青い追憶を辿りながら

秋CANTA'07 大収穫祭(原宿ASTRO HALL)

原宿ASTRO HALLで行われた『秋CANTA'07 大収穫祭〜今年もあります!蔵出し映像!!〜 』へ行ってきました。開場前には到着して並んでいると、Fan Club先行(A)が300名、HP先行&一般(B)が100名位だったようです。入り口のところではグッズ販売をしていて、念願の『fraction』を手に入れることができました。終演後には販売はないとのことだったので、入場前に買うことにしたのですが、小さいポシェットしか持っていなかったため、ライヴの間中『fraction』を抱きしめていることとなりました(^ ^)。

地下への階段を降りるとフロアの入り口に、高見沢さんから贈られた深紅の薔薇が飾られていました。今までTHE ALFEEへ贈られた花しか知らなかったので、高見沢さんが他の方へ贈られた花を初めて見て、なんだか不思議な感じがしました。

原宿ASTRO HALLは小さいライヴハウスで、縦長でかなり狭かったのには驚きました。前へ詰めるよう言われて結構前へ行ったのですが、ぎゅうぎゅうで視界も悪く、早く始まらないかな、と思いつつ小さくなって立ち尽くしていました。

開演時間をちょっと過ぎると、LUKEさんの声でアナウンスがありました。
「『'06"脹脛〜泥はね上等〜TOUR"』の秘蔵映像です。人間の集中力は20分くらいまで。ディズニーにならって20分にまとめてみました。」
ちなみに'07だったと、上映後で訂正がありました(^ ^)。

〜'07"脹脛〜泥はね上等〜TOUR"の秘蔵映像〜

ツアー中の移動のバスのなかや、楽屋、食事&アイスクリームの買い食いの映像などが満載でした。ほとんどLUKEさんが撮影されていたので、雷電さんとMASAKIさんの映像が多かったです。

CANTA秘蔵映像

食事中に感想を求められるMASAKIさん。
LUKEさんにカメラで迫られてたと思われるのですが、真面目に料理の感想を語っていらっしゃいました(^ ^)。

移動のバスではLUKEさんは助手席に座っていらしたようです。運転手さんをからかったり、後部座席で寝てる雷電さんを映したり。

PAでは車でお留守番かな?雷電さんがLUKEさんの方を振り返りつつ歩いていく傍を、MASAKIさんが飛び跳ねて行きました。
(かわいい。かわいすぎる…。)

CANTA秘蔵映像

楽屋でしょうか?ロデオボーイで遊ぶLUKEさん。

ご機嫌でタオルを振り回したら時計にひっかかってしまい、ひっぱるんだけど取れなくて、結局立ち上がって取ってました。

「新品なのに。」
タオルがほつれちゃって、とほほ。

でもロデオボーイを引きずって、場所を動かしてまた再開されてました。

CANTA秘蔵映像 CANTA秘蔵映像

上映が終わると、LUKEさん、MASAKIさん、雷電さんが上手から登場されました。すごい歓声にびっくりしました。「カッコいい〜〜!」と声が掛かって、皆さん、嬉しそうでしたね。

LUKEさん 「カッコいいだって(^ ^)。これからこれでいこうか?」
雷電さん  「昨年の浴衣で、もうネタが尽きたと思ってたけどね。」
Shibuya O-EASTでは無口だった雷電さんの、話す声を初めて聞きました。
「ショットガンをお持ちしましょうか?」
とMASAKIさんをからかってました。確かにショットガンが似合いそうでしたが、おでこ全開な髪型が可愛く見えてしまいました(^ ^)。LUKEさんは髪型もメイクも気合いが入っていて、昨日の楽器フェアのときとは見違えるようでした。青いマニキュアを塗っているせいか、手の仕草がとても繊細そうに見えました(特に小指が…)。

CANTA

〜反省会〜

「誰から行く?」とLUKEさんの言葉に、「じゃあ、僕から。」と雷電さんから反省会が始まりました。ご自分で編集されたNG集だったのですが、お互いの内容はご存知なかったようです。LUKEさんはスクリーンの左側に、MASAKIさんと雷電さんは右側に立って鑑賞されてました。

暗闇のLUKEさん。横顔につい視線がいってしまいました。可笑しいところになると皆と一緒に笑顔になるので、見ていてとても幸せな気持ちになりました。

反省会 反省会

○ 雷電さん

1. カウント(?)とドラムがずれてしまって演奏中止
「隊長の『Happy Birthday to You!』(←甲高く)につられちゃって…。」
2. 演奏中スティックが折れてしまったこと
3. MASAKIさんから渡された靴べら、オタマで演奏
「スティックでMASAKIの尻をつついて、SMプレイをしていたら、オタマを渡されちゃって。」

○ MASAKIさん

「僕はツアー中撮影していたカメラが壊れてしまって。代わりに沖縄で撮った、CANTAがどれだけ仲が良いかという映像をご覧下さい。皆さん、ハンカチの準備はよろしいですか?見て下さ〜〜〜い。」

まずは体を張った(?)下ネタ(^ ^)。これは門外不出かな?

CANTA in 沖縄

白いニシキヘビと3人。

LUKEさんによるとしなびたナスみたいで、ヌメヌメはしてなかったそうです。

しなびたナスって…(^▽^)。

その他にも「現地の方とディスカッション。」と店先の鳥に話しかけてたり、沖縄のパーティの最中にトイレが我慢できなくなっちゃったMASAKIさんとか、面白い映像がいっぱいでした。最後は酔っぱらってステージから落ちる雷電んさん。MASAKIさんの反省会なのに、オチは雷電さんでした。

○ LUKEさん

1. MASAKIさんと雷電さんへむちゃぶり
楽器で色々な言葉を言わせるLUKEさん。ふたりともエラいなあ…と褒めてました。
2. LUKE篁は認知症?
何度も通った道なのに「初めて通る道だねえ。」と言って、MASAKIさんをびっくりさせたお話
「暗くなってきたら思い出して。そしたら言わないと気持ち悪くて。」
1時間以上経ってから「通った、通った。」と仰っていたそうです。

反省会

3. サインし忘れ
サインをし忘れてて、退場しようとしたらスタッフに行く手を阻まれたLUKEさん。既に楽屋へ戻って、くつろいでいた雷電さんまで呼ばれてました。

またしてもオチは雷電さんでした。

古くなったドラムの叩くところにサインをして投げるのですが、雷電さんによると結構投げ方が難しいんだそうです。

「独りじゃ投げられないか?んん?じゃあ、今度河原で練習な。」
なんだか子供をあやすようにLUKEさんに話しかける雷電さん。言われっぱなしのLUKEさんが、表情は良く見えなかったのですが、可愛かったです。反省会は雷電さんがとってもハイテンションで、こんな楽しい方なんだと驚きました。

〜抽選会〜

まずMASAKIさんが着替えに行っている間に、雷電さんのプレゼントの抽選会がありました。MASAKIさんが戻ると、
「俺、着替えるのかな?どうだったかな。ちょっと確認してくる。」
とLUKEさんが退場されました。MASAKIさんがクジを引いているとき、何故か雷電さんはオカマキャラになっていて、引き続きハイテンションでした(^ ^)。MASAKIさんのプレゼントの抽選会が終わると、上着を脱いでベスト姿になったLUKEさんが戻ってきました。まるでバーテンダーみたいで、背がスラッとしているのでとても似合っていました。

LUKEさんは箱からクジを引くときに、ブルース・リーみたいな掛け声とともに、勢い良く箱に手をつっこんでました。
「俺が言うとなんで弱そうなんだろう?」

LUKEさんのプレゼントは衣装で、なかには立派な革ジャンもありました。
MASAKIさん 「これ高いんじゃないんですか?」
LUKEさん  「俺、こういうのの価値ってわかんない。」

〜みんなで決めよう、ライブで聴きたい曲 BEST10〜

着替え終わった3人が揃うと、
「耳栓忘れちゃった。」
と、いなくなってしまうLUKEさん。

MASAKIさん 「え〜、僕独りになってしまいましたが…」
雷電さん   「そんな〜。独りにはしないよ♥」
ふたり寄り添って、司会進行です(^ ^)。

LUKEさんは右耳に耳栓を詰めながら、すぐに戻ってきました。ワンマンライヴのせいか、リラックスされているのか、不思議と気ままで奔放な感じのLUKEさん。誰かを思い出させます…。定位置に立ったLUKEさんから、投票がかなり予想外の結果になったこと、事情により9位からやらせていただきます、との説明がありました。

「あっ!ギター忘れてた。」

慌ててギターを手にするLUKEさん。
「今、何か足りないことにさえ気がつかなかった。」
やっぱりどなたかを思い出させます。

Set List

  • 1位 春の嵐
  • 2位 1400km/h
  • 3位 ココア
  • 4位 100円SHOP
  • 5位 SHINE
  • 6位 Adieu!
  • 7位 Irritation
  • 8位 お願い♥ロック
  • 9位 Rolling Days
  • 10位 World Without End

「僕らはテクニシャンだと思われているんですが、ふたりのレベルは常に一定以上だけど、僕はボーカルなんかやっちゃってるので、ふたりの足を引っ張っちゃって…。」
歌う前にそんな話をされるLUKEさん。LUKEさんの歌が一番好きだと伝えたい。そんなことは言わないでって、胸が痛みました。

『World Without End』

LUKEさんが歌い始めたときに歓声がすごかったです。ライヴで演るのは初めてなのだそうです。
LUKEさん 「どうして最初にやらないか分かったでしょう?雷電が可哀想で。」

『お願い♥・ロック』

お願い・ロック

きた〜!って感じでMASAKIさんに視線が集中するのが分かりました。
嬉しそうにタオルで十手を拭いて、観客席に狙いを定めるMASAKIさん。そこからのベースソロはもう最高でした。

お願い・ロック

「『Irritation』はFirst Albumにも入ってるけど、『SHINE』以外は『流星と春の嵐』の曲ばかりで、みんなどんだけ気に入っちゃったの?っていう感じ。僕の中ではそれまでのアルバムとは、気持ちが内に向いているか、外に向いているかの違いなのね。」

「マッキーどう?」
とチューニングをしながら、いきなりMASAKIさんに話を振るLUKEさん。LUKEさんの様子を窺っていたMASAKIさんが、「きたーーあ!」って、ベースを落っことしてました。

MC

「くると思ってたんですよ。今日の話をしていいですか?」
今日、ライヴハウスに来るときに乗ったタクシーの運転手さんが、とっても失礼だったというお話をされました。

LUKEさん   「朝(マッキーに)電話したら、まだ朝シャンしてて…。」
MASAKIさん 「違います。僕は朝シャンじゃなくて朝リンシャン(?)なんです。あれ?ここウケるとこ…。」
無反応な観客席に、不審気な顔を向けてみせるMASAKIさん。リンス in シャンプーを使っていらっしゃるんだそうです。

急に可愛い口調で、「ちゃん、リン、シャン。」だったかな?何かのモノマネをするLUKEさん。
「俺、今日かわいくない?これからこれでいこうかな?」
意外なことに、え〜〜〜っ!と観客席から、結構ブーイングがありました(^ ^)。

いっけない

MASAKIさんにつられて、ちょっと下ネタへいってしまったLUKEさん。

「イメージが!」
と頭を抱えてみせた後、急にかわいこぶりっ子(^ ^)。

この路線でも構わないとは思いますが…つい笑ってしまいます。

『ココア』

歌い始めて、すぐに中断されました。
LUKEさん 「ちょっとやりなおしていい?ギターの音が大きすぎちゃった。」

「ココアを作るときは傍についててやらないとね。よくかき混ぜて、はじの方にダマがあると…ちっちっち。ダメだぜ……。よく話し合って溶かさないと。」

ココア

MASAKIさんが「すごい…。」って呟きながらよろめいてました(^ ^)。

LUKEさん  「やられちゃった?」MASAKIさんの方を見てにっこり。
MASAKIさん 「僕は飲むならなんだろう?コーヒーは飲めないんだよね。お茶もだめ。ミルクか?!」
おもむろにお乳搾りのジェスチャーをして、大口を開けるMASAKIさん。

LUKEさん  「露骨なエロはやめにしないか?ノリそうな自分が怖い、みたいな。」
LUKEさんは笑いながら、「これからミーティングを重ねてきます。」とのことでした。

『春の嵐』

観客席でブラジャーが振られてました。「マッキー、持って来たよ。」
LUKEさん  「でも、それ持って来たやつでしょう?」
ちょっと不満げなLUKEさん。
MASAKIさん 「でも心意気が嬉しいじゃないですか。ありがとうございます。でも隊長たってのご希望なので、はずしたブラを振ってくれても嬉しいです。」


繰り返し繰り返し聴いていた『流星と春の嵐』を、Shibuya O-EASTでの『Monster』を合わせると全曲ライヴで聴くことができました。覚えてしまったLUKEさんのギターはライヴでもそのままで、硬質な輝きに目眩がするほどでした。演奏している手元はあまり見られませんでしたが、同じ空気のなかでLUKEさんのギターと歌を聴けたことがとても嬉しかったです。

演奏が全て終わると、LUKEさんが最後までステージに残って、観客席に手を振ってくれました。
「係のものがご案内しますので、そのままお待ちください。」
にっこり笑いながら、礼儀正しくお辞儀をされてました。

なんだかこの日のLUKEさんは魅惑的すぎて、かなり戸惑いました。終演後の握手会では、私は顔を上げることさえできませんでした。LUKEさんの顔が見られない。かろうじて「お疲れさまでした。」と言えただけ。LUKEさんの手は大きくて温かくて、「ありがとう。」と優しく握手してくれました。あんまり胸が痛くて、一体何をやっているんだろうって思いながら、原宿駅のホームで泣きました。

(2007/11/25)