました。…目のやり場に困りました(=´`=)。
〜アンコール1〜
ツアーTシャツではなくて、LUKEさんは違う柄シャツに着替えてきました。薄手の素敵なシャツで、難しくて描けませんでした。
MASAKIさんのアンプの上には、ハロウィンのかぼちゃの隣りにお菓子が入ったカップも置いてあって、MASAKIさんはその中身をバラまいてました。それからズボンのポッケに手をいれて、ティーパックやらチョコレートなどもバラまいてました。
LUKEさん 「それ用のポケットだったんだ??」
〜アンコール2〜
バンドでの『春の嵐』です。LUKEさんがMASAKIさんの方を見ると、MASAKIさんから恒例のタオルの回し方の説明がありました。
MASAKIさん「大阪、名古屋とまわってきて、LUKEさん的にはこう腰もグラインドさせた方がいいとのことでしたので、グルングルンで。」
『Happy Birthday To You!』
LUKEさんがビックリする程動き回ってました。ステージ両端と最前列のバーの間に台が置かれていて、そこに飛び移ってギターを弾くので、たくさんの人が押し寄せてました。LUKEさんのローディーさんが手を伸ばしてガードしてました。
それからLUKEさんは客席へ降りてしまい、姿が見えなくなってしまいました。MASAKIさんからはフロアを歩くLUKEさんが見えていたのでしょうか。ステージの真ん中に残って「Happy Birthday To You!」のところで、歌いながら手を振っていました。

真ん中の台のうえでベースを弾きまくるMASAKIさん。ステージに戻って来たLUKEさんは、その傍でヘドバンしながら、嬉しそうにギターを弾いてました。

MASAKIさんは笑顔で、ポンッとLUKEさんの肩を軽く叩いて合図をして台から降りると、ひと足先に雷電さんの傍へ。そこからはLUKEさんお独りでギター弾きまくり。最後は雷電さんのところへ集合。
この日の最後のメンバー紹介は、打ち合わせがしてあったのか、LUKEさんが雷電さんとMASAKIさんを紹介すると、MASAKIさんがLUKEさんを紹介してくれました(ノ´`。)。
「オン ヴォーカル&ギター LUKE篁ーー。」
ステージに最後まで残ったLUKEさん。
「今日は本当に良かった。ありがとね。今度、全国ツアーをやります。…1月末から2月にかけて全国をまわります。まだ詳しい日程とかは発表できないんだけど。…ワンマンやれそうだし。」
LUKEさん、泣きそうなのを我慢されてるみたいに見えました。「ありがとね。」と手を振って割とすぐに退場されました。
。。‥○゜。。‥☆゜。。‥○゜。。
宇都宮に着くと、天気予報どおりに雨がぱらついてました。
あれから2ヶ月経ったけれど、感想を書こうとしてもあまり言葉がでてきません。ただただステージの3人の姿が浮かんできます。
私はまだ、ここ1年のCANTAしか知らないけれど、最高のライヴだったのではないかと思います。幸せなことに、秋CANTA '08 ”The Best Of A Bad Lot〜底力〜” Tourの3本全部に参加できました。一歩ずつ、LUKEさんの言う”扉”に近づくのを感じることができました。
素敵なライヴをありがとう。
(2008/12/23 更新)