青い追憶を辿りながら

ロックばんTV

2007/06/24(日)

本日のゲストは「氣志團」の綾小路 翔さんでした。
私はこの番組を観るまで、綾小路 翔さんはDJ OZMAのひとだ、と思って完全に混同していました。DJ OZMAさんとは友人だ、という設定になっているということも知りませんでした。「氣志團」ってあのARENA37℃にも載っていた学ラン&リーゼントのグループだ、ということにも初めて気がつきました。高見沢さんとの対談を観ていて、「そうか〜、DJ OZMAさんとお友達なんだ〜。雰囲気が似てるな〜。」なんて思っていました。(←すいません(><))

高見沢さんのソロプロジェクトで、作詞を依頼するときに真っ先に思い浮かんだのが綾小路さんだった、という話を聞いて、高見沢さんと結びつかなくて、何故このひとだったのだろう、と不思議に思っていたのですが、対談を聞いているうちに綾小路さんの印象が一変しました。

高見沢さんが綾小路さんのことを、とても律儀で礼儀正しく、義理堅い、と何度も褒めていらしたので、あのDJ OZMAさんが…なんて意外に思っていたのですが(←すいません(><))、ちょっとビックリする外見からは想像もつかない程、繊細で真面目な方でした

「布団をかぶるだけで、すぐ妄想できます。」
と仰る綾小路さんは。高見沢さんでさえビックリされる程のロマンチストでもありました。『千年ロマンス』の歌詞の話になり、カッパドキアでの妄想を長々と話し始めたので、高見沢さんも、
「ホントに長いな〜。」
と眼をパチクリ。
「それ、妄想なんだよね。」
と確認された程、リアルで設定の細かい妄想でした(^▽^)。

「僕は農村から出て来た青年で、エフェスで竪琴を弾く高見沢さんに憧れるんですが、高見沢さんは気さくに飲み屋で僕に声を掛けてくれるんですよ。それで僕なんかに好きな人がいると打ち明けてくれて、最後の最後でやっと想いが叶ったのに、その女性が死んでしまって、高見沢さんもきっと後を追って死ぬんですよ。たぶん二人は星座になったんだろうな…と。」

テレビの前で、私も眼がぱちくり。
いったいどんな歌になったんだろう、とちょっと心配になりました(^ ^)。そして私の視線は綾小路さんの見事なリーゼントに釘付けでした。

リーゼント

綾小路さんは本当に真剣に、たくさんたくさんお話されてました。結構カットされていたのではないかと思うのですが、高見沢さんに聞いて欲しい気持ちが溢れているような印象を受けました。特にバンドを続けて行く迷いや悩みのお話をされていたのですが、「氣志團」の活動をよく知らない私にはちょっと分かりづらかったです。

それでも綾小路さんの真剣な気持ちが伝わってきました。
「『氣志團』の名のもとに、みんなが楽しくやれれば…」とか、「メジャーデビューしたら、好きなことばかりやってちゃいけないような…」など、バンドのメンバーを気遣う真摯な言葉に、良く分かっていないくせにこちらまで胸が痛むほどでした。

高見沢さんは、ハードスケジュールでお疲れだったと思うのですが、キラキラした瞳で真剣に話を聞いていらっしゃる姿が印象的でした。

「ジャケットきてますね〜〜。」
と綾小路さんに言われると、
「PVもすごいぞ〜。戦ってるぞ!お城で。」
と、ニコニコ高見沢さん。
30分ではちょっと物足りなかった感じでしたが、New Single『千年ロマンス』が増々楽しみになりました。早くPVも観てみたいです。

話の繋がりは忘れてしまったのですが、高見沢さんの言葉。
「ステージも終わっちゃうのは切ないけど、また次ぎがあるからできるんだよね。」
春の嵐は過ぎ去りましたが、また秋に、増々パワーアップしたTHE ALFEEに会えますように。

 (2007/07/01(更新&イラストは2007/07/10))