青い追憶を辿りながら

ロックばんTV

2007/05/27(日)

「ロックばんTV」の収録を観覧させて頂いてきました。
すたすたとステージに登場された高見沢さんは、綺麗な刺繍が施されたピンク色のスーツでした。少し眠そうに見えましたが、お元気そうでした。

つばき

まずはステージ中央で挨拶をしてくれました。最近はピックに凝っていらっしゃるとのことで、小さいピックを指に挟みながら、
「グッズで売ってるのとは違うんですけれどね。だんだん小さくなっていって、そのうち指で弾くようになる……と。」
観客席から見えな〜い、と声がかかり、ちょっと困ってました(^ ^)。
「見えないって…」

本日のゲストは「つばき」のVo&Gtの一色徳保さんでした。
ロックばんラジオ、ARENA37℃のロックばん対談にも既に呼ばれていて、このロックばんTVで完全制覇だそうです。

今回は初めて利用するスタジオだったみたいで、高見沢さんが、
「まずはVTRです。こちらをどうぞ。」
と仰った後、
「こっちってどっち?」
と、困ったように笑ったのがとても可愛かったです。(ここまではテレビでは放送されませんでした。)

ステージ両脇の、高いところにモニターがあり、高見沢さんは左のモニターを観たり、右のを観たりしてました。ついつい高見沢さんにばかりに眼がいってしまいました。VTRが終わるとゲストの入場です。椅子に腰掛けると、高見沢さんのブレスレットが机にぶつかる音が響いて、同じスタジオにいるんだな〜〜と実感しました。

一色徳保さんは明治学園の後輩なのだそうです。一番最初に会ったのはラジオだね、というお話から、
「後輩だって知ったら、高見沢さんのノリが変わりました。すっごい近くなりました。」
今日は、「つばき」の他のおふたりはオフとのことで、高見沢さんは、
「リーダーは大変だなあ。」
と、しみじみ…。

「つばき」というバンドは一色さんにとってどういう位置関係になるのか、という高見沢さんの質問に、音楽をやりやすい場所、というような話をされたのですが、高見沢さんは、

「俺にとって、アルフィーって命だよ。」

力強く仰ったので、ちょっとビックリしました。

影響を受けたアーチストは?という質問に、いくつかのバンドをあげる一色さん。
「まだいるだろう?いるだろう?もうひとつあるだろう〜?」
催促する、お茶目な高見沢さん。(^ ^)。

「アルフィーが明学って知ってた?」
と聞く高見沢さんに、一色さんはもちろん知っていたとのことでした。高見沢さんは、「よかった〜。」とニッコリ。法学部出身の一色さんは、3年でほぼ全ての単位を取って、ちゃんと卒業されたのだそうです。(拍手〜。)
「坂崎なんか1年で3単位だよ。何しに学校行ってたってギター弾きに行ってたんだよね。」
「桜井は法学部なのに六法全書持ってなかったんだよ。お前の兄貴の持って来てよ、な〜んて。」
いつものことながら、メンバーの話を嬉しそうにする高見沢さん。
「で、卒業したんですか?」との一色さんの質問に
「誰が?」
高見沢さ〜ん(^ ^)。
「学校大好きだったんで、8年も行ったよ。」

一色さんも参加された、高見沢さんのソロプロジェクトのお話になり、
「高見沢さんは意外と細かいんですよね。今の2回目のHeyはどうかな〜と言われて。」
一色さんは普段シャウトはしないので、Heyというかけ声が難しかったのだそうです。アルフィーの武道館コンサートを観たときに、高見沢さんがシャウトするんだ、と意外だったそうです。武道館の感想は、
「すごすぎてびびりました。」

そうやってレコーディングしたのが"青春ロック調"の「わかものたち」。
「若者たちと「わかものたち」を歌ってみたかった。」
と高見沢さん。レコーディングの楽しそうなお話を聞いて、ソロアルバムが増々楽しみになりました。

「高見沢さんの若いころが疑問ですね〜。」と一色さん。
「自分たちと同じことをやっていても、やり方が違うんだと思います。」
そんなことないよ、と高見沢さんは仰ってましたが、
「子供の頃の自分がタイムマシンに乗って、30代、40代の自分を見たらひっくり返ってるな。こんなんじゃやだ〜って。」

最後は、高見沢さんに自分にあうギターを相談したり、これからの夢について、いつか海外でレコーディングしてみたい、とお話されていました。収録は終始和やかな雰囲気で、楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。一色徳保さんは、観客席へさりげなく気配りして下さる、笑顔がとても素敵な方でした。

ゲストが退場された後、高見沢さんから御挨拶がありました。
「後輩ってなんだか、可愛がりたくなるよね。」
今回のソロアルバムについて、「俺は曲先だから、詞をみて曲を作るって新鮮だった。」と仰ってましたが、いろいろな方に詞を書いて頂いて、
「僕のイメージってこういうイメージなのか〜。意外と素敵じゃん。」
と思ったのだそうです(^ ^)意外とではありませんよ〜。

ぴょこっとお辞儀をして退場する高見沢さん。観客席からはすごい歓声でしたが、舞台袖に入りかけたと思ったら、くるっと戻ってきてMacBookクロちゃんを撤収。笑い声が起こりました。

  (2007/05/28更新)